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年始広告も「初春のお慶び」ではなく「初春のごあいさつ」(昭和64年1月1日) l全県

年始広告も「初春のお慶び」ではなく「初春のごあいさつ」(昭和64年1月1日)

昭和64年1月1日の岩手日報の広告欄に掲載された県内各企業の広告は、ことごとく「初春のお慶びを申し上げます」ではなく「謹んで初春のごあいさつを申し上げます」。 天皇陛下が御危篤の状態で自粛ムードとなっており「慶び」という雰囲気ではなかったのだ。    …
松屋デパートの初売りは1月2日から!(S42.12.31岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

松屋デパートの初売りは1月2日から!(S42.12.31岩手日報)

昭和42年12月31日の岩手日報に掲載されたこの広告は、かつて盛岡市内に存在した老舗百貨店「松屋デパート」の新春初売りを告知するものです。当時の盛岡の年末年始風景を今に伝える貴重な資料として、昭和の商業文化の一端を垣間見ることができます。 広告中央に大きく掲げられた「初売福の市」の文字は、まさに新年…
盛岡・メガネの水晶堂「メガネはスイスコーティングで!」(S42.12.30岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・メガネの水晶堂「メガネはスイスコーティングで!」(S42.12.30岩手日報)

昭和42年12月30日の岩手日報より。 昭和42年の年の瀬、盛岡市中の橋通にある眼鏡専門店「水晶堂」が岩手日報に出した新聞広告は、視力と快適さへの意識が高まっていた時代の空気を感じさせてくれます。 広告は「スイスコーティング」の技術を大々的に紹介しており、「あなたのメガネをサングラスにします」「現在…
Xマスケーキは一関・ライオンベーカリーで!(S42.11.29岩手報知) i一関・西磐井郡

Xマスケーキは一関・ライオンベーカリーで!(S42.11.29岩手報知)

1967年(昭和42年)11月29日の『岩手報知』に、一関にある「ライオンベーカリー」のクリスマスケーキ広告が掲載されていました。 「Xマスケーキはぜひ専門店ライオンベーカリーへ!」と大きく書かれ、価格は400円〜2000円。当時としては高級な部類に入るケーキだったと思われます。 イラストは、ユーモ…
釜石ホンダ販売で全製品展示会(S42.11.24岩手東海新聞) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石ホンダ販売で全製品展示会(S42.11.24岩手東海新聞)

昭和42年11月24日の岩手東海新聞には、釜石ホンダ販売が主催する全製品展示会の広告が掲載されている。展示会は11月25日が及新マート中妻店隣、翌26日は及新マート只越店隣の会場で開催された。当時の及新(おいしん)は、釜石市内で百貨店として広く知られていたが、同時にスーパーマーケット事業にも進出して…
釜石・浜千鳥の酒かすでうまい料理を!レシピあり(S42.11.16岩手東海新聞) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・浜千鳥の酒かすでうまい料理を!レシピあり(S42.11.16岩手東海新聞)

昭和42年11月16日の岩手東海新聞より。釜石の蔵元・浜千鳥酒造では、ふみ粕(酒粕)を使った家庭料理のレシピを紹介していた。内容はどれも手軽にできるものばかりで、保存食としての知恵も含まれている。 かす汁は、好みの魚や野菜を大きめに切って煮て、酒粕と塩・味噌で味を調えるというもの。味噌を控えめにする…
一日一食みなとパンを!(S42.11.13岩手東海新聞) e釜石・遠野・上閉伊郡

一日一食みなとパンを!(S42.11.13岩手東海新聞)

昭和42年11月13日の岩手東海新聞に掲載された、釜石市の「みなと食品工業株式会社」の広告は、時代を象徴するようなインパクトある紙面である。 キャッチコピーはこうだ—— 「秋がおなかにやってきた 一日一食みなとパンをお奨めします!!」 この一文だけでも、食糧事情と栄養改善の両立を目指す戦後日本の空気…
盛岡・川徳デパートでテイジンフェア(S42.11.11岩手東海新聞) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・川徳デパートでテイジンフェア(S42.11.11岩手東海新聞)

昭和42年11月11日の岩手東海新聞には、盛岡市の老舗百貨店・川徳(かわとく)による広告が掲載されている。掲載面はファッションを中心とした広告で、川徳が当時展開していた「テイジン・レーサーハウザー」フェアを大きく打ち出していた。 この広告では、盛岡から離れた釜石の新聞にまで大きく紙面を取り、帝人(テ…
釜石・東殖デパートでは師走を前に全品2割引き!(昭和42年11月10日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・東殖デパートでは師走を前に全品2割引き!(昭和42年11月10日)

昭和42年11月10日の岩手東海新聞に掲載された、釜石・大渡町の「東殖デパート」の広告から、当時の年末商戦の様子が垣間見えます。 この広告は、「日頃のご愛顧に応えて東殖が師走前にメーカーと協力で奉仕する3日間!」と題し、11月11日から13日までの3日間限定で、全品2割引という大規模なセールを告知し…
スバル秋の中古車セールで志戸平温泉ご一泊ご招待!(S42.11.10岩手東海新聞) f花巻・稗貫郡

スバル秋の中古車セールで志戸平温泉ご一泊ご招待!(S42.11.10岩手東海新聞)

昭和42年11月10日の岩手東海新聞に掲載された広告によれば、釜石市内の中古車販売店「まこと商会」では、「スバル 秋の中古車セール」が開催中である。 セール期間は11月13日から12月5日までの約3週間で、対象となる車種はスバル360、スバルサンバ、スバルカスケードなど、いずれも当時の名車と謳われた…
釜石の洋品店で秋冬舶来国産婦人服地オール半額セール(昭和42年11月6日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の洋品店で秋冬舶来国産婦人服地オール半額セール(昭和42年11月6日)

昭和42年11月6日の岩手東海新聞には、当時の釜石市内の洋品店で開催されていた「秋冬の舶来国産婦人服地オール半額セール」の広告が掲載されていました。会期は11月8日からの5日間。 「舶来」「デラックス」「バーゲーン」といった言葉づかいが、いかにも高度経済成長期の空気を伝えてくれます。海外製品=高級品…
ブラザーミシンが釜石に沿岸サービスセンターをオープン(S42.11.4岩手東海新聞) e釜石・遠野・上閉伊郡

ブラザーミシンが釜石に沿岸サービスセンターをオープン(S42.11.4岩手東海新聞)

昭和42年11月4日の岩手東海新聞には、ブラザーミシン販売株式会社が釜石市に「沿岸サービスセンター」を新設したことが紹介されている。 場所は釜石駅から大渡橋を渡ってすぐ、大渡町2丁目。周辺には中央ビルや橋上マーケット、旧ブラザー営業所などが地図付きで案内されており、来訪客が迷わぬよう配慮されていた。…
盛岡・川徳デパートで「現代っ子Vルック」(S42.11.4岩手東海新聞) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・川徳デパートで「現代っ子Vルック」(S42.11.4岩手東海新聞)

昭和42年11月4日の岩手東海新聞に掲載された広告より、盛岡の老舗百貨店・川徳による子ども服「現代っ子ルック」の紹介です。 盛岡の川徳百貨店が、釜石地域の読者向けにも広告を展開していたことがわかるこの紙面。「新しい時代の新しい子供に新しい服装を」と掲げたこの広告は、当時の子ども服に対する意識の変化を…
「ソシュウ」に高城丈二と神楽坂浮子が来ます!(昭和42年5月6日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

「ソシュウ」に高城丈二と神楽坂浮子が来ます!(昭和42年5月6日)

昭和42年5月6日の岩手日報に掲載された広告より。 「ソシュウ」とは昭和33年に菜園に開業したキャバレー。   というか、管理人は氷河期世代であるためか「高城丈二」「神楽坂浮子」とか言われても全然分からない… しかしいずれも、Wikipediaに独立した項目があった。 まずは高城丈二から。…