e釜石・遠野・上閉伊郡 4 12月 1965 朝鮮人、殺人未遂(見出し原文ママ)(昭和40年12月4日) 昭和40年12月4日の岩手東海新聞より。 この日、釜石市大渡町1丁目にある朝鮮会館内で、朝鮮人同士が丸棒で暴行して瀕死の重傷を負わせた殺したものと思って釜石警察署に自首すると言う事件があった。 幸いでも被害者は一命は取りとめたようであった。 原因は、11月17日に新潟港から北鮮(原文ママ)新帰国する… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 22 10月 1965 釜石で集団就職くずれの不良少年が恐喝事件(S40.10.22岩手日報) 集団就職で東京に行ったものの仕事に馴染めず釜石に戻ってきた少年が不良化し恐喝事件。… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 22 10月 1965 山田町の町章は山口相互銀行の行章のパクリではないと分かったが…(昭和40年10月22日) 昭和40年10月22日の岩手日報より。 山田町の町章は、山口相互銀行のパクリではないかと指摘された。 結局、その指摘は真実ではないということになったが、しばらく町章を使用するのは控えようということになった。 ちなみに、現在の町章はこの5年後の昭和45年に制定された。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 10月 1965 盛岡・東宝第一映画劇場の殺人事件(昭和40年10月14日) 木曜日の夜 昭和40年10月14日、木曜日の夜のこと。 盛岡最大の歓楽街となった映画館通りの、まさに映画館である東宝第一劇場では「国際秘密警察 鍵の鍵」と「けものみち」を二本立てで上映していた。 このうち夜の部の会場は17時50分。 南側の便所で、22~23歳の若い男が血まみれになって倒れていた。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 10月 1965 馬場検事総長が「くりこま1号」で来盛(昭和40年10月14日) 昭和40年10月15日の岩手日報より。 馬場義次検事総長が、東北5県の地方検察庁の視察のために、急行「くりこま1号」で盛岡に来た。 この馬場検事総長、昭和32年には売春汚職事件で検察内部の権力争いを繰り広げ、偽情報をつかませて読売の記者を自殺にまで追い込んだという。 … 続きを読む
l全県 9 10月 1965 岩手でも蔓延る「睡眠薬遊び」(昭和40年10月9日) 昭和40年10月9日の岩手日報より。 この時期、若者の睡眠薬遊びやシンナー遊びが社会問題になっていたようだが、岩手でもそれは例外ではなかったようだ。 この記事では、その被害を説いている。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 4月 1965 盛岡・義妹一家鏖殺事件(S40.4.21) 昭和40年4月21日、岩手県盛岡市下厨川の開拓地で、農業を営む一家が襲撃される事件が発生しました。午後8時30分頃、加害者である夫の兄が、弟夫婦の家を訪れました。この家は、戦後の払い下げ地で建てられた木造二階建ての住宅兼牛舎で、弟は家畜商として成功し、裕福な生活を送っていました。 加害者は金銭的困窮… 続きを読む
i一関・西磐井郡 3 3月 1965 一関の連続放火事件(S40.3.3) 昭和40年3月3日、岩手県一関市の県立一関第二高等学校で放火未遂事件が発生した。2年A組教室のカーテンが燃えているのを近隣の子どもたちが発見し、付近の住民が窓を破って消火した。翌日3月4日夜には、再び同校で火災が発生し、校舎の大部分が焼失した。この一連の事件を受け、一関警察署は特別捜査本部を設置し、… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 1月 1965 西下台町の放火殺人事件(S40.1.14) 昭和40年1月14日、岩手県盛岡市西下台の新興住宅地で発生した火災現場から、独身男性が殺害された状態で発見されました。被害者は岩手県北部の資産家の息子で、盛岡市西下台にある一戸建てで一人暮らしをしていました。彼はアパート経営と生命保険の外交員を兼業し、地域で信頼を得ていました。頭部に致命的な傷を負い… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 18 12月 1964 川井村の薪炭商夫婦殺害事件(S39.12.18) 昭和39年12月18日、岩手県下閉伊郡川井村中屋敷で、夫婦が猟銃で射殺される事件が発生した。同日午前11時30分頃、近隣住民が夫婦の遺体を発見し、宮古警察署に通報。現場は無施錠の出入口、障子の隙間、鮮明に残された足跡などから計画的な犯行をうかがわせるものであった。夫婦は寝室で倒れており、大量の血液が… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 2 11月 1964 花巻で踏切報知機にいたずらする列車妨害が相次ぐ(昭和39年11月2日) 昭和39年11月2日の岩手日報より。 この時期、東北本線の花巻~村崎野間で列車妨害が相次いでいたという。 昭和38年10月25日以来、コンクリートトラフや鉄道標識が抜かれて線路にばらまかれるなどの悪質な列車妨害が13件続いていたという。 昭和39年11月1日には、下り197貨物列車が花巻市南城地内で… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 2 8月 1964 釜石で原水禁世界大会の募金詐欺(昭和39年8月2日) 昭和39年8月2日の岩手日報より。 釜石では、原水禁世界大会の募金を名乗る詐欺が横行していたようで、釜石市役所から詐欺に気をつけるよう御触れが出ている。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 10 6月 1964 遠野で「忍者部隊」を真似た小学生が盗み・宮古で国道沿いに花壇(S39.6.10岩手東海新聞) 遠野で、当時のテレビ番組「忍者部隊月光」を真似て窃盗をする小学生が出たという。 また、宮古では一級国道の開通に合わせて花壇の整備と。 それまで二級国道111号線であったところ、昭和38年4月1日に指定替えされて一級国道45号線になったもの。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 4 1月 1964 釜石の刺傷ざたが市民の献血で救われる(昭和39年1月4日) 昭和39年1月6日の岩手東海新聞より。 港町・釜石は常に流れ者が絶えず、喧嘩も勃発していたが、ついにナイフでの刺傷沙汰になってしまった。 刺された方は、県立釜石病院に運ばれたが、生命危篤となっていた。 このような時、献血を呼びかけ、この時はギリギリのところで助かったのだと言う。 このこ… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 4 1月 1964 釜石の江利チエミ公演詐欺の顛末(昭和39年1月4日) 昭和39年1月4日の岩手東海新聞より。 昭和37年に釜石で江利チエミ公演詐欺があったようで、今度こそはと本物の江利チエミの所属会社に交渉してきてもらうことに。 … 続きを読む
g北上・和賀郡 15 12月 1963 北上の「死体なき」嬰児殺し(S38.12.15) 昭和38年12月15日午後9時20分頃、岩手県北上市黒沢尻町内の珊瑚橋で、28歳のタクシー運転手が女性関係のもつれから前妻との間に生まれた長男(生後8か月)を「足手まとい」として北上川に投げ入れ殺害したとされる事件が発生した。遺体は発見されず「死体なき殺人事件」として注目を集めたが、昭和41年3月3… 続きを読む
i一関・西磐井郡 13 9月 1963 一関で暴力団員がお手柄!?(昭和38年9月13日) 昭和38年9月14日の岩手報知より。 9月13日の夜8時ごろ、一関市内大町銀座のマーケット内で、昔の雇い主の飲食店主が小切手の横領犯人をばったり見つけたのだと言う。 捕まえようとしたが逃げられたので、周囲にも協力を頼んで捕まえることにした。 果たして、一関小学校の校庭でその男を捕まえたのは、松葉会の… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 28 5月 1963 盛岡少年院に「イレズミを除去する器械」 昭和38年5月28日の岩手日報より。 盛岡少年院に、入れ墨をとる器械が入ったのだという。 正式には「自動調節付き電気メス」というのだそうで、真空管から電気メスに6.83メガサイクルの高周波を発信させ、メスと人体表面との接触部分に破壊作用を起こさせる仕組みなのだという。 東北地方の少年院ではここにしか… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 27 5月 1963 宮古の誘拐事件(S38.5.27) 昭和38年5月27日、岩手県宮古市で水産業を営む資産家宅に脅迫電話がかかる。犯人は「子供を預かっている。現金20万円を比古神社に持って来なければ命はない」と脅迫。資産家の中学1年生の次男(当時13歳)が誘拐され、藤原小学校校庭に呼び出された後、閉伊川堤防にある水防小屋(宮古市建設課管理)に監禁された… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 5 4月 1963 盛岡鉄道公安室が急行「おいらせ」車内の無法者を下車させる(昭和38年4月5日) 昭和38年4月7日の岩手日報より。 この時期、列車内での暴力が問題に乗っていた。 4月5日の7時過ぎ、上野行きの急行「おいらせ」の車内で、車内が満員であるにもかかわらず座席を広く占有して、他の曲に注意されても聞き入れないで眠ったふりをしていた酔っ払いの東京都内の工員を、盛岡駅到着と同時に、盛岡鉄道公… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 4月 1963 松尾村の行商人殺し事件(S38.4.1) 昭和38年4月1日、岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市)で、行商人の女性が殺害される事件が発生しました。当日午前11時頃、小学生2人が津軽街道高川橋付近の川原で遊んでいる最中、県営赤川砂利採取場の休憩小屋近くで頭部や顔面に損傷を負った女性の遺体を発見しました。遺体は、小屋の北側軒下に仰向けで倒れてお… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 1 1月 1963 「日本のチベット」の飯場で喧嘩殺人(S38.1.1) 昭和38年1月1日、岩手県岩泉町安家地区で新年交賀会が行われていた中、岩泉警察署安家駐在所の巡査が、国有林内の飯場で喧嘩があり負傷者がいるとの報告を受けた。地元消防団員や安家診療所の医師の協力を得て15キロ離れた現場に向かい、負傷者である33歳の男性が頭部外傷で重体であることを確認。四輪駆動車を手配… 続きを読む
i一関・西磐井郡 30 7月 1962 暴力団監禁リンチ事件(S37.7.30) 昭和37年7月24日、松葉会岩手支部長の内妻が、多額の借財を理由に身の危険を感じ、松葉会の若い組員とともに岩手県一関市から逃亡。2人は宮城県古川市を経て、最終的に塩釜市旭町の旅館「寿旅館」に潜伏しました。 7月30日正午過ぎ、松葉会岩手支部長を含む4名が塩釜市旭町の「寿旅館」を訪れ、内妻と組員を発見… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 5 7月 1962 女性が薄着で歩くと痴漢が増えますよ!(昭和37年7月5日) 昭和37年7月5日の岩手東海新聞より。 釜石は、前年に市役所女性職員殺害事件が発生するなど、女性にとっても全く恐ろしい町となっていた。 岩手県警本部では「普段から注意してスキを与えないように」と呼びかけていた。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 4 7月 1962 盛岡の非行少女を大槌のカフェーに売り飛ばす(S37.7.4岩手東海新聞) 釜石警察署は、大槌町内のカフェの女店主を逮捕した。 盛岡市内の中学校を卒業した3人の少女を働かせていたのだという。 この少女たちは、中学校にも碌に行かない非行少女であったという。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 4 7月 1962 ハリキリさん「電車で隣に座った美人」(昭和37年7月4日) 昭和37年7月4日の岩手東海新聞より。 この当時東海新聞に連載されていた4コマ漫画は「ハリキリさん」。 今回は電車の中。 主人公の隣に美人が座ってきて、もたれかかってくる。 なかなかラッキーな瞬間であるように思えるが、帰宅すると財布がない。 つまりあの美人は女スリだったのだ! ところで… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 7 6月 1962 花巻のDQN中学生3人組が水沢駅前で前で御用(昭和37年6月7日) 昭和37年6月9日の胆江日日新聞より。 花巻のDQN中学生3人組が、花巻市内の雑貨店や、北上の黒沢尻東小学校に侵入して盗みを働き、その金でタクシーで水沢まで来たところ、水沢駅前交番の警察官に御用になったのだという。 終戦から17年が経過していたが「アプレ」という言い方は健在だったようだ。  … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 7 12月 1961 水沢の神社の屋根裏からピストルと銃弾を発見(昭和36年12月7日) 昭和36年12月11日の胆江日日新聞より。 12月7日、水沢市黒石町の岩手堰神社で屋根を修理していると、天井裏からピストル3丁と銃弾192発が発見された。 すぐに、水沢警察署に届けられれたが、これは14年式拳銃2丁とブローニング拳銃1丁であった。 神主も持ち主は全然知らないと言う。 おそらくは、終戦… 続きを読む
g北上・和賀郡 15 11月 1961 湯田村でダイナマイト盗まれる(昭和36年11月15日) 昭和36年11月16日の胆江日日新聞より。 水沢市の火薬店では、和賀郡湯田村の国有林内に倉庫を持っていた。 そこに、11月15日の未明に賊が侵入してダイナマイトを盗んで行ったというのである。 物騒なものが盗まれたというので、所轄の北上署から水沢署に連絡があり、緊急体制を開始したという。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 24 7月 1961 オットセイ密漁事件で逮捕された大槌の漁船の機関士に釈放嘆願(昭和36年7月24日) 昭和36年7月24日の岩手東海新聞より。 大槌でオットセイ密漁事件で6人が逮捕されたうち、漁船の機関士を釈放してほしいと漁業関係者から釈放嘆願が上がっている。 これは、最盛期に入っているイカ釣り漁船の機関士であり、この機関士がいないと乗組員10名やその家族の生活圏が脅かされるからである。 大槌漁協の… 続きを読む