a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 5月 1956 盛岡・松屋デパートでお花見大特売(昭和31年5月1日) 昭和31年5月1日の岩手日報より。 盛岡の松屋デパートでは、お花見大特売を行うという。 また、端午の節句も近づいており、五月人形や鯉のぼりも売り出していた。 … 続きを読む
m県外・参考 28 4月 1956 北洋船団が函館を出港(昭和31年4月28日) 昭和31年4月29日の岩手日報より。 日ソ漁業交渉が難航する中、北洋サケ・マス船団はベーリング海に向けて函館を出港して行った。 この中には岩手県の漁船も多く含まれている。 ちなみに、日ソ漁業条約はこの5月に成立することとなった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 26 4月 1956 岩手県内の日活系映画館で「東京の人」「浴槽の死美人」公開!(昭和31年4月26日) 昭和31年4月25日の岩手日報より。 岩手県内の日活系封切館では、「東京の人」「浴槽の死美人」を公開する。 「東京の人」は、昭和31年4月4日公開で、月丘夢路・左幸子・芦川いづみなどが出演。 「浴槽の死美人」は、昭和31年4月11日初公開で、「志津野一平」シリーズ。主演は河津清三郎。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 25 4月 1956 高校野球春の布陣(沼宮内高校・橘高校)(S31.4.25岩手日報) 春の高校野球県大会に挑むチーム紹介。 今回は沼宮内高校と橘高校。 橘高校とは令和6年現在の江南義塾盛岡高校。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 25 4月 1956 盛岡・中央ホールで「火花」「腰元行状記」を公開(昭和31年4月25日) 昭和31年4月25日の岩手日報より。 盛岡の中央ホールでは「火花」「腰元行状記」を公開する。 「火花」は昭和31年5月1日公開の大映映画で、出演は鶴田浩二・根上淳・山本富士子など。 「腰元行状記」は昭和31年3月28日公開の大映映画で、出演は阿井美千子・峰幸子・江島みどり等。 &nbs… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 24 4月 1956 八甲田山死の行軍の生き残りの大工が厚生大臣表彰(S31.4.24岩手日報) 明治35年の「八甲田山死の行軍」で吹雪に見舞われながらも、両手の指と両足を失いながらも生き残った大工が厚生大臣表彰されることになったという。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 23 4月 1956 盛岡の2大デパートの広告の定位置(S31.4.23岩手日報) 当時の盛岡の2大デパートは川徳と松屋であったが。岩手日報における広告の位置は決まっていた。 この時は松屋が大処分市、川徳がさくらまつりで大売り出し。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 23 4月 1956 IBC歌うこども大会は大盛況(S31.4.23岩手日報) 4月22日に岩手県公会堂で行われた、「IBC歌うこども大会」は大盛況だったようだ。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 23 4月 1956 北洋サケ・マス独航船が釜石や宮古を出発(S31.4.23岩手日報) この時期、ソ連が北洋漁業に関して制限を設けるなど、北洋漁業は緊迫した情勢になっていた。 そのような中を、釜石港や宮古港からサケ・マスの独航船が次々と悲壮な覚悟で出発をしていった。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 23 4月 1956 県内各地でお花見ムード(S31.4.23岩手日報) 県内各地では花見ムードとなった。 盛岡では桜の名所・高松の池でお花見、一関では桜まつりが開催された。 … 続きを読む
m県外・参考 23 4月 1956 北朝鮮からの帰国船「こじま」舞鶴港に到着(S31.4.23岩手日報) 戦争が終わって11年、大陸からの帰国者はまだ全て帰還できたわけではなかった。 北朝鮮からの帰国船「こじま」が舞鶴に到着し、それぞれの故郷に旅立っていったというニュース。 ここには、岩手県関係者がいるかどうかは書いていない。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 22 4月 1956 交通安全足もと見れば(昭和31年4月22日) 昭和31年4月22日の岩手日報より。 交通安全に関する写真記事ではあるが、当時の盛岡の道路の様子がわかってもらえるだろう。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 21 4月 1956 県内の漁港からカムチャッカへの北洋独航船出発(S31.4.21岩手日報) 日ソ漁業交渉の方向性がわからない時期であったが、カムチャッカの沖合へ北洋独航船が県内の漁港からも出発。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 4月 1956 盛岡・国民劇場で「オズの魔法使」「ロメオとジュリエット物語」上映(S31.4.21岩手日報) 「洋画の国劇」として知られた盛岡・紺屋町の国民劇場では「オズの魔法使」「ロメオとジュリエット物語」を上映するという。 「今日か明日必ずお母さんに連れていってもらいましょうね」といったあたりが、当時の映画がどのような位置付けだったかというのが見てとれる。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 4月 1956 川徳デパート「グンゼ春のフルファッション宣伝即売会」(S31.4.21岩手日報) 肴町にあった川徳デパートは昭和31年に建設されたが、この時は建設中で教育会館の隣あたりで借り営業を行っていたようだ。 また、花見のシーズンでもあり、花見商戦でも忙しかった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 4月 1956 ラジオ岩手「春のIBCまつり 歌うこども大会」(S31.4.21岩手日報) ラジオ岩手(現在のIBC岩手放送)では、「春のIBC祭り 歌うこども大会」を22日に岩手県公会堂で行うという。 写真の3人のうち、近藤圭子・伴久美子は、ウィキペディアにも単独項目があるほど有名な童謡歌手。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 20 4月 1956 花巻と水沢に私立高校誕生(S31.4.20岩手日報) 花巻と水沢に私立高校が誕生する。 それは「花巻商業高校」と「水沢女子高校」である。 両校とも令和6年現在現存し、それぞれ花巻東高校と水沢第一高校となっている。 そう、大谷翔平を生み出したあの花巻東高校は、この時に誕生したのである。… 続きを読む
i一関・西磐井郡 20 4月 1956 一関にはびこる不良飲料水「三連球ボンボン」を回収せよ(S31.4.20岩手日報) この頃、一関では、風船に甘い水を入れただけの不衛生な甘味飲料「三連球ボンボン」というのがはびこっていたのだと言う。 一関保健所ではこれを問題視して、回収することを厳命したのであった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 20 4月 1956 盛岡・川徳デパートでは金土日で衣料品特売!(昭和31年4月20日) 昭和31年4月20日の岩手日報より。 盛岡・肴町の川徳デパートでは金土日で衣料品を特売するもよう。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 20 4月 1956 ラジオ岩手は「春のIBC祭」(昭和31年4月20日) 昭和31年4月20日の岩手日報より。 ラジオ岩手では「春のIBC祭」を開催し、50万円が当たるクイズもするという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 20 4月 1956 盛岡・松屋デパートでは五月人形大売出し!服地大処分!(昭和31年4月20日) 昭和31年4月20日の岩手日報より。 盛岡の松屋デパートでは、五月人形を売り出して服地を処分するという。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10 2月 1956 教室が寒すぎてクラスの半数が風邪に 昭和31年2月10日の岩手日報では、あまりの老朽校舎に教室を公民館に移転したものの、隙間風が寒すぎてクラスの半分が風邪をひく事態になったことを報じている。 このニュースは、現在は奥州市となっている胆沢郡前沢町の生母小学校母体分校。 築50年以上になるというので、1900年頃つまり明治30年代に建築さ… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 10 2月 1956 岩大附属小学校は狭き門 昭和31年度の岩手大学附属小学校の入学試験は、降りしきる雪の中を2月10日に行われた。 定員80名に対し、男子90名、女子75名で約2倍の競争率。 科目は知能検査、運動機能、音感など10科目であったという。 当の子供以上に、付き添っている親の方が心配であったようだ。 結果は、12日に通知されるとのこ… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 10 2月 1956 公立高校の授業料値上げ反対運動 昭和31年2月10日の岩手日報では、公立高校の授業料値上げ反対の運動を、盛岡一高の生徒会が提唱して各校で行っていることを報じている。 いわく、年間6,000円から7,200円に値上げすることに対して「向学心を阻む」などの理由で反対し、各高校で署名を行い、これを県教組を通じ県教委に上げるということであ… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 9 2月 1956 水沢ではこの冬最低の零下15.6度! 前沢の生母小学校母体分校で寒さに震える児童の半数が風邪をひいたという記事の隣にあったニュース。 昭和31年2月9日の朝、県内各地では猛烈な寒気に見舞われた。 盛岡では-12.2℃でで例年より5.6℃も低い。 水道が凍って水が出ないという主婦からの助けを求める電話が100件以上あったという。 盛岡測候… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 7 2月 1956 釜石線でヤミ米55俵を押収(昭和31年2月7日) 釜石警察署は、陸中大橋駅で7:10に到着した下り321列車と、9:05に到着した311列車を急襲し、うるち米2,960kg、もち米400kgの系55俵分を押収し、2名を検挙。 当時の食糧管理法では、戦後を引きずって米価はまだ国が統制している頃で、それ以外の流通は認められなかった。 これが、この年以降… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 2月 1956 盛岡の商家女中による殺人放火事件(昭和31年2月7日) 昭和31年2月の7日に日が変わった2時頃のこと。 擬宝珠で有名な下ノ橋のすぐ近くの鷹匠小路にある広壮な商家が火事になっている! あまりに火の回りが早く、とても消すことはできなかった。 それでも隣の自転車店に類焼しただけで、大火には至らなかった。 その商家からは、女将と高校生の次男が遺体で発見された。… 続きを読む