備考※2AI

県が政府に天災融資法申請(S54.10.20) l全県

県が政府に天災融資法申請(S54.10.20)

昭和54年、岩手を襲った「災害の年」 ――雹・豪雨・台風が連続、県は天災融資法の発動を政府に申請 昭和54年(1979年)は、岩手県にとって戦後屈指の「災害の年」として記憶される一年となった。2月から10月にかけて、強風、高潮、雹、集中豪雨、そして台風が相次いで県内を襲い、県消防防災課の集計による被…
第35回総選挙(S54.10.7) l全県

第35回総選挙(S54.10.7)

昭和54年10月7日に行われた第35回衆議院総選挙では、岩手県の一区・二区において定員各4名に対し計14名が立候補し、激しい選挙戦が展開された。結果、両選挙区とも自民党が3名ずつの計6議席を確保し、社会党が各区1名ずつの2議席を維持、前回と同様の「保守優勢」の構図となった。一区では自民党の鈴木善幸・…
盛岡・大新小学校児童誘拐殺人事件(S54.9.8) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・大新小学校児童誘拐殺人事件(S54.9.8)

昭和54年9月8日、岩手県盛岡市前九年三丁目で下校中の小学6年生の男子児童が、「お父さんが待っている」と声をかけた若い男女に乗用車で誘拐された。児童は市立大新小学校に通っていた。警察は報道各社に対し報道自粛を求め、生命の安全を最優先に捜査を進めたが、12日後の9月20日、岩手郡玉山村(現・盛岡市玉山…
盛岡の地面師事件(S54.8.4) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡の地面師事件(S54.8.4)

昭和54年・盛岡を震撼させた土地登記簿変造事件 ――「法の番人」の足元を突いた大胆不敵な地面師事件―― 昭和54年(1979年)8月、盛岡市で発覚した「土地登記簿変造事件」は、当時の岩手県内のみならず、不動産取引や登記制度の根幹に大きな衝撃を与えた事件だった。舞台となったのは、国民の財産権を守るべき…
北上信用金庫強盗放火事件(S54.5.23) g北上・和賀郡

北上信用金庫強盗放火事件(S54.5.23)

昭和54年5月23日午前10時頃、犯人は岩手県北上市口内町の実家から義兄の「赤い車」を借りて出発し、北上市中心街へ向かった。北上信用金庫駅前支店周辺を下見し、人通りが少ない同支店を犯行対象に選んだ。その直前、北上市本通り二丁目にある金物店で出刃包丁を購入し、北上市本通り一丁目にあるガソリンスタンドで…
岩手県知事に中村直氏(S54.4.8) l全県

岩手県知事に中村直氏(S54.4.8)

16年間続いた千田県政に代わり、中村直氏が新知事に就任した。54年4月8日の知事選では、自民党公認の中村氏、無所属の現職・千田正氏、革新系無所属の山中吾郎氏が争い、中村氏が圧勝し、初の自民党知事が誕生した。千田氏は79歳という高齢や選挙態勢の甘さから敗北し、政治生命を終えた。 千田氏は昭和38年に初…
106急行が運行開始(S53.11.1) a盛岡・岩手郡・紫波郡

106急行が運行開始(S53.11.1)

国道106号の改良工事が、昭和53年秋に完了した。着工から実に十二年、国と県あわせて二百三十八億円という当時としては破格の巨費が投じられた大事業だった。宮古―盛岡間は、十九のトンネルと四十一の橋によって結ばれ、距離は約百八・五キロから九十五・九キロへと短縮された。それ以上に大きかったのは時間距離の変…
花巻空港反対同盟と調印(S53.9.16) f花巻・稗貫郡

花巻空港反対同盟と調印(S53.9.16)

花巻空港の拡張問題が、実に八年越しで一つの節目を迎えたのは、昭和53年9月16日のことだった。花巻市西宮野目の宮野目公民館で、県と花巻空港拡張反対期成同盟会との会談が開かれ、双方が「円満解決」を確認する文書に調印したのである。 この問題は、県が昭和46年、航空需要の増加を見込み、ジェット機が発着可能…
黒工の教室で殺人(S53.7.4) g北上・和賀郡

黒工の教室で殺人(S53.7.4)

昭和53年7月4日、岩手県北上市本石町二丁目にある県立黒沢尻工業高校で殺人事件が発生しました。昼休み中、工業化学科1年生の男子生徒が、2年生20人ほどに囲まれ、「態度が悪い」などと説教を受け、蹴られるなどの暴行を受けていました。その際、男子生徒は護身用として所持していた登山ナイフを取り出し、2年生の…
宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12) h水沢・江刺・胆沢郡

宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12)

昭和53年2月20日と6月12日、宮城県沖でマグニチュード7級の地震が2度発生し、県南部を中心に大きな被害をもたらした。最初の地震は2月20日午後1時30分ごろに発生し、規模はM6.8、震度は大船渡で強震、宮古、盛岡、仙台、福島などで震度4を記録した。人的被害は軽微で、負傷者は軽傷4人にとどまったが…
大船渡木工団地の倒産(S53.2.28) k大船渡・陸前高田・気仙郡

大船渡木工団地の倒産(S53.2.28)

大船渡木工団地は、経営難に直面し、最終的に倒産に至った。原因は、原料や経費の高騰、価格低下、需要の停滞、さらには東南アジアからの低コスト製品が競争相手となったためである。特に、逆ざや現象により、操業を続ければ続けるほど赤字が増大していき、最終的には資金繰りが厳しくなった。 また、同団地では、製品の品…
宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22) d宮古・下閉伊郡

宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22)

宮古市で、暴力団が関与する売春事件が明るみに出ました。事件では、暴力団員が関与して女子高校生を強引に売春に引き込んでいたことが発覚しました。これにより、市民や教育関係者に大きなショックが広がり、怒りの声が上がっています。売春は、暴力団が覚せい剤を使って女子高校生を操り、商店主や会社員らを相手に繰り返…
釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1)

昭和53年度、新日本製鐵釜石製鉄所(釜鉄)の合理化計画が正式決定され、釜石市や岩手県を揺るがす事態となった。 昭和50年8月に合理化問題が表面化して以降、釜石市や県は新日鉄本社に合理化回避を要請したが、昭和53年2月1日の現地経営審議会で正式決定された。 その後、昭和53年8月22日には日鉄鉱業釜石…
盛岡・薬局店主殺害事件(S52.10.14) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・薬局店主殺害事件(S52.10.14)

昭和52年、盛岡市で薬局経営者が刺殺される強盗殺人事件が発生しました。この事件は、同市内で連続して起きた重大事件の一つとして捜査が進められました。 事件は10月14日夜、大通りにある薬局前で被害者が倒れているとの通報から発覚しました。被害者は薬局経営者で、胸や腹部などを複数箇所刺され失血死しており、…
盛岡・バー経営者殺害事件(S52.8.28) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・バー経営者殺害事件(S52.8.28)

昭和52年8月28日未明、岩手県盛岡市八幡町付近で、一人の女性が自宅近くの路上で何者かに襲撃され、死亡する事件が発生した。被害者は39歳の女性で、盛岡市八幡町でバーを経営していた。その晩、バーを閉店後に客と食事をした後、午前3時半ごろタクシーで帰宅したが、自宅の手前約10メートルの場所で襲撃を受けた…
第32漁吉丸遭難事件(S52.6.7) d宮古・下閉伊郡

第32漁吉丸遭難事件(S52.6.7)

昭和52年6月7日、宮古港を母港とするサケ・マス漁船「第32漁吉丸」が北洋で遭難・転覆し、多数の乗組員が死亡・行方不明となった。この事故は宮古港所属漁船としては戦後最大の漁船海難事故とされ、漁業関係者に大きな衝撃を与えた。 事故の背景には、サケ・マス漁の国際的な漁獲制限(二百海里問題)による制約の強…
盛岡で相次ぐ殺人事件(S52.5.13) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で相次ぐ殺人事件(S52.5.13)

① 教諭撲殺・死体遺棄事件(5月13日発生) 昭和52年5月13日朝、盛岡市山王町・山八幡宮付近の路上で、定時制高校に勤務していた教諭が通勤途中に何者かに撲殺された。翌14日夕方、盛岡市大田地区の空き地に止められていた小型トラックの荷台から遺体が発見された。 被害者はかつて北海道大学在学中から革マル…
谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9) f花巻・稗貫郡

谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9)

国が出資する企業があり、大蔵大臣が経営の重要な決定権を持つ会社も存在する。県内企業では合理化案が相次ぎ、生産性向上やコスト削減が進められている。製品の標準化や生産コスト削減のため、新技術の導入や合理化が行われており、青森工場では高性能の設備を導入して生産効率の向上を図っている。企業の合理化に伴い、従…
ブラック企業のノルマ地獄で3人の子供を殺す(S52.4.5) h水沢・江刺・胆沢郡

ブラック企業のノルマ地獄で3人の子供を殺す(S52.4.5)

昭和52年4月5日、岩手県江刺市稲瀬地区にある住宅で、28歳の父親が3人の実子を浴槽内で溺死させた殺人事件が発生しました。事件が発覚したのは午後6時30分過ぎ、江刺市消防署から警察に通報が入ったことがきっかけでした。現場は江刺警察署から北に約5キロの県道沿いに位置する新築の木造2階建て住宅で、被害者…
盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23)

盛岡商圏では、地元百貨店支持派と県外大型店支持派の対立が激化しており、特に川徳とニチイの進出計画が注目されています。川徳は盛岡の一等地に大型店を出店する計画を進め、丸紅も別の地域で商業開発を計画しています。一方、地元の商工会や商業者は、大型店の進出に強い懸念を抱き、反対の意向を表明しています。特に都…
北上のバス女車掌殺害事件(S52.1.26) g北上・和賀郡

北上のバス女車掌殺害事件(S52.1.26)

昭和52年1月26日、岩手県北上市里分の住宅街で、20歳の女性が新聞拡張員を装った男に襲われる事件が発生しました。被害者は、和賀町出身で、北上市内の高校を卒業後、念願のバス会社に車掌として勤務していました。当時、北上市里分で婚約者と共に生活を始めたばかりの彼女は、自宅でくつろいでいた際に事件に巻き込…
岩手大学に人文社会科学部創設(S52.1.18) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手大学に人文社会科学部創設(S52.1.18)

岩手大学は新たに人文社会科学部を創設し、翌年度に開設することが決定した。この学部は、法学、政治学、経済学、歴史学、哲学、社会学、言語学、文化研究などを専門とする。特に、法学分野の拡充が重視され、新学部の準備が進められてきた。 学部は地域文化、社会科学、欧米研究、アジア研究の4つの専門コースで構成され…
一関出身の三好京三が直木賞受賞(S52.1.18) i一関・西磐井郡

一関出身の三好京三が直木賞受賞(S52.1.18)

三好京三氏は、彼の作品『子育てごっこ』で直木賞を受賞しました。彼は一関高校卒業後、教師として働きながら文学活動を続け、長年の努力の末にこの栄誉を手にしました。『子育てごっこ』は、彼自身の小学校教師としての経験をもとに描かれた作品で、地方で地道に執筆を続けてきた作家にとって大きな励みとなっています。作…
「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1) l全県

「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1)

昭和51年6月1日、岩手県内のバス会社である岩手中央バス、県南バス、花巻バスの3社が合併し、新会社「岩手県交通株式会社」が発足した。この合併は、マイカー普及や過疎化による経営悪化を受け、路線の合理化や安定経営を目指したものだった。新会社の資本金は約1億6,488万円で、従業員は2,704人、バス台数…
社会党岩手県本部大会で執行部が総辞職(S51.5.16) l全県

社会党岩手県本部大会で執行部が総辞職(S51.5.16)

衆院選における公認候補問題が、社会党の内部対立や派閥抗争によって1年以上も混迷を極めました。この問題は、旧体制からの交代論や現職議員の勇退を巡る意見対立に端を発し、党内の社会主義協会派と反協会派の対立が表面化しました。特に、反協会派が新体制への移行に強く反発し、党本部への異議申し立てや調整工作が繰り…
混乱する学校主任制度(S51.5.1) l全県

混乱する学校主任制度(S51.5.1)

岩手県で導入が進められている学校の主任制度(学年主任、教務主任、保健主事など)に対し、教職員組合(岩教組・県高教組)は強く反発。主任制度が労働運動を縛るものだとして、県教育委員会の条件を拒否し、春闘統一行動でストライキを実施した。 その後、県教委は譲歩案を提示したが、ストを中止しなければ撤回すると通…
東北新幹線大宮以南問題で合意形成(S51.4.30) m県外・参考

東北新幹線大宮以南問題で合意形成(S51.4.30)

東北新幹線の工事が大幅に遅れたのは、石油危機による建設費圧縮だけが理由ではなかった。住民の反対運動、国会の混乱による国鉄財政の悪化、用地買収の停滞――複数の要因が重なり、1970年代半ばの建設現場は深刻な停滞期を迎えていた。 記事が書かれた当時(昭和51年前後)、東北新幹線はすでに国鉄の運輸大臣認可…
苦悩する地方財政(S51.3.14) l全県

苦悩する地方財政(S51.3.14)

昭和50年度の地方財政は、高度経済成長から低成長への移行に伴う構造的変化や、不況による税収減、人件費の増加などを背景に、戦後最悪の危機を迎えた。県と市町村ともに深刻な財源不足に直面し、県は60億円の不足を見込んで財政緊急対策を実施。授業料や施設使用料の値上げを断行し、人件費抑制のため管理職の給与返上…
宮古でチンピラが猫虐待に腹を立て殺人(S51.1.17) d宮古・下閉伊郡

宮古でチンピラが猫虐待に腹を立て殺人(S51.1.17)

昭和51年1月17日未明、岩手県宮古市黒森町の住宅地で、男性が刺殺される事件が発生しました。午前3時半頃、近隣住民が「怒鳴り合う声」を聞き、静かになった後、不安を感じて自宅の窓から確認すると、雪明かりの中で空き地に倒れている人影を発見しました。この空き地は、宮古市中心部の繁華街から北西約2kmに位置…
運輸省が花巻空港拡張を認可(S50.12.23) f花巻・稗貫郡

運輸省が花巻空港拡張を認可(S50.12.23)

昭和五十年十二月二十三日、運輸省が花巻空港の拡張計画を正式に認可した。空港の拡張構想が持ち上がってからすでに六年が経過しており、その間、花巻市と岩手県が推進する一方で、周辺農民を中心とする反対運動が続いていた。現地では座り込みやデモが繰り返され、十月には反対派が県庁を包囲する事態にも発展した。運輸省…