備考※3a

釜石・第一劇場で「眠れる森の美女」「最後の一人まで」公開(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・第一劇場で「眠れる森の美女」「最後の一人まで」公開(昭和36年7月24日)

昭和36年7月22日の岩手東海新聞の広告欄より。 釜石・第一劇場では7月24日~28日まで「眠れる森の美女」と「最後の一人まで」を公開した。 「眠れる森の美女」(原題:Sleeping Beauty)はディズニーのアニメーション映画。 当時の表現を借りれば「ディズニイの長編漫画映画」であろうか。 日…
釜石・国際劇場で「サンダウナーズ」「大包囲作戦」公開(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・国際劇場で「サンダウナーズ」「大包囲作戦」公開(昭和36年7月24日)

昭和36年7月22日の岩手東海新聞より。 釜石の国際劇場では7月24~27日の間「サンダウナーズ」と「大包囲作戦」が上映された。 「サンダウナーズ」(原題:The Sundowners)は米ワーナー映画で日本での初公開は昭和36年2月28日。 「大包囲作戦」(原題:Steel Claw)もまた米ワー…
大映スターが「幼馴染みというだけさ」のロケで釜石・大槌の映画館で挨拶(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大映スターが「幼馴染みというだけさ」のロケで釜石・大槌の映画館で挨拶(昭和36年7月24日)

昭和36年7月22日の岩手東海新聞より。 釜石では上野に直通する急行「陸中」の運転開始の喜びも冷めやらず、今度は大映映画「幼馴染というだけさ」のロケ地が釜石・宮古であり、その出演者が7月24日に釜石市第一劇場で挨拶するということであった。 挨拶に来る演者は以下の通り。 藤巻潤 高松英郎 浜田ゆう子 …
大渡小学校で釜石で初めての集団登校(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大渡小学校で釜石で初めての集団登校(昭和36年7月24日)

昭和36年7月24日の岩手東海新聞より。 釜石市の大渡小学校の鈴子地区(釜石駅周辺)で。釜石で初めてとなる「集団登校」を始めることにしたという。 問題となっていたのは鈴子地区から釜石駅に行くのに必ず大渡橋を通らないといけないということであるが、これが釜石で一番交通量の多い場所であるということであった…
釜石のナイトスポット「BUVETTE車塔」(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石のナイトスポット「BUVETTE車塔」(昭和36年7月24日)

昭和36年7月24日の岩手東海新聞の広告欄より。 この時期、釜石市は製鉄所の全盛期で9万人の人口がいた。 夜はよほど賑わっていたのではないだろうか。 新街通に「BUVETTE車塔」というスナックバーがあったようで、それなりの大きさの写真広告を出している。 buvetteとはフランス語で「飲む」こと、…
宮古・釜石から上野に直通するディーゼル急行「陸中」が運転開始(昭和36年7月22日) d宮古・下閉伊郡

宮古・釜石から上野に直通するディーゼル急行「陸中」が運転開始(昭和36年7月22日)

昭和36年7月22日の岩手東海新聞より。 岩手県沿岸地方の住民が待ち望んだ上野行の急行「陸中」号が運転を開始した。 22日の朝7:10に上野を出発した「みやぎの」号は仙台を12:52に出発、15:27に花巻で「陸中」を切り離す。 釜石線内では2両編成の「陸中」号は、釜石駅に17:13に到着した。 釜…
釜石鉱山~製鉄所の社線を早く撤去してください・・・(昭和36年7月22日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石鉱山~製鉄所の社線を早く撤去してください・・・(昭和36年7月22日)

昭和36年7月24日の岩手東海新聞より。 花巻~釜石の国鉄釜石線が全通してすでに10年以上が経過していたが、陸中大橋の釜石鉱山から釜石製鉄所への鉄鉱石輸送は、相変わらず道路上に敷設していた「社線」で行っていた。 並行しており線路の幅も広い国鉄で運べばいいものを、わざわざ社線のままにしていた理由は「製…
「通学路のない学校」釜石・八雲小学校で(昭和36年4月29日) e釜石・遠野・上閉伊郡

「通学路のない学校」釜石・八雲小学校で(昭和36年4月29日)

昭和36年4月29日の岩手東海新聞より。 釜石の八雲小学校は「通学路のない学校」と言われていた。 雨が降ると学校の裏の下水があふれだし、学校の前に汚水があふれるという非常に不衛生な状態となっていた。 そこで、八雲小学校の父兄が通学路となる道に土俵を並べて通学路とすることにした。 釜石市でも中妻地区の…
釜石でバスが半日スト(昭和36年4月28日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石でバスが半日スト(昭和36年4月28日)

昭和36年4月28日の岩手東海新聞より。 春闘では県南・東部バス労組は3000円のべアを要求していたが、会社側の回答は1500円。 これに対し組合は釜石営業所でストを行うことにした。 これに呼応し、釜石製鉄所・釜石市役所・全逓の組合員も応援に駆け付け一緒に座り込みをした。 今でこそ岩手県交通の釜石営…
釜石・第一劇場で「悲しき60才」「東京の夜は泣いている」「銭形平次捕物控 夜のえんま帳」(昭和36年4月27日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・第一劇場で「悲しき60才」「東京の夜は泣いている」「銭形平次捕物控 夜のえんま帳」(昭和36年4月27日)

昭和36年4月26日の岩手東海新聞より。 釜石の第一劇場では「悲しき60才」「東京の夜は泣いている」「銭形平次捕物控 夜のえんま帳」を公開する。 「悲しき60才」は昭和36年4月5日初公開の大映映画で、主演は坂本九。 「東京の夜は泣いている」は昭和36年3月22日初公開の新東宝映画で、主演は松尾和子…
釜石・シネマセンターで「背広三四郎 花の一本背負い」「無鉄砲大将」公開(昭和36年4月27日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・シネマセンターで「背広三四郎 花の一本背負い」「無鉄砲大将」公開(昭和36年4月27日)

昭和36年4月26日の岩手東海新聞より。 釜石のシネマセンターでは、4月27日~5月2日に「背広三四郎 花の一本背負い」「無鉄砲大将」を公開する。 「背広三四郎 花の一本背負い」は昭和36年3月12日初公開の東宝映画で、出演は船戸順、白川由美、佐原健二など。 「無鉄砲大将」は昭和36年4月16日初公…
釜石・錦館で「別れて生きるときも」「夕日に赤い俺の顔」「明日に向かって突走れ」公開(昭和36年4月26日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・錦館で「別れて生きるときも」「夕日に赤い俺の顔」「明日に向かって突走れ」公開(昭和36年4月26日)

昭和36年4月26日の岩手東海新聞より。 釜石の大渡3丁目で「東北最大の映画館」と言われた錦館では「別れて生きるときも」「夕日に赤い俺の顔」「明日に向かって突走れ」を3本立てで公開する。 「別れて生きるときも」は昭和36年4月4日の東宝映画で、司葉子や高島忠夫が出演。 「夕陽に俺の赤い顔」は昭和36…
釜石タクシーの電話番号は「一番早い」(昭和36年4月25日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石タクシーの電話番号は「一番早い」(昭和36年4月25日)

昭和36年4月25日の岩手東海新聞の広告欄より。 釜石タクシーの広告が出ており、電話番号は「一番早い」で1881番。 電話がまだ自動通話ではなかったこの頃、電話番号が4桁だったのは盛岡と釜石ぐらいのものだったようである。 当時の釜石は人口が9万人ぐらいいた。   この釜石タクシーは現在でも…
釜石市内でカメラ紛失しました。姓名在社(昭和36年4月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市内でカメラ紛失しました。姓名在社(昭和36年4月24日)

昭和36年4月24日の岩手東海新聞の広告欄より。 釜石市内の誰かがカメラを2台紛失したらしい。 1台目のオリンパスペンは大町2丁目~釜石駅でタクシーに乗っている時に忘れたもの。 2代目のマミヤ16mmは五ノ橋(釜石駅から中妻方面に行くときの橋)~堀内医院の間の社線の傍で落としたもの。 写真が趣味では…
釜石市役所女子職員殺害事件(昭和36年4月23日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市役所女子職員殺害事件(昭和36年4月23日)

当時の釜石について 昭和12年、盛岡市に次いで2番目に市制した釜石市は、昭和35年の国勢調査では人口87,511人。 人口も盛岡に次いで2番目で、釜石の絶頂期といってもいい時代であった。 釜石は港町でもあり製鉄所の町であり、常に流れ者が多く県内でも治安の良い場所とは言えなかった。 ことに大町や只越と…
釜石市中心部で若い女性が襲われる(昭和36年4月21日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市中心部で若い女性が襲われる(昭和36年4月21日)

昭和36年4月29日の岩手東海新聞より。 4月23日に発生した市役所女子職員殺害事件は解決の見通しが立っていなかった。 この事件発生の2日前である4月21日には、その現場から20メートルしか離れていない只越町3丁目の日冷倉庫前で婦女暴行事件が発生していた。 その日冷倉庫の酒蔵「浜千鳥」の支配人は夜2…
釜石職業安定所には失業保険受給者の群れ(昭和36年3月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石職業安定所には失業保険受給者の群れ(昭和36年3月1日)

昭和36年3月1日の岩手東海新聞より。 釜石職業安定所には、求人申し込みが殺到していたが、失業保険のほうも相変わらず受給者が多かった。 支給日である毎週水曜日は、待合室から道路まで失業者の群れがひしめいていた。 冬になると、操業休止する事業所が多く、そこから失業する労働者が出るのであった。 2月の場…
釜石のタクシーの不審な女客(昭和36年3月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石のタクシーの不審な女客(昭和36年3月1日)

昭和36年3月2日の岩手東海新聞より。 3月1日の夜、釜石市大町のバー「白樺」から女給を乗せた西円タクシーは、指示されるままに大平の出光興産油送桟橋のところまで車を走らせた。 天神町に住んでいる24歳のその女給は降りる際、「さようなら」「同僚に私の写真を実家に送ってくれるように頼んでください」などと…
釜石・錦館で「紅の拳銃」「武士道無残」「河内風土記 おいろけ説法」を公開(昭和36年3月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・錦館で「紅の拳銃」「武士道無残」「河内風土記 おいろけ説法」を公開(昭和36年3月1日)

昭和36年3月1日の岩手東海新聞より。 釜石・錦館では「紅の拳銃」「武士道無残」「河内風土記 おいろけ説法」を公開する。 「紅の拳銃」は昭和36年2月11日公開の日活作品で、出演は赤木圭一郎・笹森礼子など。 ちなみに、赤木圭一郎はこの公開の10日後の2月21日に事故死する。 それで、広告にも「再び見…
釜石・国際劇場で「大江戸喧嘩祭り」「俺が地獄の手品師だ」「警視庁物語 不在証明」を公開(昭和36年3月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・国際劇場で「大江戸喧嘩祭り」「俺が地獄の手品師だ」「警視庁物語 不在証明」を公開(昭和36年3月1日)

昭和36年3月1日の岩手東海新聞より。 釜石・国際劇場では「大江戸喧嘩祭り」「俺が地獄の手品師だ」「警視庁物語 不在証明」を上映する。 「大江戸喧嘩祭り」は昭和36年1月9日公開の第二東映作品で、出演は里見浩太朗・北沢典子・宇佐美淳也など。 「俺が地獄の手品師だ」は、昭和36年1月15日公開の東映作…
釜石・シネマセンターで「ああ女難」「旗本愚連隊」公開(昭和36年1月21日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・シネマセンターで「ああ女難」「旗本愚連隊」公開(昭和36年1月21日)

昭和36年1月20日の岩手東海新聞より。 釜石・シネマセンターで「ああ女難」「旗本愚連隊」を公開する。 「ああ女難」は昭和35年12月6日公開の東宝映画。出演はフランキー堺・ハナ肇・草笛光子・水谷八重子など。 「旗本愚連隊」は昭和35年公開の松竹映画。出演は田村高廣・津川雅彦など。   &…
釜石市営火葬場で待合室難(昭和36年1月12日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市営火葬場で待合室難(昭和36年1月12日)

昭和36年1月12日の岩手東海新聞より。 釜石市大只越にある釜石市火葬場では、火葬の際の会葬者が多くなっており、3件、4件と火葬があった場合、待合室が非常に混雑している。 この時代を重く見た釜石市衛生課では、会葬者をある程度限定してもらうことを市民に呼びかける一方で、待合室を区切る計画を進めている。…