備考※2AI

岩泉の独居老人殺人事件(S55.12.27) d宮古・下閉伊郡

岩泉の独居老人殺人事件(S55.12.27)

昭和55年12月末、岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉で、一人暮らしの64歳の造林作業員が自宅で殺害される事件が発生した。12月27日午後7時45分頃、被害者の長男(32歳)が訪ねた際に遺体を発見し、岩泉署に届け出た。 被害者は寝室で上半身裸のまま、右側頭部から頭頂部にかけて鈍器で5カ所殴られ、脳損傷で死亡し…
東北新幹線が大宮暫定開業に決定(55.12.24) e釜石・遠野・上閉伊郡

東北新幹線が大宮暫定開業に決定(55.12.24)

東北新幹線の盛岡〜東京間の全線開通はさらに遅れ、当面は盛岡〜大宮間のみの「暫定開業」となり、昭和57年春を目標とする方針が、昭和55年12月24日に正式決定した。しかし県民の期待を裏切る形となり、開業遅延に強い不満が噴出した。盛岡駅前の再開発やホテル建設など、多くの公共・民間計画も開業見込みのズレで…
史上最悪の冷害を激甚災害に指定(S55.11.20) l全県

史上最悪の冷害を激甚災害に指定(S55.11.20)

1980年(昭和55年)の岩手県は、7月以降の異常低温・長雨・日照不足という「気象三悪」に見舞われ、戦後最悪の冷害となった。盛岡では8月の平均気温が平年より4.2度も低く、真夏日はゼロ。宮古では観測史上最低の18.0度を記録した。 県内の農作物被害総額は約682億円に達し、1955年(昭和30年)の…
岩手県交通の泥沼の労使紛争がやっと妥結(S55.10.21) l全県

岩手県交通の泥沼の労使紛争がやっと妥結(S55.10.21)

岩手県交通の再建合理化紛争は、かつて岩手の春の風物詩とも称されたストライキの中でも、特に激しい足跡を残した歴史的な事件でした。昭和55年の春闘から始まったこの紛争は、会社の存亡を懸けた合理化案を巡り、労使が文字通り泥沼の対立を繰り広げた記録でもあります。 当時の松尾景康社長率いる会社側は、深刻な資金…
県総合発展計画を策定(S55.9.22) l全県

県総合発展計画を策定(S55.9.22)

昭和55年9月、岩手県は中村知事のもとで初の中期ビジョン「県総合発展計画(55~60年度)」を決定。 「すべての県民が恵まれた環境の下で幸せに暮らせる地域社会」を基本理念とし、 ①基盤整備、②健康で安定した生活、③農林水産業の振興、④商工・観光の発展、⑤人材育成の五本柱を設定。 総投資額は1兆3,0…
県青少年環境浄化条例が施行(S55.7.1) l全県

県青少年環境浄化条例が施行(S55.7.1)

昭和55年7月1日から全面施行された県青少年環境浄化条例は、31項目から成る極めて包括的なものであり、その核心はポルノ雑誌をはじめとする有害図書の販売規制と、それに伴う自動販売機の設置届け出制の義務化という2つの大きな柱に支えられていました。図書類の自動販売機については同年4月から先行して届け出制が…
遠野の主婦殺害猟銃強奪事件(S55.3.16) e釜石・遠野・上閉伊郡

遠野の主婦殺害猟銃強奪事件(S55.3.16)

昭和55年3月、岩手県遠野市土渕町で農家の主婦(48)が惨殺され、猟銃と弾丸、手提げ金庫が盗まれる強盗殺人事件が発生した。事件が発覚したのは3月16日深夜0時半ごろ、主婦の夫(51)が帰宅し、自宅寝室で血まみれの妻の遺体を発見して通報した。 遺体は布団の上に仰向けで倒れており、顔、首、胸、腹、背中な…
ラグビー新日鉄釜石3度目の日本一(S55.1.15) e釜石・遠野・上閉伊郡

ラグビー新日鉄釜石3度目の日本一(S55.1.15)

昭和55年1月15日、新日鉄釜石ラグビー部は国立競技場で行われた第17回日本選手権で明治大学を36-3で破り、二年連続三度目の日本一となった。釜石は試合開始15秒でトライを挙げ、その後もFWの体力とバックスの機動力を生かして試合を支配。特に森や松尾らの活躍が光り、明大にほとんど反撃の機会を与えなかっ…
建設中の東北新幹線が雪対策試験開始(S54.12.11) l全県

建設中の東北新幹線が雪対策試験開始(S54.12.11)

東北・上越新幹線の雪対策試験は、54年12月から仙台~北上間で実施され、速度向上と雪害対策の成果を上げて3月末に終了した。55年2月12日には、試験車両が営業最高速度の時速210kmに到達し、豪雪地帯でも「雪に強い新幹線」を証明した。 試験は排雪装置付きの925型試験車両で行われ、積雪除去や設備の動…
県が政府に天災融資法申請(S54.10.20) l全県

県が政府に天災融資法申請(S54.10.20)

昭和54年、岩手を襲った「災害の年」 ――雹・豪雨・台風が連続、県は天災融資法の発動を政府に申請 昭和54年(1979年)は、岩手県にとって戦後屈指の「災害の年」として記憶される一年となった。2月から10月にかけて、強風、高潮、雹、集中豪雨、そして台風が相次いで県内を襲い、県消防防災課の集計による被…
第35回総選挙(S54.10.7) l全県

第35回総選挙(S54.10.7)

昭和54年10月7日に行われた第35回衆議院総選挙では、岩手県の一区・二区において定員各4名に対し計14名が立候補し、激しい選挙戦が展開された。結果、両選挙区とも自民党が3名ずつの計6議席を確保し、社会党が各区1名ずつの2議席を維持、前回と同様の「保守優勢」の構図となった。一区では自民党の鈴木善幸・…
盛岡・大新小学校児童誘拐殺人事件(S54.9.8) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・大新小学校児童誘拐殺人事件(S54.9.8)

昭和54年9月8日、岩手県盛岡市前九年三丁目で下校中の小学6年生の男子児童が、「お父さんが待っている」と声をかけた若い男女に乗用車で誘拐された。児童は市立大新小学校に通っていた。警察は報道各社に対し報道自粛を求め、生命の安全を最優先に捜査を進めたが、12日後の9月20日、岩手郡玉山村(現・盛岡市玉山…
盛岡の地面師事件(S54.8.4) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡の地面師事件(S54.8.4)

昭和54年・盛岡を震撼させた土地登記簿変造事件 ――「法の番人」の足元を突いた大胆不敵な地面師事件―― 昭和54年(1979年)8月、盛岡市で発覚した「土地登記簿変造事件」は、当時の岩手県内のみならず、不動産取引や登記制度の根幹に大きな衝撃を与えた事件だった。舞台となったのは、国民の財産権を守るべき…
北上信用金庫強盗放火事件(S54.5.23) g北上・和賀郡

北上信用金庫強盗放火事件(S54.5.23)

昭和54年5月23日午前10時頃、犯人は岩手県北上市口内町の実家から義兄の「赤い車」を借りて出発し、北上市中心街へ向かった。北上信用金庫駅前支店周辺を下見し、人通りが少ない同支店を犯行対象に選んだ。その直前、北上市本通り二丁目にある金物店で出刃包丁を購入し、北上市本通り一丁目にあるガソリンスタンドで…
岩手県知事に中村直氏(S54.4.8) l全県

岩手県知事に中村直氏(S54.4.8)

16年間続いた千田県政に代わり、中村直氏が新知事に就任した。54年4月8日の知事選では、自民党公認の中村氏、無所属の現職・千田正氏、革新系無所属の山中吾郎氏が争い、中村氏が圧勝し、初の自民党知事が誕生した。千田氏は79歳という高齢や選挙態勢の甘さから敗北し、政治生命を終えた。 千田氏は昭和38年に初…
106急行が運行開始(S53.11.1) a盛岡・岩手郡・紫波郡

106急行が運行開始(S53.11.1)

国道106号の改良工事が、昭和53年秋に完了した。着工から実に十二年、国と県あわせて二百三十八億円という当時としては破格の巨費が投じられた大事業だった。宮古―盛岡間は、十九のトンネルと四十一の橋によって結ばれ、距離は約百八・五キロから九十五・九キロへと短縮された。それ以上に大きかったのは時間距離の変…
花巻空港反対同盟と調印(S53.9.16) f花巻・稗貫郡

花巻空港反対同盟と調印(S53.9.16)

花巻空港の拡張問題が、実に八年越しで一つの節目を迎えたのは、昭和53年9月16日のことだった。花巻市西宮野目の宮野目公民館で、県と花巻空港拡張反対期成同盟会との会談が開かれ、双方が「円満解決」を確認する文書に調印したのである。 この問題は、県が昭和46年、航空需要の増加を見込み、ジェット機が発着可能…
黒工の教室で殺人(S53.7.4) g北上・和賀郡

黒工の教室で殺人(S53.7.4)

昭和53年7月4日、岩手県北上市本石町二丁目にある県立黒沢尻工業高校で殺人事件が発生しました。昼休み中、工業化学科1年生の男子生徒が、2年生20人ほどに囲まれ、「態度が悪い」などと説教を受け、蹴られるなどの暴行を受けていました。その際、男子生徒は護身用として所持していた登山ナイフを取り出し、2年生の…
宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12) h水沢・江刺・胆沢郡

宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12)

昭和53年2月20日と6月12日、宮城県沖でマグニチュード7級の地震が2度発生し、県南部を中心に大きな被害をもたらした。最初の地震は2月20日午後1時30分ごろに発生し、規模はM6.8、震度は大船渡で強震、宮古、盛岡、仙台、福島などで震度4を記録した。人的被害は軽微で、負傷者は軽傷4人にとどまったが…
大船渡木工団地の倒産(S53.2.28) k大船渡・陸前高田・気仙郡

大船渡木工団地の倒産(S53.2.28)

大船渡木工団地は、経営難に直面し、最終的に倒産に至った。原因は、原料や経費の高騰、価格低下、需要の停滞、さらには東南アジアからの低コスト製品が競争相手となったためである。特に、逆ざや現象により、操業を続ければ続けるほど赤字が増大していき、最終的には資金繰りが厳しくなった。 また、同団地では、製品の品…
宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22) d宮古・下閉伊郡

宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22)

宮古市で、暴力団が関与する売春事件が明るみに出ました。事件では、暴力団員が関与して女子高校生を強引に売春に引き込んでいたことが発覚しました。これにより、市民や教育関係者に大きなショックが広がり、怒りの声が上がっています。売春は、暴力団が覚せい剤を使って女子高校生を操り、商店主や会社員らを相手に繰り返…
釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1)

昭和53年度、新日本製鐵釜石製鉄所(釜鉄)の合理化計画が正式決定され、釜石市や岩手県を揺るがす事態となった。 昭和50年8月に合理化問題が表面化して以降、釜石市や県は新日鉄本社に合理化回避を要請したが、昭和53年2月1日の現地経営審議会で正式決定された。 その後、昭和53年8月22日には日鉄鉱業釜石…
盛岡・薬局店主殺害事件(S52.10.14) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・薬局店主殺害事件(S52.10.14)

昭和52年、盛岡市で薬局経営者が刺殺される強盗殺人事件が発生しました。この事件は、同市内で連続して起きた重大事件の一つとして捜査が進められました。 事件は10月14日夜、大通りにある薬局前で被害者が倒れているとの通報から発覚しました。被害者は薬局経営者で、胸や腹部などを複数箇所刺され失血死しており、…
盛岡・バー経営者殺害事件(S52.8.28) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・バー経営者殺害事件(S52.8.28)

昭和52年8月28日未明、岩手県盛岡市八幡町付近で、一人の女性が自宅近くの路上で何者かに襲撃され、死亡する事件が発生した。被害者は39歳の女性で、盛岡市八幡町でバーを経営していた。その晩、バーを閉店後に客と食事をした後、午前3時半ごろタクシーで帰宅したが、自宅の手前約10メートルの場所で襲撃を受けた…
第32漁吉丸遭難事件(S52.6.7) d宮古・下閉伊郡

第32漁吉丸遭難事件(S52.6.7)

昭和52年6月7日、宮古港を母港とするサケ・マス漁船「第32漁吉丸」が北洋で遭難・転覆し、多数の乗組員が死亡・行方不明となった。この事故は宮古港所属漁船としては戦後最大の漁船海難事故とされ、漁業関係者に大きな衝撃を与えた。 事故の背景には、サケ・マス漁の国際的な漁獲制限(二百海里問題)による制約の強…
盛岡で相次ぐ殺人事件(S52.5.13) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で相次ぐ殺人事件(S52.5.13)

① 教諭撲殺・死体遺棄事件(5月13日発生) 昭和52年5月13日朝、盛岡市山王町・山八幡宮付近の路上で、定時制高校に勤務していた教諭が通勤途中に何者かに撲殺された。翌14日夕方、盛岡市大田地区の空き地に止められていた小型トラックの荷台から遺体が発見された。 被害者はかつて北海道大学在学中から革マル…
谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9) f花巻・稗貫郡

谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9)

国が出資する企業があり、大蔵大臣が経営の重要な決定権を持つ会社も存在する。県内企業では合理化案が相次ぎ、生産性向上やコスト削減が進められている。製品の標準化や生産コスト削減のため、新技術の導入や合理化が行われており、青森工場では高性能の設備を導入して生産効率の向上を図っている。企業の合理化に伴い、従…
ブラック企業のノルマ地獄で3人の子供を殺す(S52.4.5) h水沢・江刺・胆沢郡

ブラック企業のノルマ地獄で3人の子供を殺す(S52.4.5)

昭和52年4月5日、岩手県江刺市稲瀬地区にある住宅で、28歳の父親が3人の実子を浴槽内で溺死させた殺人事件が発生しました。事件が発覚したのは午後6時30分過ぎ、江刺市消防署から警察に通報が入ったことがきっかけでした。現場は江刺警察署から北に約5キロの県道沿いに位置する新築の木造2階建て住宅で、被害者…
盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23)

盛岡商圏では、地元百貨店支持派と県外大型店支持派の対立が激化しており、特に川徳とニチイの進出計画が注目されています。川徳は盛岡の一等地に大型店を出店する計画を進め、丸紅も別の地域で商業開発を計画しています。一方、地元の商工会や商業者は、大型店の進出に強い懸念を抱き、反対の意向を表明しています。特に都…
北上のバス女車掌殺害事件(S52.1.26) g北上・和賀郡

北上のバス女車掌殺害事件(S52.1.26)

昭和52年1月26日、岩手県北上市里分の住宅街で、20歳の女性が新聞拡張員を装った男に襲われる事件が発生しました。被害者は、和賀町出身で、北上市内の高校を卒業後、念願のバス会社に車掌として勤務していました。当時、北上市里分で婚約者と共に生活を始めたばかりの彼女は、自宅でくつろいでいた際に事件に巻き込…