大船渡市立赤崎服装学院が閉校へ(昭和41年2月2日)

昭和41年2月2日の岩手日報より。

大船渡市立赤崎服装学院は生徒数の不足で3月に閉校するという。

昭和25年に「赤崎公民学校」として当時の赤崎村に開校し、中学校を卒業した女子を対象に洋裁教育をしてきた。
昭和30年には経営が市に移管され、「赤崎服装学院」となった。

定員は2年制の本科が60人、1年間の研究科が40人、専攻科もあったという。

ところが洋裁ブームが下火となり、高校進学率が上昇し入学者が減少し、ここ数年では15~20人程度になっていたのだという。

そのため赤字も累積していた。

そこで昭和40年3月には廃校しようと考えていたが地元赤崎町選出の市議会議員の反対で延期。

最終年度は本科7人、研究科11人、専攻科3人だけだったという。

16年の歴史で400人がここを巣立っていったという。

校舎は老人ホームに造り変える予定であるとか。

 

 

 

 


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