邦画

盛岡・内丸座で「お嬢さん乾杯」「不良少女」公開!(昭和24年3月19日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「お嬢さん乾杯」「不良少女」公開!(昭和24年3月19日)

昭和24年3月19日の岩手新報より。 盛岡の松竹系封切館・内丸座では20日から「お嬢さん乾杯」、22日限定で「不良少女」を公開するという。 「お嬢さん乾杯」は昭和24年3月13日公開の松竹映画で、出演は佐野周二・原節子・佐田啓二など。 「不良少女」は、昭和24年3月29日に公開予定のもので、この時点…
今週の映画は「最後の帰郷」(大映)、「愛と誓ひ」(東宝)(昭和20年8月10日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

今週の映画は「最後の帰郷」(大映)、「愛と誓ひ」(東宝)(昭和20年8月10日)

昭和20年8月10日の岩手日報より。 この時期になると映画配給はどこの映画会社で製作するにかかわらず「紅系」「白系」に分けて行われるようになったようである。 この記事を書いている令和3年年末の時点で、どちらがどっちかは判然としていないが。とにかく2本ずつの映画配給ということには変わりなかったようであ…
盛岡中劇・国劇で「敵機空襲」、内丸座・第一で「エノケンの兵六夢物語」公開(昭和18年4月8日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡中劇・国劇で「敵機空襲」、内丸座・第一で「エノケンの兵六夢物語」公開(昭和18年4月8日)

昭和18年4月8日の岩手日報より。 盛岡の中央映画劇場と国民劇場では「敵機空襲」を公開する。 「敵機空襲」は松竹が昭和18年4月1日に初公開。田中絹代や上原謙が出演。 また、内丸座や第一映画劇場では「エノケンの兵六夢物語」を公開する。 こちらは東宝配給で昭和18年4月1日に初公開。主演は表題通り榎本…
新興キネマ「花嫁剣法」封切します!(昭和17年1月7日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

新興キネマ「花嫁剣法」封切します!(昭和17年1月7日)

昭和17年1月7日の岩手日報より。 新興キネマ「花嫁剣法」が封切するという。 主演は大友柳太郎で初公開は昭和16年9月18日 ・・・が、新興キネマというのは当時の映画配給会社であり、この記事の3日後に大都映画と合併して大日本映画製作(大映)が発足するのであるが、別に盛岡にそのような劇場があったわけで…
盛岡・第一映画劇場では「青春角力日記」「越後獅子祭」を公開します!(昭和16年11月6日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・第一映画劇場では「青春角力日記」「越後獅子祭」を公開します!(昭和16年11月6日)

昭和16年11月6日の岩手日報より。 盛岡の第一映画劇場では「青春角力日記」と「越後獅子祭」を公開するという。 「青春角力日記」は昭和13年5月21日初公開の東宝映画で、スポ根映画のはしりであるともいわれている。 「越後獅子祭」は昭和14年8月20日初公開の東宝映画で、長谷川一夫や入江たか子が出演。…
盛岡・内丸座で「雪之丞変化」を封切します!(昭和16年11月6日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「雪之丞変化」を封切します!(昭和16年11月6日)

昭和16年11月6日の岩手日報より。 盛岡の内丸座では「雪之丞変化」を封切する。 「雪之丞変化」は昭和10年、昭和34年、昭和38年と数回映画化されているが、これは昭和10年版であろう。 主演は林長二郎。 「絶対新版」と書いてはいるものの、初公開からすでに6年経過しており、よくもまあそんなことが言え…
第八新興閣で「母の願ひ」「花嫁十三夜」封切!(昭和15年8月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

第八新興閣で「母の願ひ」「花嫁十三夜」封切!(昭和15年8月1日)

昭和15年8月1日の新岩手日報より。 第八新興閣では「母の願ひ」「花嫁十三夜」を封切するという。 「母の願ひ」は昭和15年4月18日の新興キネマ作品で、出演は宇佐美淳・浦部粂子など。 特に宇佐美淳は二戸郡姉帯村(現:一戸町姉帯)で、「郷土スター」として宣伝されていた。 「花嫁十三夜」は昭和15年4月…
盛岡・松竹内丸座で「都会の奔流」「維新子守唄」公開!(昭和15年8月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・松竹内丸座で「都会の奔流」「維新子守唄」公開!(昭和15年8月1日)

昭和15年8月1日の新岩手日報より。 盛岡・松竹内丸座では「都会の奔流」「維新子守唄」を公開する。 「都会の奔流」は、昭和15年6月13日公開の松竹作品で、出演は佐分利信・原保美・木暮実千代など。 「維新子守唄」は、昭和15年4月18日公開の松竹作品で、出演は伏見信子・海江田譲二など。  …
内丸松竹座で「新女性問答」「初旅東海道」公開! a盛岡・岩手郡・紫波郡

内丸松竹座で「新女性問答」「初旅東海道」公開!

昭和14年7月20日の岩手日報の広告欄より。 松竹内丸座では「新女性問答」「初旅東海道」を公開するという。 「新女性問答」は松竹大船の製作で監督は佐々木康、主演は桑野通子。 初公開は昭和14年6月1日であったから、盛岡での公開は1か月半強の遅れ。 「初旅東海道」もまた松竹大船で、坂東好太郎、北見礼子…
盛岡・衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」封切! a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」封切!

昭和12年6月10日の岩手日報より。 盛岡の衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」を封切。 監督は溝口健二で主演は山田五十鈴。 Wikipedia日本語版の独立項目となっており、キネマ旬報でも昭和12年の映画ベストテンに入っている。   ちなみに、衆楽座は後年、洋画専門館「国民劇場」(国劇)となって…
盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日)

昭和11年11月5日の岩手日報より。 盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開する。 「男性対女性」は、昭和11年8月29日公開の松竹映画で、出演は佐分利信・上原謙・田中絹代など。 「薔薇はなぜ紅い」(原題:So Red The Rose)は、昭和10年の米パラマウント映画…
盛岡・内丸座で「野に叫ぶもの 闘争編」「キーンの決死隊」公開(昭和7年1月10日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「野に叫ぶもの 闘争編」「キーンの決死隊」公開(昭和7年1月10日)

昭和7年1月10日の岩手日報より。 盛岡の内丸座では「野に叫ぶもの 闘争編」「キーンの決死隊」を公開する。 「野に叫ぶもの 闘争編」は昭和6年7月23日公開の松竹作品で無声映画。出演は鈴木伝明・高田稔・沢蘭子・及川道子など。 「キーンの決死隊」(原題:The Rough Riders)は昭和2年のア…
盛岡・内丸座で「ダンスガールの悲哀」「支那街の夜」「東洋パッション楽劇座公演」「伊勢音頭」公開!(昭和5年3月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「ダンスガールの悲哀」「支那街の夜」「東洋パッション楽劇座公演」「伊勢音頭」公開!(昭和5年3月28日)

昭和5年3月28日の岩手日報より。 盛岡の内丸座では「ダンスガールの悲哀」「支那街の夜」「東洋パッション楽劇座公演」「伊勢音頭」を公開する。 「ダンスガールの悲哀」は昭和4年11月1日初公開の松竹映画。 「支那街の夜」は大正14年9月18日初公開の松竹映画。 「伊勢音頭」は昭和4年7月13日初公開の…
盛岡・紀年館では日活「修羅城」「父」公開(昭和5年3月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・紀年館では日活「修羅城」「父」公開(昭和5年3月1日)

昭和5年3月1日の岩手日報より。 この日の夜から、紀年館で日活映画「修羅城」「父」を公開するのだという。 ちなみに紀年館とは、大正4年11月23日開館の盛岡における最初の常設映画館で、肴町~八幡宮の通りにあったらしい。 ともあれ「修羅城」は昭和4年10月1日公開で大河内伝次郎などが出演、「父」は昭和…