盛岡民衆駅の記憶
2020年7月13日
現在の新幹線が発着する以前の盛岡駅の記憶はうっすらとある。
2階建てのコンクリートの駅で、屋根上に「もりおか駅」とあったような気がした。
そうそう。まさにこの駅である。
そして2階だったか地下に、デパートがあった記憶がある。
駅前のバスターミナルからは、中央バスカラーのバスや、国際興業から持ってきたバスを塗り替えないで走らせているものもあったはずだ。
昭和34年建築のこの駅舎は、昭和57年の新幹線開業の時には無くなっていたわけで、この駅舎はかなり幼い時の記憶ということになる。
昔であれば、10系寝台車を連ねた急行「十和田」が上野に向けて出ていたかもしれない。
東北本線の盛岡電化は昭和40年なので、それまではc61が牽引する「いわて」やキハ55「くりこま」などが出入りしていたであろう。
そんな時代を経験してみたかった・・・