美談

一関で暴力団員がお手柄!?(昭和38年9月13日) i一関・西磐井郡

一関で暴力団員がお手柄!?(昭和38年9月13日)

昭和38年9月14日の岩手報知より。 9月13日の夜8時ごろ、一関市内大町銀座のマーケット内で、昔の雇い主の飲食店主が小切手の横領犯人をばったり見つけたのだと言う。 捕まえようとしたが逃げられたので、周囲にも協力を頼んで捕まえることにした。 果たして、一関小学校の校庭でその男を捕まえたのは、松葉会の…
病気の父親のためにウナギを密漁しようとしたら感電死(昭和37年7月26日) h水沢・江刺・胆沢郡

病気の父親のためにウナギを密漁しようとしたら感電死(昭和37年7月26日)

昭和37年7月28日の胆江日日新聞より。 水沢市の佐倉河に住む29歳の男は、土用の丑の日に、病気の父にウナギを食べさせるために、付近の谷地川に自宅の作業場から電線を引いて密漁をしようと思っていたら感電死したと言う。 この29歳の男性、水沢市青年協会の会長や、水沢市相撲協会の大関など、多方面で活躍して…
海を見たことのない祭畤の子供たちを気仙沼へ(昭和33年8月18日) i一関・西磐井郡

海を見たことのない祭畤の子供たちを気仙沼へ(昭和33年8月18日)

昭和33年8月18日の岩手報知より。 岩手県内で最も降水量が多いのは、一関の山奥の「祭畤(まつるべ)」であるが、あまりに隔絶した山奥であり、子供たちは海を見たことがないというので、気仙沼の一青年が旅費を出して海に連れて行こうというもの。      …
悪書追放のために紙芝居をする大野村の女性(昭和31年1月10日) c久慈・九戸郡

悪書追放のために紙芝居をする大野村の女性(昭和31年1月10日)

昭和31年11月10日のデーリー東北より。 大野村では、悪書追放のために子供たちに紙芝居をしている女性がいるという。 この17歳の女性は、村の農業共済組合に勤めていると言う。 文芸や映画好きなこの女性、もともとは久慈高校大野分校に通っていたのだが、前年の8月に父親が急死してから、一家を助けるために高…
炭焼きしか知らない山の娘は親の死で孤児となり…(昭和10年3月1日) i一関・西磐井郡

炭焼きしか知らない山の娘は親の死で孤児となり…(昭和10年3月1日)

昭和10年3月3日の岩手日報より。 3月1日の17時半ごろ、一関警察署に14歳から15歳の女の子がきた。 曰く「私をどこかに世話してください」と。 この女の子の本籍地は福島県のようであるが、父は炭焼きをして山から山を渡り歩き、数年前から東磐井郡大津保村の津谷川でこもって炭焼きをしていた。 しかし、昭…