日: 1927年1月13日

盛岡で流行性感冒が大はやり(S2.1.13岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で流行性感冒が大はやり(S2.1.13岩手日報)

昭和2年の年明け早々、盛岡では流行性感冒(いわゆる流感)が急速に拡大し、市内の医療機関が慌ただしさを増していた。市民の間でも不安が広がり、新聞紙上では予防と対策の重要性が呼びかけられている。 この流感について、当時の岩手病院内科部長は次のように語っている。 「死亡率は非常に低いが、悪性で注意を要する…