ぼくのかんがえたさいきょうのとっきゅう

子供の頃好きだった車両はキハ181。
なぜなら「500馬力で強いから」。

そんな強いキハ181と、2エンジンのキハ52を連結して新大槌〜金沢(昭和30年に昭和の大合併で大槌町に合併した村域)を走る「ぼくのかんがえたさいきょうのれっしゃ」を空想していたものだった。

それがついに、30年以上の時を経て結実した。

そもそも盛鉄管内にキハ181なんて走ってなかった… わけではなく、奥羽本線の特急「つばさ」がキハ181だった頃、秋田〜仙台を北上線経由で結んでいた「あおば」が、一ノ関・北上・陸中川尻に停車していた。

ダイヤは仙台(朝)→秋田(午前)、秋田(夕方)→仙台(夜)。
仙台のサラリーマンが秋田に日帰り出張に行くには使えるダイヤかもしれない… とは思った。

結局、奥羽本線が秋田まで電化し「つばさ」が485系になった昭和50年に廃止になり、急行「きたかみ」になっている。

仙台発の多層建て急行で「陸中」でも「たざわ」でもなく「きたかみ」にグリーン車が連結されていたのは、そういう経緯もあったのだろう。

 

showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です