建設・建築

国鉄盛岡工事局が新幹線用地の権利取得申請(S50.5.31) a盛岡・岩手郡・紫波郡

国鉄盛岡工事局が新幹線用地の権利取得申請(S50.5.31)

東北新幹線と東北自動車道の予算が据え置かれたため、開業が遅れる見通しが強まっています。特に東北新幹線は、人件費や資材の高騰により、実質的な工事量が大きく減少し、当初予定の5年以内の開業が2年以上遅れることが確実となりました。政府の予算抑制により、工事費が高騰し、資材も不足しています。用地買収が進んで…
きれいになった釜鉄桟橋(昭和42年11月18日) e釜石・遠野・上閉伊郡

きれいになった釜鉄桟橋(昭和42年11月18日)

昭和42年11月18日の岩手東海新聞より。 釜石製鉄所では、荷役作業の能率向上と環境整備による災害防止の効果を狙い、桟橋改善工事を行っていた。 工事は、桟橋クレーンの延長と軌道改良に伴い舗装化に重点が置かれ、これまで一部ゴタゴタしていた荷役作業現場もスッキリして、気持ちよく働けると作業員から喜ばれた…
私費で橋を架ける善行 釜石(昭和42年5月11日) e釜石・遠野・上閉伊郡

私費で橋を架ける善行 釜石(昭和42年5月11日)

昭和42年5月11日の岩手日報より。 釜石市向定内で製材所を経営する男性が、バス停のある野田まで甲子川を渡るのに不便であると、私費で架橋して4年、向定内の住民を喜ばせているというニュース。 見た感じ、ありがたい橋なのではあろうが欄干もなく通るのには勇気が要る。 西日本の山間部にあるような「沈下橋」の…
教員団地の建設で「釜石から早く出たい」も減少へ(昭和41年11月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

教員団地の建設で「釜石から早く出たい」も減少へ(昭和41年11月1日)

昭和41年11月1日の岩手東海新聞より。 釜石の教育界には、「住宅難」と言う問題があった。 そこで、釜石市と釜石市教育委員会は、釜石市野田に、鉄筋コンクリート3階建てのアパートを建設した。 この教職員アパートは、前年度同様に、富士鉄釜石製鉄所のH形鋼を骨材として使用するもので、建設費は全額公立学校共…
宮古電報電話局は4階建ての高層ビルになる予定(昭和41年10月28日) d宮古・下閉伊郡

宮古電報電話局は4階建ての高層ビルになる予定(昭和41年10月28日)

昭和41年11月1日の岩手東海新聞より。 昭和44年度に完成を目指す宮古電報電話局の自動改式局増設工事の地鎮祭と起工式は、10月28日11時から宮古市築地通りの建設現場で行われた。 起工式には、東北電気通信局長や宮古電報電話局長や、関係者来賓80名が出席して行われた。 宮古管内でも、電話架設の要望は…
大槌駅前の舗装で「駅前田んぼ」が解消(昭和41年7月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌駅前の舗装で「駅前田んぼ」が解消(昭和41年7月1日)

昭和41年7月1日の岩手東海新聞より。 この当時の大槌町の古館町長は「道路町長」と呼ばれ、町内のほとんどの道路を舗装することに力を入れていた。 山田線の大槌駅前の道路もまた、雨が降れば「駅前田んぼ」として長靴に履き替えてあるかなければならないほどであったと言う。 このため、失業対策事業として、簡易舗…
大槌・金沢中学校では特別教室が完成(昭和40年11月30日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌・金沢中学校では特別教室が完成(昭和40年11月30日)

昭和40年12月1日の岩手東海新聞より。 大槌町の金沢中学校では、11月30日に特別教室の増築落成式が開催された。 金沢中学校では、それまで特別教室がなく、教材がいたずらに積まれていた状態になっていた。 大槌町教育委員会の昭和38年以来の文教整備5ヵ年計画によって、中学校の本校舎に接続する敷地80坪…
新しい県庁がお目見え a盛岡・岩手郡・紫波郡

新しい県庁がお目見え

昭和39年12月8日の岩手日報より。 新しい県庁舎は、着工から丸2年が経過したが、外観工事はほぼ終わり、翌昭和40年3月には完工する見込みであるという。 工事を請け負った鹿島建設によれば「建物は87%、暖房は76%、エレベーターは72%、電気関係は63%が終わっている」という。 完成すれば東北一の建…
東北電力岩手支店の造形美は「直線と曲線の融合」(昭和39年11月26日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

東北電力岩手支店の造形美は「直線と曲線の融合」(昭和39年11月26日)

昭和39年11月26日の岩手日報より。 中津川べりに建つ東北電力岩手支店の建物は昭和37年に建ったものであるというが、スパンドレルと呼ばれるアルミニューム合金で、記事の表現をそのまま借りれば「キリのマサ目を思わせるやわらかい線ときっちり並んだ窓ワクがいかにもすがすがしい感じを与える」と表現されている…
宮古海上保安署は新庁舎建築中(昭和39年6月2日) d宮古・下閉伊郡

宮古海上保安署は新庁舎建築中(昭和39年6月2日)

昭和39年6月2日の岩手東海新聞より。 宮古海上保安署は、それまで宮古海運局の2階を間借りをしていたものであるが、海事振興会が中心となって、宮古・下閉伊地区の船主や漁協に協力を求めて、全額地元負担で新しい庁舎を建設することになったのである。 それで、宮古市鍬ヶ崎の県有地をに、総工費250万円、木造モ…
いろいろと使い道の多い釜石小学校旧校舎(昭和38年9月3日) e釜石・遠野・上閉伊郡

いろいろと使い道の多い釜石小学校旧校舎(昭和38年9月3日)

昭和38年9月3日の岩手東海新聞より。 釜石小学校は、昭和37年度に新しい校舎に移ったが、その後も釜石一中から独立した大平中学校の新校舎が完成するまで仮校舎として入居したり、県の合同庁舎新築に際して仮庁舎として使用されたりと言う経緯があった。 さぁこれから特別教室兼屋内体育館として旧校舎の跡地に建設…
種市町では近く中学校が統合するが…(昭和36年12月6日) c久慈・九戸郡

種市町では近く中学校が統合するが…(昭和36年12月6日)

昭和36年12月6日のデーリー東北より。 種市町内の種市中学校、角ノ浜中学校、平内中学校を統合する話は、昭和32年から持ち上がっていた。 しかし、角の浜、平内の角学では、経済的負担が重くなるので反対しており実現できなかった。 ところが、その頃入学生等が増加し、学校修繕費がかかり、収容が困難でどうして…