久慈市の角柄開拓地に電気がやってきた(昭和36年12月1日)

昭和36年12月4日のデーリー東北より。

久慈市で最後の電気が通っていない地区であった侍浜町角柄開拓地に、12月1日に電気が導入された。

それで、侍浜小学校角柄分校の校庭で、落成式が行われた。

ここは、昭和21年に入植されてから、15年目で電気が実現したと言うことになる。

これは、久慈市の未点灯部落解消の重点政策により、工費1,503,400円のうち、839,000円を補助をしたことによっても実現された。

電化をしたことにより、部落の住民は大喜びで、「毎日ランプのホヤを磨かなくても済み電気に代わってまぶしいようだ。牛舎へ行くにも納屋に入りもランプが必要だったが、遅くまで外で働いて帰ってきても明るい家庭があると言うことだけでも嬉しいです」というコメントもあった。

 


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