DD51は「高嶺の花」だった

子供の頃読んでた鉄道の本では「ディーゼル機関車」と言えば何と言ってもDD51だった。
函館本線や山陰本線と言った非電化の幹線を堂々と走る姿はまさに「国鉄ディーゼル機関車のフラッグシップ」を感じさせた。

翻って我が山田線や釜石線はどうだったか?

DD51などという車輪(というか車軸)が6つもあるような大型の機関車は入るべくもなかった。
山田線を走っていたのはもっぱらDE10がオハ61を牽引する鈍行列車とか貨物列車だけ。

・・・と言いつつ、実はDD51は釜石線には走っていたようである。それもそのはず大橋鉱山からの鉄鉱石輸送、新日鐵釜石製鉄所への石油や石炭の輸送など、それなりに大きい需要はあったのだ。

そういう意味では「釜石に行けば見れる機関車」ではあった。
「ブルートレインも牽くような機関車」を間近で見るのは新鮮だった。

ちなみにBトレインショーティーとしてのDD51は結構走りが良い。
少なくともEB電関をNスケールにしたようなED75とは大違いである。

 

showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です