歴史

福岡(二戸)・大作神社の修築に奉賛会発足(昭和42年12月6日) b二戸・二戸郡

福岡(二戸)・大作神社の修築に奉賛会発足(昭和42年12月6日)

昭和42年12月9日の『デーリー東北』紙は、二戸郡福岡町(現・二戸市)にある大作神社の修築を目的とした奉賛会が12月6日に発足したことを報じている。この神社は、盛岡藩士・相馬大作(本名・下斗米将真)を祀るもので、会場となった福岡町中央公民館には町内外の関係者が集い、老朽化した社殿を後世に伝えるべく修…
江刺市広瀬の「日本一古い民家」向山公園に移築して保存へ(昭和42年5月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市広瀬の「日本一古い民家」向山公園に移築して保存へ(昭和42年5月12日)

昭和42年5月12日の岩手日報より。 この記事の時点では約270年前となる元禄8年(1695年)に建築され、昭和40年には「日本一古い民家」として国の重要文化財に指定されていた江刺市広瀬の後藤さんの家は、昭和41年11月に解体され、向山公園で復元作業が進められていたという。 そして7月いっぱいには完…
江刺市教委は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定申請(昭和38年9月5日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市教委は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定申請(昭和38年9月5日)

昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 江刺市教育委員会は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定するように申請を行った。 この獅子踊りは、慶長12年に宮城県の七北田から伝授されたのだという。   果たして、その申請は受理され、この年の12月24日に県によって無形文化財に指定されたようである。…
花泉遺跡でまた象牙や貝類が出土(昭和35年1月11日) i一関・西磐井郡

花泉遺跡でまた象牙や貝類が出土(昭和35年1月11日)

昭和35年1月11日の岩手日報より。 花泉遺跡は、この時点ですでに「獣骨群の豊蔵地」として名が知られていたという。 花泉町が簡易水道拡張の為に水源地調査を行ったら地下3~5m付近から長さ10cmの象の牙を発見したという。 発見したところは、町民が鉱泉として湯治に利用する「湯の尻」という地区であったと…
盛岡城の天守閣を模型で再現 a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡城の天守閣を模型で再現

昭和34年9月23日の岩手日報より。 多賀盛岡木工という会社は盛岡城を模型で再現したのだという。 そしてゆくゆくは全国の城の写真を展示し盛岡市内で「城の展覧会」を行い、岩手公園に「城の博物館」を設立する考えであるという。 盛岡市長は「全国的に城の再現は批判があり再考の余地がある」とコメントした。…
毛越寺にNHKのテレビクルーが来ます(昭和33年8月27日) i一関・西磐井郡

毛越寺にNHKのテレビクルーが来ます(昭和33年8月27日)

昭和33年8月27日の岩手報知より。 NHKでは、目下行われている平泉町の毛越寺史跡調査の模様をテレビによって放送することになり、9月11日に係員が来県することになったと言う。 うん?また、NHK盛岡放送局も、ラジオ放送のために9月6日ごろ録音をすることになったと言う。   ちなみに、この…
岩手公園の南部中尉の愛馬の銅像が怪我しました(S4.9.5岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手公園の南部中尉の愛馬の銅像が怪我しました(S4.9.5岩手日報)

昭和4年9月、盛岡市の岩手公園でちょっとした“異変”が起きました。園内に建てられていた南部利祥(としなが)中尉とその愛馬の銅像のうち、馬の像の一部に破損が見つかり、足場を組んでの修復作業が行われているのです。 写真に見えるのは、銅像の周囲を囲う足場と、その上で作業を行う職人たちの姿。まるで本当に「怪…