備考※6

稗貫郡湯口村で県内初の村立病院(昭和10年2月27日) f花巻・稗貫郡

稗貫郡湯口村で県内初の村立病院(昭和10年2月27日)

昭和10年3月1日の岩手日報より。 稗貫郡湯口村では、村立病院を計画しており、2月27日の村議会で満場一致で決定された。 予算総額は7300円で、300円は用地日、5000円を建設費、2000円は設備費で、専属医師1名を置き、他に花巻共立病院や組合病院と協定して、毎日1回か2回、専門医の出張を求める…
凶作だった東北6県でなぜか郵便貯金の総額が増加 l全県

凶作だった東北6県でなぜか郵便貯金の総額が増加

昭和10年2月8日の読売新聞より。 前年は東北6県は凶作であった。 しかし、仙台貯金支局で発表したところによると、昭和10年1月末現在の貯金額は160,837,346円(+2,154,451円)、人員は2,948,913人(+17,500人)であったという。 もともと東北地方の貯金は貧弱であったとこ…
山田線が宮古まで開通(S9.11.6岩手日報) d宮古・下閉伊郡

山田線が宮古まで開通(S9.11.6岩手日報)

【歴史秘話】昭和9年11月6日、三陸に歓喜の汽笛が響いた日 ―― 山田線「宮古開通」の熱狂 こんにちは。本日は、私の手元にある非常に貴重な資料をご紹介します。 Screenshot 今から約90年前、昭和9年(1934年)11月6日の「岩手日報」の紙面です。そこには、盛岡と宮古が鉄路で結ばれた瞬間の…
ベーブ・ルース来日(S9.11.6岩手日報) m県外・参考

ベーブ・ルース来日(S9.11.6岩手日報)

【歴史の一ページ】昭和9年、岩手も沸いた!ベーブ・ルース来日の衝撃 こんにちは!今日は、岩手の歴史を感じる非常に貴重な新聞資料をご紹介します。 見つけたのは、昭和9年(1934年)11月6日付の「岩手日報」。そこには、今や伝説となった「野球の神様」ベーブ・ルースの姿が大きく写し出されていました。 ■…
発狂した父を家族全員で殺す(S9.11.3) c久慈・九戸郡

発狂した父を家族全員で殺す(S9.11.3)

昭和9年11月13日、岩手県九戸郡久慈町(現久慈市)で、精神病を患い凶暴化した夫に対する家庭内の不安と生活苦に悩んだ妻が、長男と次男と共謀して夫を毒殺する事件が発生しました。事件の発端は、地元医師が死体に疑問を抱き警察に通報したことでした。 亡くなった夫は8月ごろから精神異常を発症し、家族への暴力や…
凶作対策の東北六県知事会議(S9.10.4岩手日報) m県外・参考

凶作対策の東北六県知事会議(S9.10.4岩手日報)

昭和9年の衝撃:東北6県知事が帝国ホテルに集結した日 今回ご紹介するのは、昭和9年(1934年)10月4日付の岩手日報です。紙面には、郷土の危機を救うべく立ち上がった知事たちの、14時間に及ぶ死闘の記録が鮮明に記されています。 1. 「東北救済」を掲げた異例の会議 Screenshot 記事の大きな…
凶作地・上閉伊郡金沢村の実情(S9.10.2岩手日報) e釜石・遠野・上閉伊郡

凶作地・上閉伊郡金沢村の実情(S9.10.2岩手日報)

【昭和9年の記憶】栃の実を潰し、闇に耐えた「金沢村」の真実 昭和9年(1934年)、東北地方を記録的な冷害が襲いました。今回取り上げるのは、同年10月2日付の『岩手日報』に掲載されたルポルタージュ「冷害地に行く」の第3回です。 Screenshot 取材班が向かったのは、中部山間部、現在の上閉伊郡大…
凶作の実情を政府に陳情しよう(S9.10.2岩手日報) l全県

凶作の実情を政府に陳情しよう(S9.10.2岩手日報)

【歴史の断片】昭和9年、岩手の叫び――「冷害を注視せよ」上京陳情にかけた農村の命運 デジタル化が進む現代ですが、時として古い新聞の紙面は、教科書の一行よりも雄弁に当時の人々の苦しみと熱量を伝えてくれます。 今回ご紹介するのは、昭和9年(1934年)10月2日付の「岩手日報」夕刊の一面です。そこには、…
東北・北海道の米咲は全く絶望で昭和6年以上の凶作予想(昭和9年9月10日) l全県

東北・北海道の米咲は全く絶望で昭和6年以上の凶作予想(昭和9年9月10日)

昭和9年9月10日の岩手日報より。 昭和9年は、東北や北陸の水害、九州の干ばつ、それに関東・北陸・東北一帯の長雨という常軌を逸した天候で、全国的に水稲も作柄は悪いことがほぼ決定してしまった。 8月になって天候は回復したが、これも焼け石に水であり、場所によっては害虫や稲熱病等が発生し、農林省の調査によ…
与の字橋際のカフェーの名物女の急死(S9.9.2岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

与の字橋際のカフェーの名物女の急死(S9.9.2岩手日報)

和9年9月2日の岩手日報を開くと、当時の盛岡で一際異彩を放っていた女性の訃報が、記者の感傷が混じった独特の筆致で綴られています。亡くなったのは、紺屋町の与ノ字橋の袂に店を構えていたカフェー彼女のマダム、よしえさんです。現在では東北電力岩手支店や紺屋町番屋、白沢せんべい店などが立ち並ぶあの界隈は、当時…
雫石川改修は進み沢田橋も着工(S9.9.2岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

雫石川改修は進み沢田橋も着工(S9.9.2岩手日報)

昭和9年9月2日の岩手日報に掲載されたこの記事は、当時の盛岡で進められていた雫石川改修工事の壮大さを物語る貴重な記録です。記事には澤田橋の橋脚が完成したことが誇らしげに記されていますが、現在の盛岡市民にとって馴染み深いのは簗川に架かる沢田橋の方かもしれません。実は、このニュースに登場する澤田橋こそが…
広告欄(S9.9.2岩手日報) l全県

広告欄(S9.9.2岩手日報)

昭和9年9月2日の岩手日報を開くと、現代の感覚からすると少し奇妙な光景が広がっています。地方紙でありながら、広告欄には岩手県内企業の名前がただの一つも見当たらないのです。そこに並んでいるのは、大阪や東京、広島といった都市部の大資本による「全国ブランド」ばかり。当時の地方都市が、いかに中央の消費文化に…
和賀川下流で流木を拾った住民が次々検挙(S9.9.2岩手日報) g北上・和賀郡

和賀川下流で流木を拾った住民が次々検挙(S9.9.2岩手日報)

昭和9年9月2日付の岩手日報には、当時の社会情勢を伝える興味深い記事が並んでいます。 最も大きな記事は、和賀川の下流で起きた流木の持ち出しに関する事件です。昭和9年7月29日の増水に際し、江釣子村、三ヶ尻村、岩崎村の河岸に大量の木材や薪が漂着しました。これらを付近の住民が持ち去ったため、黒沢尻署が捜…
矢幅駅前に県内一の倉庫が完成(S9.9.1岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

矢幅駅前に県内一の倉庫が完成(S9.9.1岩手日報)

昭和9年9月1日の岩手日報を開くと、そこには当時の矢巾地域が誇った圧倒的な活気と、世界を見据えた壮大な物語が記録されています。 徳田信用組合と、不動村・煙山村が経営する矢幅信用組合が共同で進めてきた県下一の巨大倉庫が、この日ついに業務を開始しました。この大事業は本春3月から着工されたもので、収穫期を…
荒沢村の座敷牢放火殺人事件(S9.9.1) b二戸・二戸郡

荒沢村の座敷牢放火殺人事件(S9.9.1)

昭和9年9月1日、岩手県二戸郡荒沢村(現在の八幡平市荒屋新町)で、精神疾患により自宅裏手の監置場に隔離されていた男が火災によって焼死する事件が発生した。この監置場は、男が暴行を働くようになったため、同年4月末に木造で建設されたものだった。 焼死した男は、精神疾患を発症する以前は牛馬商を営んでおり、そ…
徴兵検査の甲種合格は下閉伊郡が1位(S9.9.1岩手日報) d宮古・下閉伊郡

徴兵検査の甲種合格は下閉伊郡が1位(S9.9.1岩手日報)

昭和9年9月1日付の新聞に掲載されたこの記事は、当時の岩手県における若者たちの身体的成長と、地域ごとの徴兵検査の結果を詳しく伝えています。見出しには下閉伊郡が県内で第1位の合格率を記録したことが掲げられており、当時の社会において徴兵検査の結果がいかに重要な地域の関心事であったかがうかがえます。 記事…
二戸郡で犬が次々と謎の病気で死ぬ(昭和9年9月1日) b二戸・二戸郡

二戸郡で犬が次々と謎の病気で死ぬ(昭和9年9月1日)

昭和9年9月1日の岩手日報より。 福岡町を中心に、二戸郡の各村一帯で犬の病気が流行して、5〜6日の短期間で倒れて死ぬと言う恐ろしい状態となっていた。 獣医に聞いても、どのような病気であるかわからないと言う。ただ、人間で言えば腸チフスのようなもので、いちどこれにかかってしまうと、ハクタレルで死んでしま…