備考※2AI

岩手大学に人文社会科学部創設(S52.1.18) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手大学に人文社会科学部創設(S52.1.18)

岩手大学は新たに人文社会科学部を創設し、翌年度に開設することが決定した。この学部は、法学、政治学、経済学、歴史学、哲学、社会学、言語学、文化研究などを専門とする。特に、法学分野の拡充が重視され、新学部の準備が進められてきた。 学部は地域文化、社会科学、欧米研究、アジア研究の4つの専門コースで構成され…
一関出身の三好京三が直木賞受賞(S52.1.18) i一関・西磐井郡

一関出身の三好京三が直木賞受賞(S52.1.18)

三好京三氏は、彼の作品『子育てごっこ』で直木賞を受賞しました。彼は一関高校卒業後、教師として働きながら文学活動を続け、長年の努力の末にこの栄誉を手にしました。『子育てごっこ』は、彼自身の小学校教師としての経験をもとに描かれた作品で、地方で地道に執筆を続けてきた作家にとって大きな励みとなっています。作…
「ロッキード選挙」岩手では?(S51.12.5) l全県

「ロッキード選挙」岩手では?(S51.12.5)

昭和51年12月5日、田中金脈問題やロッキード事件といった戦後長期にわたって続いた保守政治の体質を洗い直し、わが国の政治の80年代の展望をかけた第34回衆議院議員総選挙が行われました。岩手県内では1区と2区を合わせて全市町村で即日開票が行われ、翌6日午前4時35分に新議員の顔ぶれが確定しました。 今…
「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1) l全県

「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1)

昭和51年6月1日、岩手県内のバス会社である岩手中央バス、県南バス、花巻バスの3社が合併し、新会社「岩手県交通株式会社」が発足した。この合併は、マイカー普及や過疎化による経営悪化を受け、路線の合理化や安定経営を目指したものだった。新会社の資本金は約1億6,488万円で、従業員は2,704人、バス台数…
社会党岩手県本部大会で執行部が総辞職(S51.5.16) l全県

社会党岩手県本部大会で執行部が総辞職(S51.5.16)

衆院選における公認候補問題が、社会党の内部対立や派閥抗争によって1年以上も混迷を極めました。この問題は、旧体制からの交代論や現職議員の勇退を巡る意見対立に端を発し、党内の社会主義協会派と反協会派の対立が表面化しました。特に、反協会派が新体制への移行に強く反発し、党本部への異議申し立てや調整工作が繰り…
混乱する学校主任制度(S51.5.1) l全県

混乱する学校主任制度(S51.5.1)

岩手県で導入が進められている学校の主任制度(学年主任、教務主任、保健主事など)に対し、教職員組合(岩教組・県高教組)は強く反発。主任制度が労働運動を縛るものだとして、県教育委員会の条件を拒否し、春闘統一行動でストライキを実施した。 その後、県教委は譲歩案を提示したが、ストを中止しなければ撤回すると通…
東北新幹線大宮以南問題で合意形成(S51.4.30) m県外・参考

東北新幹線大宮以南問題で合意形成(S51.4.30)

東北新幹線の工事が大幅に遅れたのは、石油危機による建設費圧縮だけが理由ではなかった。住民の反対運動、国会の混乱による国鉄財政の悪化、用地買収の停滞――複数の要因が重なり、1970年代半ばの建設現場は深刻な停滞期を迎えていた。 記事が書かれた当時(昭和51年前後)、東北新幹線はすでに国鉄の運輸大臣認可…
苦悩する地方財政(S51.3.14) l全県

苦悩する地方財政(S51.3.14)

昭和50年度の地方財政は、高度経済成長から低成長への移行に伴う構造的変化や、不況による税収減、人件費の増加などを背景に、戦後最悪の危機を迎えた。県と市町村ともに深刻な財源不足に直面し、県は60億円の不足を見込んで財政緊急対策を実施。授業料や施設使用料の値上げを断行し、人件費抑制のため管理職の給与返上…
宮古でチンピラが猫虐待に腹を立て殺人(S51.1.17) d宮古・下閉伊郡

宮古でチンピラが猫虐待に腹を立て殺人(S51.1.17)

昭和51年1月17日未明、岩手県宮古市黒森町の住宅地で、男性が刺殺される事件が発生しました。午前3時半頃、近隣住民が「怒鳴り合う声」を聞き、静かになった後、不安を感じて自宅の窓から確認すると、雪明かりの中で空き地に倒れている人影を発見しました。この空き地は、宮古市中心部の繁華街から北西約2kmに位置…
運輸省が花巻空港拡張を認可(S50.12.23) f花巻・稗貫郡

運輸省が花巻空港拡張を認可(S50.12.23)

昭和五十年十二月二十三日、運輸省が花巻空港の拡張計画を正式に認可した。空港の拡張構想が持ち上がってからすでに六年が経過しており、その間、花巻市と岩手県が推進する一方で、周辺農民を中心とする反対運動が続いていた。現地では座り込みやデモが繰り返され、十月には反対派が県庁を包囲する事態にも発展した。運輸省…
公労協のストに県民大迷惑(S50.11.26) l全県

公労協のストに県民大迷惑(S50.11.26)

昭和50年11月26日から始まった公労協のストライキは、最終的に192時間に及ぶ長期ストとなり、県内の交通や郵便に大きな混乱をもたらした。高校では遠距離通学者の大量欠席が相次ぎ、観光地や商店街の経済にも深刻な影響を与えた。 ストの目的は、公務員のスト権奪還だったが、政府の強硬な姿勢により成果を得られ…
消費者米価が平均19%アップ(S50.9.1) l全県

消費者米価が平均19%アップ(S50.9.1)

昭和50年度の岩手県を振り返ると、「狂乱物価」の余韻が色濃く生活にのしかかっていたことが、当時の記事からよくわかる。石油危機後の全国的な物価高騰はようやく沈静化しつつあったとはいえ、県民にとっては依然として厳しい時代。米価、乳製品、酒類、燃料など、日々の暮らしに直結するものが次々と値上げされ、家計を…
種市に火力発電所計画(S50.8.14) c久慈・九戸郡

種市に火力発電所計画(S50.8.14)

昭和50年8月14日、東北電力は岩手県九戸郡種市町有家地区に火力発電所を建設する計画を発表した。県内の電力供給不足や東北新幹線の建設による電力需要の増加を背景に、燃料の受け入れが可能な海岸、強固な地盤、豊富な水源、国立公園外であることなどを立地条件として選定した。発電所は段階的に建設され、最初に発電…
国鉄盛岡工事局が新幹線用地の権利取得申請(S50.5.31) a盛岡・岩手郡・紫波郡

国鉄盛岡工事局が新幹線用地の権利取得申請(S50.5.31)

東北新幹線と東北自動車道の予算が据え置かれたため、開業が遅れる見通しが強まっています。特に東北新幹線は、人件費や資材の高騰により、実質的な工事量が大きく減少し、当初予定の5年以内の開業が2年以上遅れることが確実となりました。政府の予算抑制により、工事費が高騰し、資材も不足しています。用地買収が進んで…
全日空雫石事故で自衛官に厳しい判決(S50.3.1) a盛岡・岩手郡・紫波郡

全日空雫石事故で自衛官に厳しい判決(S50.3.1)

1971年に発生した全日空機と自衛隊機の空中衝突事故について、1975年3月1日に盛岡地裁で判決が言い渡されました。この事故では全日空機に乗っていた162人が死亡し、被告の航空自衛隊員・隈太茂津一尉と市川良美二曹が業務上過失致死で起訴されました。裁判では、事故の責任が自衛隊側か全日空側にあるのかが争…
県内12市町村でミニ国体開催(S49.9.6) l全県

県内12市町村でミニ国体開催(S49.9.6)

昭和49年から50年にかけての郷土のスポーツ界を振り返る上で欠かせない出来事が、全国に先駆けて実施されたミニ国体こと第1回東北総合体育大会の開催です。9月6日から9日までの4日間、盛岡市を中心に県内12市町村の35会場で繰り広げられたこの大会は、東北6県の体育協会が結束し、それまで各競技でバラバラに…
長距離トラック運転手殺害事件(S49.7.10) a盛岡・岩手郡・紫波郡

長距離トラック運転手殺害事件(S49.7.10)

昭和49年7月10日午前、宮城県気仙沼市港町の岸壁付近で、海面を漂うロープで縛られたシートが発見され、その中から遺体が確認された。この遺体は北海道恵庭市の男性で、札幌から群馬県へ乳牛を運搬中に殺害されたと判明した。同時に乳牛を積んだトラックも行方不明となっていた。 午後、宮城県警から手配を受けた岩手…
国民春闘の岩手県内の状況(S49.5.31) l全県

国民春闘の岩手県内の状況(S49.5.31)

1974年に行われた「国民春闘」は、賃上げ要求や労働時間短縮、インフレ抑制を中心に大規模な労働争議が全国で展開されたものです。この春闘には約930万人の労働者が参加し、労働組合の80%がこの時期に賃上げ交渉を行いました。春闘共闘委員会は「国民的要求を前面に出す」として「悪性インフレ阻止」をスローガン…
田野畑〜普代にシーサイドライン開通(S49.4.1) d宮古・下閉伊郡

田野畑〜普代にシーサイドライン開通(S49.4.1)

昭和49年4月1日、岩手県下閉伊郡田野畑村明戸と普代村太田名部を結ぶ観光有料道路「シーサイドライン」が開通し、同月25日には千田知事らが出席して盛大な開通式が行われた。この道路は、田野畑村北山崎から普代村までの男性的で荒々しい断崖の海岸美を生かし、観光ルートとして整備されたもので、県内では八幡平、小…
旱魃や豪雪で農作物に被害(S49.3.31) l全県

旱魃や豪雪で農作物に被害(S49.3.31)

昭和48年6月下旬から始まった干ばつは、岩手県に大きな被害をもたらした。農作物の被害面積は約4万9800ヘクタール、被害額は約69億6000万円と見積もられ、水稲、牧草、野菜などが特に影響を受けた。被害率はホップが55.3%、牧草47.6%、野菜43.1%と高く、水稲の被害額は約29億7200万円に…
県民会館で県民による「第九」演奏会(S49.3.2) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県民会館で県民による「第九」演奏会(S49.3.2)

昭和49年3月2日夜、盛岡市の県民会館大ホールで、県民オーケストラと一般公募の「第九を歌う会」によるベートーベン「第九」の演奏会が開かれた。会場は満席となり、合唱団260人、オーケストラ90人による迫力ある演奏は、聴衆に深い感動を与え、「音楽を聴いて初めて涙が出た」といった声も聞かれた。 県民オーケ…
都南週末処理場問題(S49.2.11) a盛岡・岩手郡・紫波郡

都南週末処理場問題(S49.2.11)

盛岡地区広域下水道事業の終末処理場建設は、紫波郡都南村東見前地区に計画されていたが、地権者の強い反対により用地取得が困難となっていた。処理場の建設予定地は、肥沃な農地であり、地権者たちは農業経営の破綻や生活基盤の喪失、地域発展の妨げなどを懸念し、強硬に反対していた。地権者たちは「終末処理場建設反対見…
県に「物価Gメン」発足(S49.2.1) b経済・産業

県に「物価Gメン」発足(S49.2.1)

昭和48年10月17日、中東戦争を契機にアラブ産油国が原油生産制限と輸出削減を決定し、日本は友好国と見なされず25%の削減を通告されました。石油に大きく依存していた日本経済は混乱に陥り、家庭や産業で灯油やガソリン、石油化学製品の不足が深刻化しました。昭和49年1月16日には電力使用制限が発動され、公…
香港で岩手観光物産展(S49.1.17) m県外・参考

香港で岩手観光物産展(S49.1.17)

昭和49年1月、香港の中環にある香港大会堂において、いわてフェスティバル・イン香港が開催されました。3日間の会期中に約1万人が来場するという大きな成功を収めたこの催しは、当時の岩手県にとって海外市場への本格的な挑戦でした。 会場には南部鉄器や岩谷堂タンスといった伝統工芸品のほか、ワカメやシイタケなど…
県内の交通事故死者数が過去最悪に(S48.12.31) l全県

県内の交通事故死者数が過去最悪に(S48.12.31)

昭和48年、県内の交通事故による死者数が219人と過去最悪を記録し、10年前の倍以上に達した。全国では事故件数や死者数が減少傾向にある中、県内では増加が続き、全国でも4番目の増加幅となった。この状況を受け、県警は「100日作戦」や「交通死亡事故半減非常体制」を展開し、交通規制の強化や安全啓発運動を推…
日中国交正常化による中国からの帰還女性(S48.11.15) l全県

日中国交正常化による中国からの帰還女性(S48.11.15)

昭和48年11月15日、陸前高田市出身の伊藤イクさんは、28年ぶりに故郷の土を踏みました。昭和47年の日中国交正常化を機に動き出したこの里帰りは、国家間の外交が、岩手に生きるひとりの女性の人生として結実した瞬間でした。長年、病床で娘の帰りを待ちわびていた母親との再会は、戦後という長い年月がようやくひ…
東北新幹線盛岡以北が八戸ルートに決定(S48.10.17) m県外・参考

東北新幹線盛岡以北が八戸ルートに決定(S48.10.17)

東北新幹線は昭和52年春の開業を目指して建設が進められていたが、政府の総需要抑制策や埼玉県大宮市以南の住民の反対により、開業が1年延期される可能性が高まっていた。国鉄の藤井総裁は、大宮以南の住民が早期に同意すれば昭和52年開業も可能と述べたが、住民側は高架方式に強く反対し、国鉄に計画の白紙撤回を求め…
Fラン大学生の婦女暴行殺人(S48.5.10) f花巻・稗貫郡

Fラン大学生の婦女暴行殺人(S48.5.10)

昭和48年5月10日午前1時半過ぎ、岩手県花巻市一日市の道路上で、女性が顔を殴られ血を流して倒れているとの通報を受け、花巻警察署が出動しました。被害者は花巻信用金庫一日市支店北側の路上で発見され、意識不明のまま花巻総合病院に搬送されましたが、脳挫傷のため同日午前6時50分に死亡しました。被害者は花巻…
広田湾開発は漁民の反対で棚上げ(S48.3.19) k大船渡・陸前高田・気仙郡

広田湾開発は漁民の反対で棚上げ(S48.3.19)

広田湾埋め立て工業開発計画は、陸前高田市と岩手県が共同で進めた産業振興策でしたが、漁民ら地元住民の強い反対により計画が一時停止されました。埋め立てによる漁場消失や環境汚染への懸念から、漁業団体を中心に反対運動が広がり、最終的に県は計画の規模縮小や無公害企業誘致を含む修正案を提示しました。しかし、「海…
自衛官の轢き逃げ死体遺棄事件(S48.3.18) a盛岡・岩手郡・紫波郡

自衛官の轢き逃げ死体遺棄事件(S48.3.18)

昭和48年3月18日、岩手県岩手郡滝沢村一本木(現:滝沢市一本木)の国道282号線付近で、自衛隊員の男性(21歳)が交通事故に遭い、その後遺体が隠蔽される事件が発生した。男性は陸上自衛隊岩手駐屯地戦車大隊に所属しており、当夜、駐屯地正門前の飲食店「美春」で同僚と飲酒後、「自分のアパートに行く」と言い…