d宮古・下閉伊郡

県内の水産高校が共同利用する実習船「宮古丸」が宮古港に到着(昭和41年2月1日) d宮古・下閉伊郡

県内の水産高校が共同利用する実習船「宮古丸」が宮古港に到着(昭和41年2月1日)

昭和41年2月2日の岩手日報より。 県内の水産高校が共同で利用する実習船「宮古丸」が室蘭港を出航し、宮古港に到着した。 宮古港では宮古水産高校のブラスバンド部など全校生徒や漁業関係者が盛大に出迎えた。 宮古丸は室蘭の楢崎造船で建造され、総トン数190トン、全長31m、幅6.6m、エンジン620馬力、…
山田町の町章は山口相互銀行の行章のパクリではないと分かったが…(昭和40年10月22日) d宮古・下閉伊郡

山田町の町章は山口相互銀行の行章のパクリではないと分かったが…(昭和40年10月22日)

昭和40年10月22日の岩手日報より。 山田町の町章は、山口相互銀行のパクリではないかと指摘された。 結局、その指摘は真実ではないということになったが、しばらく町章を使用するのは控えようということになった。 ちなみに、現在の町章はこの5年後の昭和45年に制定された。  …
葛巻町と岩泉町の間の国境峠(昭和40年10月18日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

葛巻町と岩泉町の間の国境峠(昭和40年10月18日)

昭和40年10月18日の岩手日報より。 「峠の秋」と言うシリーズ物記事の5回目。 岩手郡葛巻町と下閉伊郡岩泉町の境界にあるこの峠は、「国境峠」と呼ばれている。 読みは「くにさかい」で、盛岡市と下閉伊郡川井村の境界にある区界峠と全く同じ発音になってしまうと言う。 カーブの多い峠道で「破折注意」「標高六…
早坂峠の秋(昭和40年10月15日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

早坂峠の秋(昭和40年10月15日)

昭和40年10月15日の岩手日報より。 盛岡と岩泉を結ぶ早坂峠は、また、「日本のチベット」と言われていた。岩手県をそのまま体現したような地域であったようだ。 早坂峠は、また、「日本のチベット」と言われていた岩手県をそのまま体現したような地域であったようだ。 この地域の農家の主食は100%ヒエだったそ…
岩泉の炭焼きの厳しい生活を描いた「焼き子の唄」が津川雅彦主演でテレビドラマ化(昭和40年1月23日) d宮古・下閉伊郡

岩泉の炭焼きの厳しい生活を描いた「焼き子の唄」が津川雅彦主演でテレビドラマ化(昭和40年1月23日)

昭和40年1月19日の岩手日報より。 昭和39年の「農民文学賞」を受賞した岩泉町出身の菅原康氏の「焼き子の唄」がNHKで単発ドラマ化されることになった。 主演は津川雅彦と川口知子。 ロケ地は岩泉町ではなく群馬県の四万温泉であったが、ここも製炭業が盛んであったという。 都会的な役の多かった津川と川口は…
川井村の薪炭商夫婦殺害事件(S39.12.18) d宮古・下閉伊郡

川井村の薪炭商夫婦殺害事件(S39.12.18)

昭和39年12月18日、岩手県下閉伊郡川井村中屋敷で、夫婦が猟銃で射殺される事件が発生した。同日午前11時30分頃、近隣住民が夫婦の遺体を発見し、宮古警察署に通報。現場は無施錠の出入口、障子の隙間、鮮明に残された足跡などから計画的な犯行をうかがわせるものであった。夫婦は寝室で倒れており、大量の血液が…
盛鉄局「年末年始の帰省は臨時列車が空いてますよ!着席券も発売しますよ!」(昭和39年12月16日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛鉄局「年末年始の帰省は臨時列車が空いてますよ!着席券も発売しますよ!」(昭和39年12月16日)

昭和39年12月16日の岩手日報より。 盛鉄局はすでに年末年始のダイヤを発表しており、臨時列車の利用を呼び掛けていた。 旅行者が案外臨時列車の存在を知らないために定期列車ばかり混んでいるということを憂慮していた。 また、盛鉄局管内では1枚50円で「着席券」を販売することとした。 着席券を販売する列車…
遠野で「忍者部隊」を真似た小学生が盗み・宮古で国道沿いに花壇(S39.6.10岩手東海新聞) d宮古・下閉伊郡

遠野で「忍者部隊」を真似た小学生が盗み・宮古で国道沿いに花壇(S39.6.10岩手東海新聞)

遠野で、当時のテレビ番組「忍者部隊月光」を真似て窃盗をする小学生が出たという。 また、宮古では一級国道の開通に合わせて花壇の整備と。 それまで二級国道111号線であったところ、昭和38年4月1日に指定替えされて一級国道45号線になったもの。    …
宮古海上保安署は新庁舎建築中(昭和39年6月2日) d宮古・下閉伊郡

宮古海上保安署は新庁舎建築中(昭和39年6月2日)

昭和39年6月2日の岩手東海新聞より。 宮古海上保安署は、それまで宮古海運局の2階を間借りをしていたものであるが、海事振興会が中心となって、宮古・下閉伊地区の船主や漁協に協力を求めて、全額地元負担で新しい庁舎を建設することになったのである。 それで、宮古市鍬ヶ崎の県有地をに、総工費250万円、木造モ…
宮古の誘拐事件(S38.5.27) d宮古・下閉伊郡

宮古の誘拐事件(S38.5.27)

昭和38年5月27日、岩手県宮古市で水産業を営む資産家宅に脅迫電話がかかる。犯人は「子供を預かっている。現金20万円を比古神社に持って来なければ命はない」と脅迫。資産家の中学1年生の次男(当時13歳)が誘拐され、藤原小学校校庭に呼び出された後、閉伊川堤防にある水防小屋(宮古市建設課管理)に監禁された…
普代村にスクールバス(昭和38年4月6日) d宮古・下閉伊郡

普代村にスクールバス(昭和38年4月6日)

昭和38年4月6日の岩手日報より。 これまで公共交通機関のなかった普代村の鳥茂渡地区から普代中学校までスクールバスが走るというニュース。 それまでは、普代中学校までの8~10kmの道のりを、朝5時に起きて2時間かけて通っていたのだという。 そのことで遅刻や欠席が多く、学力不振の一因になっていたという…
山田町に県下初の「まごころ銀行」 d宮古・下閉伊郡

山田町に県下初の「まごころ銀行」

昭和38年4月3日の岩手日報より。 山田町では4月1日から社会福祉協議会により「まごころ銀行」が店開きをしたのだという。 これは町役場内の社協事務局に本店を置き、豊間根・大沢・船越・織笠に支店が設けられ、口座は「心」「技術」「労力」「金品」「血液」の5口座に分かれるという。 開店した「まごころ銀行」…
「日本のチベット」の飯場で喧嘩殺人(S38.1.1) d宮古・下閉伊郡

「日本のチベット」の飯場で喧嘩殺人(S38.1.1)

昭和38年1月1日、岩手県岩泉町安家地区で新年交賀会が行われていた中、岩泉警察署安家駐在所の巡査が、国有林内の飯場で喧嘩があり負傷者がいるとの報告を受けた。地元消防団員や安家診療所の医師の協力を得て15キロ離れた現場に向かい、負傷者である33歳の男性が頭部外傷で重体であることを確認。四輪駆動車を手配…