県内では高校進学率に偏り(S30.11.27岩手日報)

岩手県高校教員組合が行った定時制高校の実態調査の中間報告によると、県内の定時制教育は全国平均と比べて財政面などで後進的であることが明らかになった。県では定時制高校の統廃合が進められていたが、高教祖はこれを教育の発展ではなく破壊と捉え、現場の教員の手で勤労青少年対策を築こうとしていた。盛岡や穀倉地帯では高校進学率が比較的高かった一方、県北では極端に低く、その背景には貧困があり、家庭の経済的・意識的な事情も進学の障壁となっていた。


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