a盛岡・岩手郡・紫波郡 1月 15日 1965 岩手県内各地で成人式(昭和40年1月15日) 昭和40年1月15日の岩手日報より。 盛岡体育館に集まる成人者。 「成人の日」である1月15日は、県内各地で成人式が行われた。 県都の盛岡では、盛岡体育館で3336人(男1643人、女1693人)の成人者を迎えて、新聞の表現を借りれば「マンモス成人式」となった。 女性の参加者の8割は「訪問着姿」であ… 続きを読む
g北上・和賀郡 12月 25日 1964 北上の九年橋ですれ違い規制を施行 昭和39年12月25日の岩手日報より。 北上市の南の玄関となる国道4号線の九年橋は、幅が5.5mしかなく渋滞や事故の原因となっており、この当時の一級国道としても全国定期に悪名高い難所となっていた。 交通事故は昭和38年に6件であったものが、昭和39年には19件と3倍以上に増えていた。 この幅5.5m… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 24日 1964 〽イイヅカでショッピング~(昭和39年12月24日) 昭和39年12月24日の岩手日報の広告欄より。 少し前の岩手県民ならラジオの〽イイヅカでショッピング~ イイヅカでショッピング~ で知られるファッションデパート・イイヅカの広告。 クリスマスの時期なので彼氏は彼女に何か買ってあげましょう、という広告。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 24日 1964 サンヤのクリスマス特別セール(昭和39年12月25日) 昭和39年12月24日の岩手日報より。 盛岡のサンヤでは、サンタ特別セールを行うという広告を出している。 後年の〽️サンヤ家具サロン〜 ? … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 24日 1964 今宵はクリスマス・イブ(昭和39年12月24日) 昭和39年12月24日の岩手日報より。 大通りの入り口にあるサンビルが、クリスマスに向けて広告を打っている。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 23日 1964 盛岡機関区に双頭除雪車「DD15」がやってきた!(昭和39年12月23日) 昭和39年12月23日の岩手日報より。 東北では秋田鉄道管理局管内にしかなかった「DD15」という双頭型の除雪機関車が盛岡機関区と青森機関区にも配置されることになった。 盛岡機関区に配置される分は、山田線と橋場線の除雪に活躍することとなる。 春になって除雪の必要がなくなったら、雪かき機を取り外してデ… 続きを読む
k大船渡・陸前高田・気仙郡 12月 22日 1964 大船渡で新聞少年にソバを振る舞う 昭和39年12月22日の岩手日報より。 大船渡料理飲食店組合長を務めるその店主は、50人の新聞少年に中華ソバをふるまったという。 見出しには「ソバで元気つけて 新聞配達少年励ます」となっているが、実際は中華そばつまりラーメンだったということになる。 当時は「ラーメン」なんて言い方はしなかったのだろう… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 12月 21日 1964 花巻空港開港1年目の年末帰省シーズン、羽田~花巻の航空便も満席(昭和39年12月21日) 昭和39年12月21日の岩手日報より。 この年から花巻空港が開港し、岩手県への移動に「飛行機」という選択肢が増えたが、年末の規制のシーズンになり、12月28日以降は満席であると報じられた。 ちなみに増便の予定はないという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 21日 1964 岩手中央バス・岩手県南バス「帰省はふるさとのバスで!」(昭和39年12月21日) 昭和39年12月21日の岩手日報より。 国道4号線の整備などにより、帰省ラッシュは鉄道以外にもバスで行うのも盛んになってきた。 岩手中央バスは前年の昭和38年末には30台のバスを東京に送って帰省輸送を行った。 この年は40代で輸送を行うと意気込んでおり、集団就職を受け入れた事業所に営業をかけていた。… 続きを読む
m県外・参考 12月 21日 1964 年末年始は上野から臨時列車を増発しますよ!(昭和39年12月21日) 昭和39年12月21日の岩手日報より。 上野駅では臨時列車の時刻表が貼りだされる。 帰省ラッシュのこの時期、国鉄では「年末旅客輸送体制」と位置づけ、臨時列車を増発していた。 岩手方面には12月27日から「臨時みちのく」など急行8本、準急3本の増発の予定だった。 上野駅では以下のような対策を行うという… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 21日 1964 特急「つばさ」は盛岡~仙台で自由席ができます! 昭和39年12月21日の岩手日報より。 昭和36年の「サンロクトオ」ダイヤ改正で上野~秋田に登場した特急「つばさ」は、昭和38年10月1日の改正で、盛岡編成も登場した。 これは「はつかり」の盛岡以南での混雑を解消するためである。 つまりキハ181系は盛岡にも来ていたということになる。 ダイヤとしては… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 12月 20日 1964 知らない間に結婚してた!? 昭和39年12月20日の岩手日報より。 大阪に住む59歳独身の会社員が、本籍地のある徳島県小松島市役所から戸籍抄本を取り寄せた。 すると、知らない間に妻がいて、子供3人いるということになっている!? どうやら、昭和24年10月14日に釜石市内の女性と結婚していた、ということになっているらしい。 その… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 12月 20日 1964 釜石に丸光デパート開店(昭和39年12月20日) 昭和39年12月20日の岩手日報の広告欄より。 昭和の頃、釜石でデパートといえば丸光だった。 個人的にも、何回も家族連れで行った覚えがある。 平成になってから「東北ニチイ」になったあげく、結局平成14年(2002年)に閉店している。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 16日 1964 盛鉄局「年末年始の帰省は臨時列車が空いてますよ!着席券も発売しますよ!」(昭和39年12月16日) 昭和39年12月16日の岩手日報より。 盛鉄局はすでに年末年始のダイヤを発表しており、臨時列車の利用を呼び掛けていた。 旅行者が案外臨時列車の存在を知らないために定期列車ばかり混んでいるということを憂慮していた。 また、盛鉄局管内では1枚50円で「着席券」を販売することとした。 着席券を販売する列車… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 12月 8日 1964 新しい県庁がお目見え 昭和39年12月8日の岩手日報より。 新しい県庁舎は、着工から丸2年が経過したが、外観工事はほぼ終わり、翌昭和40年3月には完工する見込みであるという。 工事を請け負った鹿島建設によれば「建物は87%、暖房は76%、エレベーターは72%、電気関係は63%が終わっている」という。 完成すれば東北一の建… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 12月 2日 1964 大槌町では新巻鮭の最盛期(昭和39年12月2日) 昭和39年12月2日の岩手日報より。 南部鼻曲がり鮭で知られる大槌町では、新年に向けて新巻鮭の最盛期となっていた。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 30日 1964 日本一の消防村・矢巾村では女子消防団員もハシゴ乗りをこなす(昭和39年11月30日) 昭和30年11月30日の岩手日報より。 「岩手の消防を点検する」というシリーズ物の記事では、岩手県の消防力の後進性を嘆いている。 矢巾村では、この記事の書きぶりをそのまま借りると「農村古来の道徳観にマッチして若い団員たちにも全体主義的な考え方が強い。当世ふうのあまりにも開放的な若者たちにけんおを感ず… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 30日 1964 スズライト・キャリイバンは岩手スズライトで! 昭和39年11月30日の岩手日報の広告欄より。 当時、スズキの主力は「スズライト」だった。 そもそもは昭和30年に発売した軽自動車であり、後年「その後の軽自動車のあり方を示唆、歴史に残る名車」と評価され日本自動車殿堂歴史車に選ばれたというほどの名車でもある。 岩手県内の販社も「岩手スズライト販売」と… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 11月 26日 1964 釜石に秋イカが回遊してきたが「焼け石に水」(昭和39年11月26日) 昭和39年11月26日の岩手日報より。 例年11月は、秋イカの最盛期であり毎日150トン前後が釜石魚市場に水揚げされるという。 しかし、この年は不漁だったようで、11月25日の夕方にやっと秋イカが回遊してきたということで一斉に出漁したが、結局44隻で8.5トンにとどまったという。 そんな不良なので1… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 26日 1964 東北電力岩手支店の造形美は「直線と曲線の融合」(昭和39年11月26日) 昭和39年11月26日の岩手日報より。 中津川べりに建つ東北電力岩手支店の建物は昭和37年に建ったものであるというが、スパンドレルと呼ばれるアルミニューム合金で、記事の表現をそのまま借りれば「キリのマサ目を思わせるやわらかい線ときっちり並んだ窓ワクがいかにもすがすがしい感じを与える」と表現されている… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 26日 1964 川徳デパート「男性はご遠慮ください 女性だけの大バーゲン」(昭和39年11月26日) 昭和39年11月26日の岩手日報の広告欄より。 肴町の川徳デパートでは翌27日から3日間「女性だけの大バーゲン」を行うという。 ご丁寧にも「男性はご遠慮ください」とまで書いている。 … 続きを読む
m県外・参考 11月 26日 1964 岩手でも報じられた長嶋選手婚約(昭和39年11月26日) 昭和39年11月26日の岩手日報より。 巨人軍の長嶋選手の婚約は、岩手でも報じられていた。 … 続きを読む
l全県 11月 24日 1964 茶の間さん「オリンピックでアテが外れた分を取り戻せ」(昭和39年11月26日) 昭和39年11月24日の岩手日報より。 連載されていた4コマ漫画では、東京オリンピックをテーマにしている。 この年の東京オリンピックは10月24日に閉幕している。 それは国内のどの商売をする店にとっても一大商機であったはずだが、この漫画の店ではアテが外れたようだ。 それで「取り返してこい!」と旦那に… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 2日 1964 サンビルでもえびす講大売出し(昭和39年11月2日) 昭和39年11月2日の岩手日報の広告欄より。 盛岡の大通の入り口にあったサンビルでもえびす講の大売出し。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 11月 2日 1964 花巻で踏切報知機にいたずらする列車妨害が相次ぐ(昭和39年11月2日) 昭和39年11月2日の岩手日報より。 この時期、東北本線の花巻~村崎野間で列車妨害が相次いでいたという。 昭和38年10月25日以来、コンクリートトラフや鉄道標識が抜かれて線路にばらまかれるなどの悪質な列車妨害が13件続いていたという。 昭和39年11月1日には、下り197貨物列車が花巻市南城地内で… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 2日 1964 重茂海岸にも「岩手川」(昭和39年11月2日) 昭和39年11月2日の岩手日報より。 岩手川は重茂海岸のアワビ漁解禁に関して広告を打っている。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 1日 1964 岩手トヨタ「自動車の運動会『ジムカーナ』で楽しもう!」(昭和39年11月1日) 昭和39年11月1日の岩手日報の広告欄より。 岩手トヨタが自動車の運動会「ジムカーナ」の大会を、11月8日に盛岡八幡宮の境内で行うという。 ジムカーナとは、広告の表現をそのまま借りれば、「運転技術を存分に発揮でき、ウィットある機敏な行動が要求されしかも童心に帰って無邪気にふるまえる自動車の競技会」で… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 11月 1日 1964 お医者さん親善ラグビーで岩手ドクターズが関西ドクターズに敗れる(昭和39年11月1日) 昭和39年11月2日の岩手日報より。 お医者さんラガーは4年に1回、大会を行っていたのだそうで、その4年に1回が待ちきれず、岩手医大OBで組織される「岩手ドクターズ」と、「関西ドクターズ」が盛岡市上田の黄金ラグビー場で新全試合を行ったのだという。 結果は8-3で関西ドクターズの勝利。 このお医者さん… 続きを読む