とどろき 昭和

釜石ロータリークラブが釜石駅に電気時計を寄贈(昭和37年6月30日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石ロータリークラブが釜石駅に電気時計を寄贈(昭和37年6月30日)

昭和37年7月2日の岩手東海新聞より。 6月30日、釜石ロータリークラブでは、釜石駅に直径1メートルの大型電気時計を送り、釜石駅の正面玄関の上に取り付けたと言う。 釜石では、それまで「釜石時間」と言って時間にルーズだったようであるが、その追放を願って時計を送ったのだと言う。    …
水沢の繁華街に熊が現れる!?(昭和37年6月19日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢の繁華街に熊が現れる!?(昭和37年6月19日)

昭和37年6月19日の胆江日日新聞より。 一面に「繁華街に熊現れる」と言う物騒な見出しのニュース。 とは言っても、これがビール会社のビールの宣伝のために熊のロボットを作ったと言うもの。 フサッポロビールが、北海道駒ヶ岳の山麓で捕まえた2歳6ヶ月のヒグマの毛皮を、本物のように作り上げて、体の中にはスピ…
花巻のDQN中学生3人組が水沢駅前で前で御用(昭和37年6月7日) f花巻・稗貫郡

花巻のDQN中学生3人組が水沢駅前で前で御用(昭和37年6月7日)

昭和37年6月9日の胆江日日新聞より。 花巻のDQN中学生3人組が、花巻市内の雑貨店や、北上の黒沢尻東小学校に侵入して盗みを働き、その金でタクシーで水沢まで来たところ、水沢駅前交番の警察官に御用になったのだという。 終戦から17年が経過していたが「アプレ」という言い方は健在だったようだ。  …
水沢・岩谷堂の電話局に自動電話新架設900台(昭和37年4月6日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢・岩谷堂の電話局に自動電話新架設900台(昭和37年4月6日)

昭和37年4月6日の胆江日日新聞より。 電電公社岩手電気通信部では、水沢電報電話局と岩谷堂電報電話局の新庁舎完成に伴う自動電話取り付け加入数を検討中であった。 そのうち、水沢は789、岩谷堂は155の計944に決まった。 この時点で、水沢市内の加入数は1357、岩谷堂516で、これに新規申し込みを加…
江刺出身の前田川を激励する会(昭和37年2月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺出身の前田川を激励する会(昭和37年2月12日)

昭和37年2月19日の岩手民声新聞より。 江刺市稲瀬出身の前田川を励ます会が2月12日に江刺市役所ホールで開かれ、130人が集まった。 昭和37年の初場所では、東前頭6枚目で5勝10敗と負け越していた。 それでなくとも好不調の波の激しい力士だったようだ。 前田川は揃いの紋付羽織で威儀を正して参加し、…
県立江刺病院にガストロカメラとレントゲン導入(昭和37年2月5日) h水沢・江刺・胆沢郡

県立江刺病院にガストロカメラとレントゲン導入(昭和37年2月5日)

昭和37年2月5日の岩手民声新聞より。 前年来、本館建設など江刺唯一の総合病院として施設の充実を進めている県立江刺病院に、最新式のレントゲン撮影機1台と、胃を調べるガストロカメラ2台が導入されることになった。 レントゲンは島津製作所製で、購入額も2,800,000円と、旧式の2倍以上するものである。…
盛岡河川漁協が簗川でサケの稚魚の放流(昭和37年1月14日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡河川漁協が簗川でサケの稚魚の放流(昭和37年1月14日)

昭和37年1月14日の岩手日報より。 盛岡市神子田町(かつて市立病院があったあたり)の盛岡河川漁協は、簗川でこの年初めてのサケの稚魚の放流を行った。 前年の11月に北上川や簗川に遡上した親サケから採卵し、簗川で孵化した10万尾を放流したのである。 放流された稚魚は、群れを成して本流へ巣立っていった。…