昭和56年

台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま e釜石・遠野・上閉伊郡

台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま

昭和56年12月22日の読売新聞岩手版では、その年の8月23日に来襲した台風15号による国道107号線の被害が、4か月たっても復旧していないことを報じている。 気象庁ホームページ「台風経路図 昭和56年(1981年)」より 昭和50年代に小学生であったこのブログの管理人は「わたしたちの岩手」という社…
三陸鉄道株式会社発足(S56.11.4) c久慈・九戸郡

三陸鉄道株式会社発足(S56.11.4)

昭和56年(1981年)3月、国鉄再建法施行令により、赤字ローカル線の整理が進められる中、岩手県は全国初の第三セクター方式による「県民鉄道」設立を目指し、久慈・宮古・盛の各線を国鉄から引き継ぐ構想を打ち出した。昭和56年8月には中村知事が塩川運輸大臣らと会談し、1キロあたり3,000万円の転換交付金…
連続する冷害に激甚災害認定(S56.10.16) l全県

連続する冷害に激甚災害認定(S56.10.16)

昭和56年(1981年)は岩手県にとって、前年の昭和55年に続く戦後最悪級の冷害と、8月22日から23日にかけて縦断した台風15号の直撃により、深刻な農業被害を被った年である。県内の稲作は冷害と台風の双方により「著しい不良」とされ、作況指数は76と全国2位の不作、総収穫量は29万6,600トンにとど…
久慈線・宮古線・盛線が廃止対象に(S56.6.10) c久慈・九戸郡

久慈線・宮古線・盛線が廃止対象に(S56.6.10)

三陸縦貫鉄道問題は、国鉄再建法に基づき、赤字ローカル線の廃止・バス転換を進める中で、鉄道の第三セクターによる運営を巡る議論が続いた。昭和56年6月10日、国鉄は廃止路線を選定し、久慈線、盛線、宮古線などが廃止対象となった。廃止手続きには運輸大臣の承認と協議会が必要で、協議が整わなければ「見切り発車」…
大瀧詠一『君は天然色』 e釜石・遠野・上閉伊郡

大瀧詠一『君は天然色』

いきなり管理人の個人的な思い出を。 2013年の年末、盛岡に帰省していた時にニュース番組から〽くちびるツンととがらせて~ と大瀧詠一の『君は天然色』が流れてきた。 ニュース番組で何事? 「ミュージシャンの大瀧詠一さん、65歳が・・・」 ん??? 「東京都内の自宅で、解離性動脈瘤で亡くなりました」 何…
新興製作所が希望退職案を提示(S56.2.12) f花巻・稗貫郡

新興製作所が希望退職案を提示(S56.2.12)

谷村新興の合理化紛争は昭和55年10月22日から始まり、昭和56年2月12日に会社側が最後の手段として希望退職案を提示し、労使交渉が決着を見ました。この案は組合側に受け入れられ、紛争は収束しました。希望退職案は二次に分けて実施され、結果として約350人が希望退職を申請し、経営再建に向けて新たな一歩を…