火災

【参考】ホテルニュージャパン火災 備考※1

【参考】ホテルニュージャパン火災

昭和57年2月8日、東京・千代田区のホテルニュージャパンが火災で33人が死亡。 https://www.youtube.com/watch?v=0ts-hmNUjD4 もちろん岩手には関係のないニュースではあるが、個人的な思い出を。 この頃、小学校に入学する少し前であり、幼稚園の年長さんだった。 農…
釜石の老人ホームで避難訓練(昭和40年11月30日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の老人ホームで避難訓練(昭和40年11月30日)

昭和40年12月1日の岩手東海新聞より。 年の瀬に向けて年縄作りに一生懸命取り掛かっていたところ、11月30日に釜石の老人ホーム「五葉寮」では火災避難訓練が行われた。 非常ベルが鳴り、スピーカーから「裏手で火事が発生したので正面玄関から避難してください」と呼びかけたら、52人の入寮者がお互いかばい合…
一関一高の放火事件で夜警団が増えた結果…(昭和35年7月5日) i一関・西磐井郡

一関一高の放火事件で夜警団が増えた結果…(昭和35年7月5日)

昭和35年7月5日の岩手報知より。 この年の6月末、一関一高が放火で焼失した。 この時点では、犯人はまだ上がっていなかったので、一関市内の各町内会では夜警団を結成して警戒して歩くことになったのである。 そうすると、各町内の夜警団が、ヤアヤアと声を交わしている風景が頻繁となったのである。 そのたびに犬…
大通り・上田商店で焼け残り品大売出し(昭和33年4月19日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

大通り・上田商店で焼け残り品大売出し(昭和33年4月19日)

昭和33年4月18日の岩手日報の広告欄より。 この頃、盛岡の大通で火事があったらしい。 それで焼け残り品を大セールということになったらしい。 ところでこの上田商店というのは、あの 〽ファッションシャトー ウエダ ファッションシャトー ウ・エ・ダ ・・・のあれ?    …
東和町で巡回映画のタダ見を断られて放火(昭和32年2月15日) f花巻・稗貫郡

東和町で巡回映画のタダ見を断られて放火(昭和32年2月15日)

昭和32年2月17日の河北新報岩手版より。 東和町の仲町公会堂で映画会が開催されたが、それをただで見ようとした大工の男がいた。 映画会が開催されたが、それをただで見ようとした大工の男がいた。 もちろん断られたが、それに逆ギレしたその男は、屋根に放火したのである。 発火と同時に付近の人々が発見し、屋根…
岩手東部バス大船渡営業所で火災(昭和31年1月24日) k大船渡・陸前高田・気仙郡

岩手東部バス大船渡営業所で火災(昭和31年1月24日)

昭和31年1月25日の河北新報岩手版より。 1月24日の正午過ぎ、大船渡市の須崎橋にあった岩手東部バスの大船渡営業所で火災があり、35坪を焼いた。 ストーブの傍らのガソリンに引火したものらしい。 ただし昼間で発見は早く、モルタル建築で火が外部に漏れず、炎症を免れ、書類は外に持ち出していたことは不幸中…
火災に無防備な老朽県庁 a盛岡・岩手郡・紫波郡

火災に無防備な老朽県庁

昭和30年11月18日の岩手日報より。 明治36年(1903年)に建てられた県庁 この当時の岩手県庁は、明治36年11月に完成し、築53年であった。 53年もやってればそれは書類だって増える。 つもりに積もった書類に、火災報知機も無く火災のリスクは非常に高い状態となっていた。 そこで、火災シーズンを…
東磐井郡磐清水村でドラム缶が爆発し役場などが焼ける(昭和30年7月31日) j東磐井郡

東磐井郡磐清水村でドラム缶が爆発し役場などが焼ける(昭和30年7月31日)

昭和30年8月1日の河北新報岩手版より。 東磐井郡磐清水村の農協売店とポンプ置場の間から出火し、ドラム缶が爆発し役場や民家などが焼ける事態となった。 役場の書類は運び出して無事であったという。 原因は、アベックのタバコの不始末が原因ではないかと見られたという。      …
一関で映画館の防火訓練(昭和29年3月1日) i一関・西磐井郡

一関で映画館の防火訓練(昭和29年3月1日)

昭和29年3月1日の岩手日日より。 この記事から2年半前以上にはなるが、昭和27年1月16日に北海道小樽市で発生した映画館「富士館」の火災では7名が犠牲となり、一関の人々にもショックを与えたようである。 そこで、一関市消防本部では、一関映劇、オリオン座、新星劇場、文映の館主や映写技師や従業員なども3…
放火で逮捕された29歳の男「好きな女性(51歳)が冷たくて…」(昭和28年8月28日) h水沢・江刺・胆沢郡

放火で逮捕された29歳の男「好きな女性(51歳)が冷たくて…」(昭和28年8月28日)

昭和28年8月18日・28日の胆江日日新聞より。 東磐井郡生母村で16日に大火があった。 被害としては以下の通りとなる。 全焼 9戸 半焼 2戸 非住家全焼 33棟 罹災者 78名 損害額 24,166,800円 これを捜査していた国警前沢地区警察署では、25日に東磐井郡田河津村の29歳の男を逮捕し…
気仙郡大船渡町で大火 k大船渡・陸前高田・気仙郡

気仙郡大船渡町で大火

昭和27年2月14日の河北新報では「大船渡で47棟焼く」という見出しで、気仙郡大船渡町の大火について報じている。 日付が変わった0時過ぎに出火し、2時ごろ鎮火したのだという。 ちなみにこの時点ではまだ大船渡市は発足前で「気仙郡大船渡町」となっている。 この年の4月1日、大船渡町は盛町・赤崎村・猪川村…
盛岡農学校の寄宿舎で火災 原因は生徒のタバコ a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡農学校の寄宿舎で火災 原因は生徒のタバコ

5月15日朝8:05頃の朝礼中、紫波郡見前村の盛岡農学校の寄宿舎で火を噴いているのを教頭が発見した。 直ちに教員・生徒総動員で消火に努め、9時ごろ鎮火した。 寄宿舎の隣には15,000円相当の蚕種があったが、それは無事であったという。 原因は寄宿舎にが行っている二戸郡出身の生徒の煙草の不始末で、朝に…
釜石町に大火が発生し22戸が全焼(昭和10年3月7日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石町に大火が発生し22戸が全焼(昭和10年3月7日)

昭和10年3月8日の岩手日報より。 3月7日の午前1時過ぎ、釜石町大渡3丁目から発火、22戸全焼したと言う火災が発生した。 出火と同時に、町役場では吏員が非常召集し救護に出動した。 そして、焼け出された避難民に炊き出しを行い、20日分の食料と、罹災資金20円、被覆は1人につき5円、学用品は3円を配給…
三陸大津波2周年で県庁で避難演習(昭和10年3月3日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

三陸大津波2周年で県庁で避難演習(昭和10年3月3日)

昭和10年3月3日の岩手日報より。 昭和8年3月3日、三陸大津波は岩手県にも甚大な被害を及ぼした。 そこから2年が経過し、岩手県庁では避難演習をしたのである。 想定としては「上閉伊郡釜石港に津波の襲来があり、本県海岸一帯人畜家屋の被害甚大、盛岡市内赤十字病院裏手より発火し目下北風にあおられて延焼中」…
村議の男(29)が復縁目当てに放火 i一関・西磐井郡

村議の男(29)が復縁目当てに放火

昭和6年9月30日の岩手日報より。 記事では「世にも浅はか 男のお七 家事手伝いの功を狙って離縁の妻方に放火」とい見出しとなっている。 「お七」とは、井原西鶴「好色五人女」に登場した「八百屋お七」のこと。 八百屋のお七は、江戸の大火で近所の寺で避難生活を送ることになる。 その時に寺小姓の少年と恋仲に…
水沢区裁判所で猫を失火罪で訴える珍無類な裁判(昭和5年2月28日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢区裁判所で猫を失火罪で訴える珍無類な裁判(昭和5年2月28日)

昭和5年3月1日の岩手日報より。 失火罪で水沢区検事局から20円の罰金の略式命令を受けた33歳の女がいた。 しかし、その女は「責任は猫にあるんです」と猫を訴えることにした。 この裁判が2月28日に行われ、「猫が失火をなしたとの理由は認められない」と、結局罰金20円を言い渡されスゴスゴ退廷したという。…