電話

本州で最後の手動交換局・山根局が自動通話化(昭和53年12月13日) c久慈・九戸郡

本州で最後の手動交換局・山根局が自動通話化(昭和53年12月13日)

その昔、電話は「電話番号を押せばすぐに通話できる」というものではなかった。 まずハンドルを回して電話局の交換手につなぎ、相手先の電話局と番号を言って交換手につなぐ作業をしてもらう。 その間、いったん電話を切る。 そして向こうがつなぐ作業が完了したら、交換手から電話がかかってきて「お話しください」とな…
電話料金が3分10円に(昭和45年3月25日) l全県

電話料金が3分10円に(昭和45年3月25日)

昭和45年1月30日から公衆電話は3分10円に。 しかし、下のIBC「いわてアーカイブの旅」では「3月25日から~」と書いてある。 電話局によって違いがあったのか、はたまた市内と市外の違いとか? https://www.youtube.com/watch?v=IeyGvY0_Vfg  …
一関の市外局番は「01912」となります。市内局番の「3」を忘れずに!(昭和44年2月9日) i一関・西磐井郡

一関の市外局番は「01912」となります。市内局番の「3」を忘れずに!(昭和44年2月9日)

昭和44年2月9日の岩手報知より。 一関電報電話局管内の加入電話は3,839台となっており、これ以上の増設はこの時点の設備では無理であった。 これを解決すべく。2月9日から一関局の市外局番は「01912」となり、市街地では市内局番「3」が付くことになった。 これからは「3」を頭にダイヤルしなければな…
釜石もそのうち自動電話になります!(昭和43年3月12日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石もそのうち自動電話になります!(昭和43年3月12日)

昭和43年3月12日の岩手東海新聞より。 釜石市上中島の、釜石南高校跡地に新たに電話局が建設中で、クロースバー400型交換機が整備中なのであるという。 これが運用開始すれば、釜石市内も自動通話化するのだという。 これが完成すれば、東日本の2050局とはダイヤル市外通話が、西日本1400局とは交換手の…
宮古電報電話局は4階建ての高層ビルになる予定(昭和41年10月28日) d宮古・下閉伊郡

宮古電報電話局は4階建ての高層ビルになる予定(昭和41年10月28日)

昭和41年11月1日の岩手東海新聞より。 昭和44年度に完成を目指す宮古電報電話局の自動改式局増設工事の地鎮祭と起工式は、10月28日11時から宮古市築地通りの建設現場で行われた。 起工式には、東北電気通信局長や宮古電報電話局長や、関係者来賓80名が出席して行われた。 宮古管内でも、電話架設の要望は…
釜石電報電話局「電話のない部落を解消するぞ!」(昭和39年6月15日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石電報電話局「電話のない部落を解消するぞ!」(昭和39年6月15日)

昭和39年6月15日の岩手東海新聞より。 釜石電報電話局で予定していた、昭和39年度の電話架設計画は、農村公衆電話の7台の架設工事が全て完了した。 この年に架設された農村公衆電話は以下の通り。 大槌町和野  〃 種戸  〃 金沢安瀬沢  〃 大ヶ口  〃 臼沢 釜石市栗橋町大口  〃  〃 能舟木 …
全逓労組釜石支部「別に電話の自動即時通話化に反対してる訳じゃありません」(昭和36年4月25日) e釜石・遠野・上閉伊郡

全逓労組釜石支部「別に電話の自動即時通話化に反対してる訳じゃありません」(昭和36年4月25日)

昭和36年4月25日の岩手東海新聞より。 釜石電報電話局では大槌などの近郷の各局とのダイヤル自動通話化が計画されていたようである。 そうなれば利用客は便利になるかも知れないが、電話交換嬢は要らなくなるということになる。 その「電話交換嬢が失業する」という観点から、全逓釜石支部が反対している・・・とい…
盛岡~釜石間の即時通話がスタート(昭和35年9月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡~釜石間の即時通話がスタート(昭和35年9月1日)

昭和35年9月1日の岩手東海新聞より。 盛岡~釜石間の即時通話が9月1日からスタートするのに先立ち、8月31日には接続試験が行われた。 釜石電報電話局では、釜石市長代理、釜石漁連会長などが出席した。 そして盛岡市長から釜石市長へのメッセージ交換などが行われた。 また、それまで混信がちだった通話も非常…
使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日)

昭和32年5月27日の岩手日報の広告欄より。 電話台「アカザワ号」の広告が出ているが、注目すべきは黒電話がダイヤル式であること。 当時、盛岡の電話はダイヤル式ではなく「共電式」という、受話器を上げれば電話局の交換手につながるという方式であった。 この年の8月からダイヤル式自動電話が導入されるのだが、…
盛岡には電話も電報も少なくて困ってます(昭和29年4月16日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡には電話も電報も少なくて困ってます(昭和29年4月16日)

昭和29年4月16日の岩手日報より。 「主婦の苦情袋」というシリーズものの記事より。 この回は社会福祉事務局長の奥さん。 公衆電話と電報の取扱所を増やしてもらえないか。電報は郵便局で取り扱わなくなったので不便で困っている。 この間電話を使おうと思って近所の家に行ったが留守、川徳の簡易電話所は夜6時過…
一関〜花泉の市外電話も「出んわ」解消へ(昭和29年1月5日) i一関・西磐井郡

一関〜花泉の市外電話も「出んわ」解消へ(昭和29年1月5日)

昭和29年1月5日の岩手日日より。 一関周辺の市外電話は非常に回線不足に悩んでいたと言う。 一関から千厩の電話回線はこれまで3回線であったところ新たに3回線を増設しているところであると言う。 また、千厩から摺沢の電話回線も倍にする計画であると言う。 また、西磐井郡の北上川流域の地方の各村では、一関か…
水沢の電話はあと100台加入できます!(昭和28年11月28日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢の電話はあと100台加入できます!(昭和28年11月28日)

昭和28年11月28日の胆江日日新聞より。 この時点の胆沢郡水沢町の電話加入者は865台で、水沢電報電話局は宮古・釜石と並んで6級局に昇格していた。 ケーブルの張替えや交換台の増設であと200台は入れると呼びかけていたところ、95台が新規加入、あと100台の余裕があることになった。 ただ、水沢駅東・…
水沢で加入電話70名の電話番号抽選会を行います!(昭和28年10月7日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢で加入電話70名の電話番号抽選会を行います!(昭和28年10月7日)

昭和28年10月7日の胆江日日新聞より。 水沢町や商工会議所の努力で、水沢町内にも電話回線が増設されることになった。 それで新加盟者70回線分も10月下旬までに工事が完成することとなった。 その70名の電話番号をどうするか。 この時点で水沢局内の電話番号は758番まで埋まっていたので、これに続く番号…
水沢では10月になったらいつでも電話を増設できます!(昭和28年8月29日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢では10月になったらいつでも電話を増設できます!(昭和28年8月29日)

昭和28年8月29日の胆江日日新聞より。 水沢町内でも電話加入の申し込みは増加しており、水沢町としても水沢電報電話局の協力を得て増設工事を決定した。 それもこれも、仙台からのケーブルの到着の状況次第なのだが、多少遅れるが9月中旬から工事を開始できるということだった。 この増設工事が完了すれば、この時…
電話交換嬢競技の水沢地区予選(昭和28年8月26日) h水沢・江刺・胆沢郡

電話交換嬢競技の水沢地区予選(昭和28年8月26日)

昭和28年9月1日の胆江日日新聞より。 全国電信電話協議会水沢地区予選は8月26日から3日間の日程で、水沢電報電話局で開催された。 以下のような競技種目があったという。 電話ブラッキング 交換用語 交換証作成 電信和文タイプライター通信 タイプライター二人組合せ 高速度タイプライター 和文タイプ二人…