消防

大槌町消防団常備部が消防団に昇格か(昭和42年11月2日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌町消防団常備部が消防団に昇格か(昭和42年11月2日)

昭和42年11月2日の岩手東海新聞より。 大槌町の消防団常備部は、設置以来10年余りとなっていた。 この消防団常備部は、町の厚生課所管となっており、公務員法を適用して町職員待遇となっていた。 指揮命令系統は消防団にあるが、組織上は厚生課にあると言うことで、チグハグな面も目立っていた。 それで、消防署…
日本一の消防村・矢巾村では女子消防団員もハシゴ乗りをこなす(昭和39年11月30日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

日本一の消防村・矢巾村では女子消防団員もハシゴ乗りをこなす(昭和39年11月30日)

昭和30年11月30日の岩手日報より。 「岩手の消防を点検する」というシリーズ物の記事では、岩手県の消防力の後進性を嘆いている。 矢巾村では、この記事の書きぶりをそのまま借りると「農村古来の道徳観にマッチして若い団員たちにも全体主義的な考え方が強い。当世ふうのあまりにも開放的な若者たちにけんおを感ず…
「南部火消し」の伝統誇る盛岡市消防団の出初め式 a盛岡・岩手郡・紫波郡

「南部火消し」の伝統誇る盛岡市消防団の出初め式

昭和37年1月7日の岩手日報より。 内丸の岩手県公会堂前で盛岡市消防団の出初式が行われた。 盛岡市消防団は「南部火消し」として200年の伝統(この記事の時点で)があるのだという。 この写真のアングルは、岩手県公会堂をバックに見たものだろうか。 この頃はずいぶんと建物が密集しているイメージがある。 現…
遠野消防団の出初式 e釜石・遠野・上閉伊郡

遠野消防団の出初式

昭和37年1月6日の岩手日報より。 1月5日、遠野市消防団の出初式が行われ、913人の団員が参加した。 遠野中学校のブラスバンドを先頭に分列行進し、遠野小学校で団長が「市民の尊い生命や財産を守るため、今年もたゆまぬ努力を望みたい」と年頭のあいさつを述べた。       …
宮古で消防団のポンプ車が出動したが、酔っ払い運転で横転し5人負傷(昭和36年4月26日) d宮古・下閉伊郡

宮古で消防団のポンプ車が出動したが、酔っ払い運転で横転し5人負傷(昭和36年4月26日)

昭和36年4月26日の岩手東海新聞より。 この4月26日に日付が変わった0:50頃のこと。 宮古の鍬ケ崎で火事が発生した。 そこで、消防団のポンプ車が出動することになったが、なにしろ深夜なので消防団員は既に晩酌で酔って寝ている。 心地よい眠りを起こされて出動させられたのだ。 酔っ払い運転にはなるが、…
昭和園グランドで釜石の消防出初式(昭和36年1月6日) e釜石・遠野・上閉伊郡

昭和園グランドで釜石の消防出初式(昭和36年1月6日)

昭和36年1月6日の岩手東海新聞より。 釜石市の消防勤め式は、釜石消防署、釜石消防団の自動車23台、団員490名が参加して釜石市中島の昭和園グランドで行われた。 五葉おろしが吹き、まだ雪が残っている昭和園グランドに、ラッパの合図と共に集合し、4列横隊に整列した。 そして、人員報告の後消防統監が、「こ…
各地で初午行事(昭和31年3月16日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

各地で初午行事(昭和31年3月16日)

昭和31年3月17日河北新報岩手版より。 3月16日は、旧暦で初午にあたり、各地では火防祭などが行われた。 「初午」と言うのは、稲荷信仰に基づくものと言われ、豊作祈願をすることが多いと言う。 また、「初午が早い年は火事が多い」と言う俗信があるようで、消防団の出初め式や、火防祭を行うところもあると言う…
一関で映画館の防火訓練(昭和29年3月1日) i一関・西磐井郡

一関で映画館の防火訓練(昭和29年3月1日)

昭和29年3月1日の岩手日日より。 この記事から2年半前以上にはなるが、昭和27年1月16日に北海道小樽市で発生した映画館「富士館」の火災では7名が犠牲となり、一関の人々にもショックを与えたようである。 そこで、一関市消防本部では、一関映劇、オリオン座、新星劇場、文映の館主や映写技師や従業員なども3…
釜石町に大火が発生し22戸が全焼(昭和10年3月7日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石町に大火が発生し22戸が全焼(昭和10年3月7日)

昭和10年3月8日の岩手日報より。 3月7日の午前1時過ぎ、釜石町大渡3丁目から発火、22戸全焼したと言う火災が発生した。 出火と同時に、町役場では吏員が非常召集し救護に出動した。 そして、焼け出された避難民に炊き出しを行い、20日分の食料と、罹災資金20円、被覆は1人につき5円、学用品は3円を配給…