月: 1957年2月

大槌町の江岸寺の本堂がほぼ完成(昭和32年2月17日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌町の江岸寺の本堂がほぼ完成(昭和32年2月17日)

昭和32年2月17日の河北新報岩手版より。 上閉伊郡大槌町の曹洞宗江岸寺では、昭和31年秋以降、鉄筋コンクリートで本堂を建築していたが、順調に工事が進み、ほぼ完成した。 江岸寺は、徳川時代と明治34年に火災に遭っており、その後50数年間仮本堂となっていたのである。 本堂は98坪で、工費に8,50万円…
東和町で巡回映画のタダ見を断られて放火(昭和32年2月15日) f花巻・稗貫郡

東和町で巡回映画のタダ見を断られて放火(昭和32年2月15日)

昭和32年2月17日の河北新報岩手版より。 東和町の仲町公会堂で映画会が開催されたが、それをただで見ようとした大工の男がいた。 映画会が開催されたが、それをただで見ようとした大工の男がいた。 もちろん断られたが、それに逆ギレしたその男は、屋根に放火したのである。 発火と同時に付近の人々が発見し、屋根…
エンコして乗客に押される伊保内行きのの県北バス(昭和32年2月15日) b二戸・二戸郡

エンコして乗客に押される伊保内行きのの県北バス(昭和32年2月15日)

昭和32年2月15日の河北新報岩手版より。 県北地方は連日の吹雪で、山間部は積雪3尺余りとなり、幹線筋以外のバスが運休が相次ぐこととなった。 福岡〜伊保内のバスはかろうじて運行していたが、一旦バスがエンコしようものなら、後から来るトラックなどが次々と通行止めになるわけで、車掌や乗客がバスの後ろを押し…
丸善仙台支店「英国製自動謄写輪転機は21万5千円!」(昭和32年2月6日) m県外・参考

丸善仙台支店「英国製自動謄写輪転機は21万5千円!」(昭和32年2月6日)

昭和32年2月6日の河北新報岩手版より。 岩手版とは言っても河北新報なので仙台の広告が出てくる。   ちなみに英ゲステットナー社は史上初めて謄写版を発明した会社のようだが、平成7年にリコーの子会社となり、平成19年には「Ricoh Europe」となっている。    …
一関で旧正月の初売り(昭和32年2月1日) i一関・西磐井郡

一関で旧正月の初売り(昭和32年2月1日)

昭和32年2月2日の河北新報岩手版より。 2月1日は旧正月の初売りであったと言う。 一関市内の商店街は、岩手県南から宮城県北までの客を一手に集めてにぎわいを見せた。 前年の暮れには、一関には東光デパート、千葉久デパートと相次いで2つデパートが生まれたこともあり、大賑わいだったようである。  …