図鑑の中でしか知らないキハ10系
2020年7月11日 2020年11月20日
山田線で一番多く見たのはやはりキハ52だった。
それが「20系気動車」という系列であり、キハ52はエンジンが2つあって急勾配でも登れる・・・ということを図鑑で知ったものだった。
そして、山田線や釜石線はそんな「2エンジン車が必要な急勾配の多い路線」だったのだ。
そんなキハ20系の前に、「10系気動車」というのが存在していた、というのもまた図鑑で走っていた。
キハ52よりスリムなそのディーゼルカーを、一度見てみたいと思っていたのだが全く見たことが無かった。
キハ55なら見たことがあるのだが・・・ 何が悪いのか? 窓が小さいことが悪いの?
ただ、昭和51年に山田線を旅行された方のブログによれば、山田線の盛岡~宮古間でキハ51が入っていたこともあるという。
また、「きはゆに資料室」のキハ51のページを見る限りでは、昭和56年まで盛岡機関区に配置されていたという。
昭和56年まで、となると、もしかすればキハ51をリアルで見ていたかもしれない。
いずれ、物心ついた時点で既に遠い存在になろうとしていたのは確かだった。