l全県 16 9月 1948 ピコちゃん「パパの忘れ物」(昭和23年9月16日) 昭和23年9月16日の岩手新報より。 連載の漫画「ピコちゃん」では、パパが会社に行こうとしている。 勤め人より自営業が多かったこの当時、ピコちゃんのパパはサラリーマンだったらしいので、それなりに学識はあったのだろう。 でも注意力は散漫だったようで、傘を忘れてしまう。 でもピコちゃんは「また戻って来る… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 15 9月 1948 盛岡八幡宮の大祭の賑わい(昭和23年9月15日) 昭和23年9月16日の岩手新報より。 恒例の盛岡八幡宮の大祭が開催され、2日目の9月15日も8万人の人出でにぎわったという。 そして4台の山車が市内を練り歩き、八幡宮の近くの馬検場から自動車12台が思い思いの飾りで更新するという。 ちなみに自動車祭については以下のページ。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 9月 1948 盛岡・第一映画劇場で「エノケンのホームラン王」封切(昭和23年9月14日) 昭和23年9月12日の岩手新報より。 9月14日に第一映劇で「エノケンのホームラン王」を封切するという。 第一映劇で上映しているので東宝の作品で初公開は昭和23年9月7日。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 13 9月 1948 盛岡・内丸座で「颱風圏の女」封切(昭和23年9月13日) 昭和23年9月12日の岩手新報より。 内丸座では松竹映画「颱風圏の女」を封切するという。 主演は原節子で初公開は昭和23年9月7日。 … 続きを読む
l全県 12 9月 1948 ピコちゃん「大変なこと」(昭和23年9月12日) 昭和23年9月12日の岩手新報より。 連載されていた漫画「ピコちゃん」では、主人公のピコちゃんがママを大急ぎで読んでいる。 そして新聞を読んでいるパパも呼ぶ。 どんな大変なことが起こったのかと思ったら「アリの喧嘩」。 … 続きを読む
l全県 8 12月 1947 お正月の大映映画(昭和22年12月8日) 昭和22年12月8日の新岩手日報より。 大映は、以下のようにお正月映画の案内を出していた。 盛岡で専用封切館を持たなかった大映は、中央劇場(盛岡中劇)で上映していた。… 続きを読む
l全県 3 10月 1947 ゆるがぬ王座!秋の大東宝12大作品!(昭和22年10月3日) 昭和22年10月3日の新岩手日報より。 東宝の映画作品を列挙している。 盛岡では第一劇場が東宝系列の上映館だった。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 9 9月 1947 松本幸四郎一座が花巻に来ます!(昭和22年9月9日) 昭和22年9月3日の新岩手日報より。 松本幸四郎一座が花巻で公演をするという。 ちなみに「松本幸四郎」とは言っても松たか子の父は9代目で、ここに出ているのは7代目。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 24 7月 1946 「星野スミレ」は実在のピアニストだった(昭和21年7月24日) 昭和21年7月21日の岩手日報より。 盛岡の国民劇場で大音楽会が開催されるというが、それより「ドラえもん」「パーマン」でお馴染みの「星野スミレ」は実在のピアニストだったらしい。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 7月 1946 盛岡・国民劇場で日比親善拳闘大試合を開催します!(昭和21年7月21日) 昭和21年7月13日の岩手日報より。 盛岡の国民劇場で日比親善拳闘大試合を開催するという。 そんなに有名な選手はいるのかな… … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 7月 1946 盛岡・国民劇場に藤原義江が来ます!(昭和21年7月14日) 昭和21年7月11日の岩手日報より。 盛岡の国民劇場にテノール歌手の藤原義江が来ると言う。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11 7月 1946 盛岡映画案内(昭和21年7月11日) 昭和21年7月11日の岩手日報より。 盛岡市の映画案内。 封切館は内丸座(松竹)、中劇(大映)、第一(東宝)の3館だったと言うことかな。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 7月 1946 近日、長町日活館跡に「銀映座」が開場します!(昭和21年7月1日) 昭和21年7月1日の岩手日報より。 かつて、長町(河北小学校のあたり?)には「長町日活館」という映画館があった。 ここに「銀映座」ができるという。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 17 8月 1945 高村光太郎「一億の号泣」(昭和20年8月17日) 昭和20年8月17日の岩手日報より。 この当時、高村光太郎は、岩手県花巻町の宮沢賢治の弟の家に疎開をしていた。 そこで終戦を迎えることとなり、新聞に詩を寄せたのである。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12 8月 1945 盛岡・国劇で市川團十郎・市川鶴之助一座が特別興行!(昭和20年8月12日) 昭和20年8月10日の岩手日報より。 盛岡の国劇(のちの国民映画劇場と同じ場所?)で、市川團十郎と市川鶴之助一座の歌舞伎興行を行うという。 あちこちで空襲がある中、一般市民も歌舞伎興行を開催し、それを見に行く余裕があったのかどうかは分からないが、このような記録はあるということで。 &n… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 10 8月 1945 今週の映画は「最後の帰郷」(大映)、「愛と誓ひ」(東宝)(昭和20年8月10日) 昭和20年8月10日の岩手日報より。 この時期になると映画配給はどこの映画会社で製作するにかかわらず「紅系」「白系」に分けて行われるようになったようである。 この記事を書いている令和3年年末の時点で、どちらがどっちかは判然としていないが。とにかく2本ずつの映画配給ということには変わりなかったようであ… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 16 7月 1945 宮城千賀子一座が盛岡・国劇に来ます(昭和20年7月16日) 昭和20年7月12日の岩手日報より。 宮城千賀子の一座が7月16~17日に盛岡の国劇で公演を行うという。 この時期、宮城千賀子は出産して映画から退いていたが、自ら「劇団なでしこ」を旗揚げして各地を巡業していたという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 8月 1944 盛岡市内映画案内(昭和19年8月3日) 昭和19年8月3日の岩手日報より。 盛岡市内の映画情報として7館の上映情報が載っている。 また、前後にはない映画館として「長町日活館」「生姜町日活館」がある。 長町とは材木町から上田に向かう途中のあたり、生姜町とはホットライン肴町の真ん中あたりから八幡宮へ向かうあたり。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 8月 1944 盛岡・第一映画劇場で「都会の奔流」上映(昭和19年8月3日) 昭和19年8月2日の岩手日報より。 昭和15年6月13日初公開の松竹映画「都会の奔流」が第一映画劇場で公開。 主演は佐分利信。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 8月 1944 盛岡・国劇で「鞍馬天狗 薩摩の密使」公開(昭和19年8月3日) 昭和19年8月2日の岩手日報より。 盛岡・国民映画劇場で日活「鞍馬天狗 薩摩の密使」を公開する。 嵐寛寿郎が主演で、初公開は昭和16年7月14日と、3年以上が経過している。 これが盛岡での初公開かどうかは不明。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 8月 1944 盛岡中劇と松竹内丸座で「小太刀を使う女」封切(昭和19年8月3日) 昭和19年8月2日の岩手日報より。 大映の「小太刀を使う女」が盛岡中劇と内丸松竹座で8月3日に封切されることとなった。 水谷八重子(初代)と月丘夢路のダブル主演で、東京での初公開も同じ8月3日。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 12月 1943 川徳デパートで皇軍感謝の華道展(昭和18年12月2日) 昭和18年12月2日の新岩手日報より。 昭和16年12月8日の真珠湾攻撃で始まった大東亜戦争も、これで3年目。 川徳デパートでは、その皇軍感謝と銘打った華道展を行うという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 15 4月 1943 盛岡中劇・国劇で「家」「くもとちゅうりっぷ」を公開(昭和18年4月15日) 昭和18年4月15日の新岩手日報より。 盛岡中劇・国劇で「家」「くもとちゅうりっぷ」を公開する。 いずれも昭和18年4月15日の松竹作品。 「家」の出演は小杉勇・小沢栄太郎・風見章子など。 「くもとちゅうりっぷ」はアニメーション映画。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 8 4月 1943 盛岡中劇・国劇で「敵機空襲」、内丸座・第一で「エノケンの兵六夢物語」公開(昭和18年4月8日) 昭和18年4月8日の岩手日報より。 盛岡の中央映画劇場と国民劇場では「敵機空襲」を公開する。 「敵機空襲」は松竹が昭和18年4月1日に初公開。田中絹代や上原謙が出演。 また、内丸座や第一映画劇場では「エノケンの兵六夢物語」を公開する。 こちらは東宝配給で昭和18年4月1日に初公開。主演は表題通り榎本… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 2 4月 1943 大迫からは指人形を前線へ(昭和18年4月2日) 昭和18年4月4日の新岩手日報より。 稗貫郡大迫町では、北方前線で敵である米国の撃滅に戦闘をしている皇軍に指人形を送って慰問しようとしていた。 国民学校では指人形を作り、婦人会では衣装を作ったと言う。 そして4月2日に600個が出来上がり、町役場に持ち込まれたので、街では近日中に荷造りをして盛岡連隊… 続きを読む