i一関・西磐井郡 9 9月 1963 急行列車の愛称名が簡素化されます(昭和38年9月9日) 昭和38年9月9日の岩手報知より。 国鉄一関管理所は、東北支社で急行の愛称に使われている名前を10月から簡素化するという。 急行は「第一」「第二」、準急は「1号」「2号」で区別するという。 上野行 常磐線経由:十和田 東北本線経由:おいらせ、八甲田 奥羽本線経由:つがる 盛岡行 いわて 宮古行 陸中… 続きを読む
i一関・西磐井郡 7 9月 1963 一関市では乳幼児の国保10割給付で乳幼児の死亡減少(昭和38年9月7日) 昭和38年9月7日の岩手報知より。 一関市では国民健康保険の新しい措置として、4月1日から生まれて6ヶ月以内の乳幼児の保険を全額負担とすることにした。 それから6ヶ月が経とうとしているが、乳幼児の死亡率が見事に減少しているという。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 7 9月 1963 岩谷堂公民館で婦人学級「意思の弱い子を如何して強くするか」(昭和38年9月7日) 昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 来る9月7日は、岩谷堂公民館で婦人学級「意思の弱い子を如何して強くするか」についての講演会を行う。 講師は以下の通り。 江刺保険所長 岩谷堂幼稚園教諭 岩谷堂小学校教諭 江刺第一中学校教諭 岩谷堂高校教諭 ・・・というか、そんな方法があるなら自分… 続きを読む
i一関・西磐井郡 4 9月 1963 一関市内の銭湯が入浴料を18円→24円に値上げさせてほしいと要望(昭和38年9月4日) 昭和38年9月4日の岩手報知より。 一関市内の銭湯は、燃料費や人件費の高騰から入浴料を大人18円から24円に値上げさせてほしいと一関市に要望した。 それまでは、大人18円、中人14円、小人7円、洗髪10円であったが、経営が成り立たないので大人24円程度に値上げしてほしいというものであった。 値上げ問… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 3 9月 1963 仙台の丸光が釜石に進出する話に商店街がショック(昭和38年9月3日) 昭和38年9月3日の岩手東海新聞より。 昭和34分に仙人道路が開通してから、釜石市内の経済界は、盛岡や仙台などの釜石市外の資本の進出に戦々恐々であった。 その状態に一段落したように見えたが、ここへきて、仙台の丸光デパートが釜石に進出すると言う話が具体化しているということがわかった。 計画では、地下1… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 3 9月 1963 女子プロ野球が江刺で試合(昭和38年9月3日) 昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 昭和20年代の女子プロ野球はこの時期でもあったようである。 サロンパスのチームが江刺に来て試合をして行った。 結果は以下の通り。 サロンパス0ー1市役所 サロンパス3ー2商工会 サロンパスがいずれも専攻だが、これはホームが地元チームだから、という… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 27 5月 1963 宮古の誘拐事件(S38.5.27) 昭和38年5月27日、岩手県宮古市で水産業を営む資産家宅に脅迫電話がかかる。犯人は「子供を預かっている。現金20万円を比古神社に持って来なければ命はない」と脅迫。資産家の中学1年生の次男(当時13歳)が誘拐され、藤原小学校校庭に呼び出された後、閉伊川堤防にある水防小屋(宮古市建設課管理)に監禁された… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 5 4月 1963 盛岡鉄道公安室が急行「おいらせ」車内の無法者を下車させる(昭和38年4月5日) 昭和38年4月7日の岩手日報より。 この時期、列車内での暴力が問題に乗っていた。 4月5日の7時過ぎ、上野行きの急行「おいらせ」の車内で、車内が満員であるにもかかわらず座席を広く占有して、他の曲に注意されても聞き入れないで眠ったふりをしていた酔っ払いの東京都内の工員を、盛岡駅到着と同時に、盛岡鉄道公… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 4月 1963 松尾村の行商人殺し事件(S38.4.1) 昭和38年4月1日、岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市)で、行商人の女性が殺害される事件が発生しました。当日午前11時頃、小学生2人が津軽街道高川橋付近の川原で遊んでいる最中、県営赤川砂利採取場の休憩小屋近くで頭部や顔面に損傷を負った女性の遺体を発見しました。遺体は、小屋の北側軒下に仰向けで倒れてお… 続きを読む
l全県 30 3月 1963 観光バスが駅のトイレを使うなら1台につき100円頂きます 昭和38年3月30日の岩手日報より。 この時期になると、観光客のバスのシェアが増大したようで、国鉄の経営にも影響するようになってきた。 その観光バスはというと、駅に立ち寄ってトイレ休憩をする。 その清掃や汲み取りの費用は当然国鉄持ち。 そんな理不尽なことがあっていいだろうかと盛鉄局では、1台につき1… 続きを読む
m県外・参考 29 3月 1963 国立高専は入学取消が続出 昭和38年3月29日の岩手日報より。 昭和36年から「高等専門学校」という制度が始まり、この時点で全国に24校の国立高専が開校していた。 これは技術者不足の解消を目的として全国に開校したもので、各都市で誘致合戦が繰り広げられていた。 ちなみに一関高専は昭和39年の開校なので、この時点ではまだなく、最… 続きを読む
備考※1 17 3月 1963 【参考】サリドマイド薬害 昭和38年3月17日の中日ニュースより。 岩手県にも患者はいたのだろうか。 https://youtu.be/XAvVlVZH1EU… 続きを読む
備考※1 1 2月 1963 【参考】北陸で三八豪雪 中日ニュースより。 福井・石川・富山で記録的な豪雪で交通はマヒ状態。 https://www.youtube.com/watch?v=41H98pASWnU… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 1 1月 1963 「日本のチベット」の飯場で喧嘩殺人(S38.1.1) 昭和38年1月1日、岩手県岩泉町安家地区で新年交賀会が行われていた中、岩泉警察署安家駐在所の巡査が、国有林内の飯場で喧嘩があり負傷者がいるとの報告を受けた。地元消防団員や安家診療所の医師の協力を得て15キロ離れた現場に向かい、負傷者である33歳の男性が頭部外傷で重体であることを確認。四輪駆動車を手配… 続きを読む
i一関・西磐井郡 5 9月 1962 平泉町で一関市との合併について大衆討論会(昭和37年9月5日) 昭和37年9月5日の岩手報知より。 平泉町商工振興会では、9月10日から15日の間に、一関市と平泉町合併問題に関して大衆討論会を開く準備を進めていると言う。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 30 7月 1962 暴力団監禁リンチ事件(S37.7.30) 昭和37年7月24日、松葉会岩手支部長の内妻が、多額の借財を理由に身の危険を感じ、松葉会の若い組員とともに岩手県一関市から逃亡。2人は宮城県古川市を経て、最終的に塩釜市旭町の旅館「寿旅館」に潜伏しました。 7月30日正午過ぎ、松葉会岩手支部長を含む4名が塩釜市旭町の「寿旅館」を訪れ、内妻と組員を発見… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 26 7月 1962 病気の父親のためにウナギを密漁しようとしたら感電死(昭和37年7月26日) 昭和37年7月28日の胆江日日新聞より。 水沢市の佐倉河に住む29歳の男は、土用の丑の日に、病気の父にウナギを食べさせるために、付近の谷地川に自宅の作業場から電線を引いて密漁をしようと思っていたら感電死したと言う。 この29歳の男性、水沢市青年協会の会長や、水沢市相撲協会の大関など、多方面で活躍して… 続きを読む
事故 3 5月 1962 【参考】三河島事故 中日ニュースより。 常磐線で国電と貨物列車が衝突する三河島事故。 https://www.youtube.com/watch?v=syM9dAdNNfo… 続きを読む
l全県 8 1月 1962 4月から複式学級の教員の手当増額します(昭和37年1月8日) 昭和37年1月8日の岩手日報より。 へき地の学校は人数が少なすぎて。2学年以上の児童・生徒を1人の教員が教える「複式学級」がかなり存在した。 岩手県の場合はこの時点で以下の通りだった。 小学校(599学級) 2学年受け持ち・・・396 3学年以上受け持ち・・・177 全学年受け持ち・・・26 中学校… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 19 12月 1961 江刺市にも市営バス計画があった(昭和36年12月19日) 昭和36年12月20日の胆江日日新聞より。 12月19日に行われた江刺市議会では、市営バス計画に関して質問が出たようである。 市長はこれに対し「江刺市にとってバスは唯一の交通機関。そのバスが争議行為などで運行が中止されることの無いよう、全国の市営バスについて調査したい」と回答した。 &… 続きを読む
c久慈・九戸郡 4 12月 1961 じぇじぇじぇ!高校の潜水科の設備充実してけろ!(昭和36年12月4日) 昭和36年12月4日のデーリー東北より。 種市町は、久慈高校種市分校潜水科の施設の充実に力を注いでいたが、なにぶんにも町だけの予算では難しいので、町や学校や潜水協会などの関係機関が一丸となって県議会に予算の増額を陳情することになった。 久慈高校種市分校に潜水科ができたのは、昭和27年のことであり、町… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 29 11月 1961 豚肉相場は下り坂(昭和36年11月29日) 昭和36年11月29日の胆江日日新聞より。 岩手県経済連によると、東京芝浦での豚肉相場はキロ260円でまたも下がることとなった。 前年は「有史以来の高値」だったそうで413円にもなったものが、153円も下がってしまったことになる。 中旬から連日1日2000頭以上の大量入荷が続いて小売業者が買い控えた… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 29 11月 1961 木炭相場は上がる一方だが輸送難で出荷できず・・・(昭和36年11月29日) 昭和36年11月29日の胆江日日新聞より。 京浜地区における木炭相場は上がる一方で、岩手ものの黒ナラ木炭は1俵550円と、前年に比べ60円も高かったのだという。 この調子なら570~580円にはなるのではないかともいわれていた。 しかし、産地ではと言うと生産が少ないにもかかわらず輸送難(貨車不足?)… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 27 11月 1961 県内バス5社労組が一斉にストで戦後最悪の交通マヒ(昭和36年11月27日) 昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 県内5社(岩手中央バス・花巻バス・花巻電鉄バス・岩手県南バス・岩手東部バス)のバス労組は、この日の朝5時から全面ストに入ることになった。 5社の経営側も対応を協議したが、5社で要求が統一されているわけではなく、特に県南バスが異なっているので協議も難航した。… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 27 11月 1961 江刺・赤金鉱山の住民「小学校の学区をバスの本数の多い方にして欲しい」(昭和36年11月27日) 昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 江刺市伊手の奥には同和鉱業赤金鉱山があった。 この赤金地区の児童90人は、4km離れた上伊手小学校に通っていたのだが、その上伊手に行くバスは1日6回しかないのだという。 しかし、5km離れた伊手小学校であればバスの便は33本あるので、こちらの方が通いやすい… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 27 11月 1961 水沢一高が日大の準付属に(昭和36年11月27日) 昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 水沢にある私立校・水沢第一高校が昭和37年度から日本大学の準付属校になるという。 純然たる付属校になるためには、経営陣自体が日大から来なければいけないらしい。 それで、経営陣はあくまで地元からということで準付属校になることになったのだという。 日大への進学… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 24 11月 1961 金ヶ崎町長と江刺市長が金ヶ崎駅の貨物廃止反対の陳情(昭和36年11月24日) 昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 東北本線の金ヶ崎駅は貨物の取り扱いを廃止する予定であるという。 これに対し、江刺市長と金ヶ崎町長は廃止反対の陳情を盛鉄局に対して行うという。 しかし、盛鉄局としては貨物集約の方針は全国的なものであり、計画の変更は困難であるという。 駅前の稲瀬農協(江刺市)… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 23 11月 1961 地主「水沢競馬を廃止してほしい。もう充分儲けたろう?」(昭和36年11月23日) 昭和36年11月23日の胆江日日新聞より。 水沢競馬上の土地所有者達で結成する土地擁護組合は、競馬場の走路の変換と、耕地への地目変換措置を要望していた。 水沢市は赤字再建団体(記事原文ママ)であったところ、黒字が近くなり競馬に頼らなくても財政が健全化するだろうというはらからだった。 しかし水沢市にし… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 21 11月 1961 前沢高校が廃校の噂!?(昭和36年11月21日) 昭和36年11月23日の胆江日日新聞より。 この時期、岩手県内では「学力テスト問題」で揺れていた。 その「学テ問題に関する公聴会」を11月19日に水沢商業高校で開いていたときのこと。 岩教組の書記長が盛岡から来て「求人難にあえぐ商業界のために、高校は優秀な人しか行かせないことにしたようだ。それで県内… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 21 11月 1961 全逓の超勤拒否闘争で郵便物の遅滞が予想されます(昭和36年11月21日) 昭和36年11月21日の胆江日日新聞より。 水沢郵便局は「11月末に全逓の超勤拒否闘争で郵便物の滞貨が予想されるので、年賀状などはお早めに」とお知らせを出した。 … 続きを読む