今週の映画は「最後の帰郷」(大映)、「愛と誓ひ」(東宝)(昭和20年8月10日)

昭和20年8月10日の岩手日報より。

この時期になると映画配給はどこの映画会社で製作するにかかわらず「紅系」「白系」に分けて行われるようになったようである。

この記事を書いている令和3年年末の時点で、どちらがどっちかは判然としていないが。とにかく2本ずつの映画配給ということには変わりなかったようである。

内丸座と第一映劇では大映「最後の帰郷」。
昭和20年7月26日公開で、宇佐美淳や月丘夢路が主演。

中央映劇では松竹「愛と誓ひ」。
監督は社会派の今井正で、高田実や志村喬が出演していた。

 

 


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