上有住駅の洞窟は「滝観洞」と命名(S41.7.12岩手東海新聞)
1966年7月12日
2025年6月19日
昭和41年7月10日13時、釜石線上有住駅構内にある大洞窟の命名式を兼ねた洞窟開きが行われた。住田町長や町議会議長、観光関係者らが出席し、1000人以上の観光客が詰めかけて駅周辺は賑わった。洞窟の名称は「滝観洞」と発表され、盛大な拍手が送られた。この洞窟は入口から約880メートル奥に、日本一の高さを誇る29メートルの洞内滝を擁し、滝壺から岸壁に至るまで全てが大理石であるという。他には「リアス洞」「五葉洞」「風恋洞」といった名称の応募もあった。