b経済・産業

盛岡は5年後こうなる(S25.1.14岩手新報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡は5年後こうなる(S25.1.14岩手新報)

昭和25年1月14日の岩手新報の紙面を眺めていると、終戦からわずか5年という激動の時代に、当時の盛岡の人々が抱いていた熱い情熱がダイレクトに伝わってきます。 Screenshot 紙面の中央を飾る県都五年後の夢という言葉には、戦後の混乱を乗り越え、新しい都市を自分たちの手で築き上げようとする強い意志…
富士銀行盛岡支店「強盗に来る?なら死ぬつもりで来いや」(S25.1.14岩手新報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

富士銀行盛岡支店「強盗に来る?なら死ぬつもりで来いや」(S25.1.14岩手新報)

昭和25年1月14日付の岩手新報を広げると、戦後間もない時代の熱量と殺伐とした空気が混ざり合った、驚くような事件が目に飛び込んできます。 紙面の中心を飾るのは、盛岡市紺屋町にある富士銀行盛岡支店に掛かってきた1本の怪電話です。前日の午前11時頃、若い関東弁の男から今夜6時30分頃に強盗に行くから十分…
川徳で隠退蔵物資の大売り出し(S25.1.12新岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

川徳で隠退蔵物資の大売り出し(S25.1.12新岩手日報)

昭和25年1月12日付の新岩手日報には、戦後日本の混乱と庶民のたくましさを象徴するような、驚くべき光景が記録されています。その記事が伝えているのは、隠退蔵物資と呼ばれた旧日本軍などの横領物資が摘発され、市民に安く放出された際の異様なまでの熱狂です。隠退蔵物資は、本来ならば終戦直後に国民へ分配されるべ…
炊事や採暖にはスズキ式ストーブを!(昭和24年11月7日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

炊事や採暖にはスズキ式ストーブを!(昭和24年11月7日)

昭和24年11月7日の岩手新報より。 炊事にも使用できるという「スズキ式ストーブ」の広告が出ている。 燃料は「亜炭でも何でも完全燃焼します」とある。 亜炭は、石炭化度の低い、石炭としては質の低いものではあったが、製鉄用などとは違い、家庭用にはこの程度でも十分で重宝されたのだという。   &…
葛巻町で産業祭(昭和24年11月3日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

葛巻町で産業祭(昭和24年11月3日)

昭和24年11月3日の岩手新報より。 葛巻町では、秋の収穫を祝って11月1日から3日まで葛巻小学校で産業祭が開催され、雨の中を多くの人出で賑わったと言う。 ところで、葛巻町と言うのは馬淵川の源流域にあるので、二戸や一戸と同じ二戸郡にありそうなものであるが、実は、久慈や野田から塩を運ぶ野田街道の宿場町…
大船渡では引揚者が自力で更生市場(昭和24年11月1日) k大船渡・陸前高田・気仙郡

大船渡では引揚者が自力で更生市場(昭和24年11月1日)

  昭和24年11月1日の岩手新報より。 気仙郡大船渡町では、引揚者が町議会議員の協力を得て国からの援助を断って自力で公正市場を作り上げたのだと言う。 そしてその途上では、世間の冷笑があったのだと言う。 現代の観点からだと、ちょっと想像しにくい話なのだが、引揚者が自分たちで生活を更生しよう…
国鉄の首切り計画でサンドイッチマン現る(昭和24年7月9日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

国鉄の首切り計画でサンドイッチマン現る(昭和24年7月9日)

昭和24年7月9日の岩手新報より。 国鉄は人員削減計画を発表し、それは盛岡管理部でも例外ではなかった。 東京では総裁が殺されたか自殺したか、謎の死を遂げている。 そんな中、盛岡工事事務所の組合分会員は、盛岡市内にサンドイッチマンを繰り出し、前年昭和23年にアイオン台風で崩壊した山田線の路盤の写真を大…
ブドーの実もたわわに揺れる(昭和24年9月1日) j生活

ブドーの実もたわわに揺れる(昭和24年9月1日)

昭和24年9月1日の岩手新報より。 「九月のこよみ」という、9月の予定を列挙した記事。 どこのブドー園かは不明であるが、ブドー(記事原文ママ)の実もたわわに揺れて実りの秋を迎えようとしている。 二百十日にはキッティ台風(記事原文ママ)が来て農家の厄日となりそうだ・・・と書いている。 そして、「サンマ…
釜石線工事の土倉トンネルが貫通(昭和24年7月26日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石線工事の土倉トンネルが貫通(昭和24年7月26日)

釜石線は西線と東線を結ぶ平倉~陸中大橋の工事が進められていた。 その最大の難所である土倉トンネル(平倉~上有住)は、昭和24年7月26日9時55分に国鉄盛岡工事事務所長の発破で貫通することとなった。   この瞬間を録音するために、NHKの録音班も、素掘りの構内に配線を行った。 即席の祭壇に…