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地主「水沢競馬を廃止してほしい。もう充分儲けたろう?」(昭和36年11月23日) h水沢・江刺・胆沢郡

地主「水沢競馬を廃止してほしい。もう充分儲けたろう?」(昭和36年11月23日)

昭和36年11月23日の胆江日日新聞より。 水沢競馬上の土地所有者達で結成する土地擁護組合は、競馬場の走路の変換と、耕地への地目変換措置を要望していた。 水沢市は赤字再建団体(記事原文ママ)であったところ、黒字が近くなり競馬に頼らなくても財政が健全化するだろうというはらからだった。 しかし水沢市にし…
釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 釜石市の山奥にある和山牧場では、100年以上の歴史を持つ闘牛が名物であったという。 これを見るために、釜石市内外からバスやジープやトラックで2,000人以上の観客が詰めかけたという。 この時期最強だったのは、この和山牧場組合が所有する9歳の「大宮号」であったとい…
盛岡・上ノ橋になぜか白馬に乗った怪紳士が現れる(昭和26年7月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・上ノ橋になぜか白馬に乗った怪紳士が現れる(昭和26年7月1日)

昭和26年7月1日の夕刊いわてより。 県都盛岡は上ノ橋に、シルクハットに真っ赤なモーニングを来て白馬に乗った紳士が現れた。 一体どういうことかというと、「7月5日から8日まで盛岡競馬がありますから老いも若きもイラハイイラハイ」ということであった。 盛岡競馬は前年来の赤字続きで、苦肉の策でこのような広…
県営第2回盛岡競馬 a盛岡・岩手郡・紫波郡

県営第2回盛岡競馬

県営第2回盛岡競馬は、昭和24年6月30日午前11日から黄金競馬場で開催された。 総売り上げは79万円であったという。 第1競馬 速歩(丁3級)2400m 単46、複21・25 ポーラン(6′25″2) ビイガ ホシヒメ 第2競馬 かけ歩(丁級)800m 単33、複24・42 サワダ(1′5″1) …
宝くじのルーツは戦時中の「勝札」(昭和20年7月2日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

宝くじのルーツは戦時中の「勝札」(昭和20年7月2日)

昭和20年7月2日の岩手日報より。 盛岡煙草販売組合では、「7月攻勢」の目標に、①アルミ貨回収、②勝札売り捌き を決定した。 ①アルミ貨回収というのは、当時の10銭以下の小銭がアルミニウムでできていたところ、戦闘機の製造にアルミニウムが不足していたので貨幣は錫で製造することとし、アルミニウムの小銭は…