d宮古・下閉伊郡 1 9月 1954 ビキニ「死の灰」で宮古でも原水禁運動(S29.9.1岩手日報) 3月1日のビキニ環礁の「死の灰」は日本社会にショックをもって伝えられた。 この時点で、久保山愛吉さんはご存命中で、危篤が伝えられる状況であった。 そのような中、宮古でも原水禁運動が繰り広げられた。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 8月 1954 早稲田大学グリークラブが岩手県公会堂で公演(S29.8.1岩手日報) 早稲田大学グリークラブは東北や北海道を回って公演をしていたようだが、7月31日は岩手県公会堂で公演したという。 … 続きを読む
b二戸・二戸郡 1 8月 1954 北福岡駅〜斗米村〜田子町に国鉄バス開業(S29.8.1岩手日報) 8月1日から、国鉄バスの北福岡駅から斗米村と青森県境を越えて田子まで国鉄バスが開業したようだ。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 1 8月 1954 戦時中にヤギの乳を飲ませてやった老人は高村光太郎その人だった(S29.8.1岩手日報) この当時、終戦から10年が経とうとしていた。 終戦ごろ、飢えた老人がいたので、ヤギの乳を飲ませてやったところ、詩をもらったのだが、それは高村光太郎その人であったという話。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 1 8月 1954 川井村の僻地生徒のために県北バスが無料スクールバス(S29.8.1岩手日報) 川井村の川井中学校では、学区が非常に広く、場所によっては往復4里の道を歩かなければいけない生徒もおり、これでは予習復習する暇もなく、ぐったり寝てしまい、学力の低下や長期欠席につながっていた。 そこで、校長が県北バスに頼み込んで、無料のスクールバスを走らせてくれるように頼んだのである。 その結果、県北… 続きを読む
m県外・参考 25 7月 1954 お盆の餅用に近くシャム米が到着(S29.7.25岩手日報) テキサス米には危険な朝鮮朝顔の種が入っていた。 お盆の餅用に近くシャムの米が到着する。 全てが時代を物語る。… 続きを読む
m県外・参考 23 7月 1954 岩手でも報じられていたカービン銃ギャング事件(S29.7.23岩手日報) この時期「アプレゲール犯罪」として有名だった大津健一のカービン銃事件は、岩手でも報じられていた。 この時は大分で逮捕された旨。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 23 7月 1954 デフレ景気の中でも映画館とパチンコ屋は満員(S29.7.23岩手日報) この時期、デフレで不景気だったようだが、映画館やパチンコ屋のような安価な娯楽は満員だったようだ。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 22 7月 1954 内陸部の市町村合併のゆくえ(S29.7.22岩手日報) この時「昭和の大合併」が進んでいたが、内陸部では、上閉伊郡達曽部村が周辺の大迫・宮守・土沢・遠野のどこと合併するかで揺れていた。 また、紫波郡では郡で1つの町になるという案もあったらしい。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 13 4月 1954 一関発県南バス時刻表(S29.4.13岩手日日) この年の4月16日に、県南バスがダイヤ改正をするという。 その一関管内の時刻表。 若柳や気仙沼といった県境を越える路線もある。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 1 4月 1954 若柳の中華そば業者が不良カンスイ使用、一関にも流れ込む?(S29.4.1) 隣の宮城県若柳で中華そば製造業者が発がん性のある不良カンスイを使用したというので、それが近くの一関にも流れ込んでくるのでは無いかと戦々恐々。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 12月 1953 中央バスの青山町線・上田線が臨時増発(S28.12.1岩手日報) 岩手中央バスの上田線と青山町線が増発するという。 当時の上田線は馬町〜競馬場前(現在の岩大のあたりに黄金競馬場があった)、青山町線は馬町〜青山町。 当時は盛岡バスセンターはなく、また、営業所は松園ではなく上田、滝沢ではなく青山町にあった時代。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 12月 1953 「ラジオ岩手」が近く試験放送(S28.12.1岩手日報) この年の12月末に本放送の開始を予定していラジオ岩手が、4日にでも試験放送を開始するという。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 12月 1953 東大通商店会創立記念大売り出し(S28.12.1岩手日報) 東大通商店会が創立したというので大売り出し。 東大通りというのは、桜山神社〜サンビルのあたりで、昔は岩手公園のお堀の上にも商店が密集していたらしい。… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 1 12月 1953 岩手県内では花巻・黒沢尻・水沢・摺沢に支店網を展開する会社?(S28.12.1岩手日報) 東京に本社のある「大和相互投資金庫」という会社があり、岩手県内では花巻・黒沢尻(北上)・水沢・摺沢(大東町)にあるという。 当時市制していた盛岡・釜石・宮古・一関・大船渡には全く支店が無い。 事業内容もよく分からないが、支店網展開がもっとよくわからない・・・ … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 12月 1953 盛岡中劇で「無法者」上映(S28.12.1岩手日報) 盛岡中劇で「無法者」を上映する。 「無法者」は昭和28年11月23日封切りの大映作品で、出演は菅原謙二・若尾文子など。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 20 11月 1953 ソ連からの帰還を待つ水沢の一家(S28.11.20胆江日日新聞) 終戦から8年たってもなお、引揚は100%済んだわけではなかった。 戦時中に朝鮮に渡っていたところ、家庭の事情で、日本に妻と子だけ引き上げていたところ、戦争が終わってしまい、夫と音信不通になってしまったと言うのだ。 それが、終戦から8年経って、ソ連で暮らしていると言う便りが届いたのであった。 &nbs… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 20 11月 1953 水沢でパーマ屋さんが値上げ(S28.11.20胆江日日新聞) 水沢では、パーマ屋さんは250円から340円に値上げすると言う。 ただしこれは、洋髪に限ったことで、日本髪は据え置きするのだと言う。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 20 11月 1953 胆沢川発電所がいよいよ貯水(S28.11.20胆江日日新聞) 水沢では、待望の胆沢川発電所がいよいよ完成し、従来の8倍の発電能力を持つ発電所が稼働を開始しようとしていた。 この時期の胆江日日新聞には非常に珍しい写真入り記事。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 20 11月 1953 保全経済会旋風、水沢だけでも同業15社(S28.11.20胆江日日新聞) この時期、「保全経済会」が話題をにぎわせていた。 ただし、似たような業態の会社はいくらでもあり、水沢だけでも同業者が15社いたと言う。 それらに、大丈夫だったのかどうかアンケートを取ってみたようだ。 ちなみに、この頃、胆江日日新聞は、大型化の最中であり、この日は大型だったので、紙面が4分の1しか取れ… 続きを読む
i一関・西磐井郡 2 11月 1953 一関税務署「全国濁酒密造防止宣伝週間です!」(S28.11.2岩手日日) 一関税務署ほかが、全国濁酒密造防止宣伝週間ということで、各町村を回って試飲会を行うという。 … 続きを読む