大船渡では引揚者が自力で更生市場(昭和24年11月1日)

 

昭和24年11月1日の岩手新報より。

気仙郡大船渡町では、引揚者が町議会議員の協力を得て国からの援助を断って自力で公正市場を作り上げたのだと言う。

そしてその途上では、世間の冷笑があったのだと言う。

現代の観点からだと、ちょっと想像しにくい話なのだが、引揚者が自分たちで生活を更生しようということに対し、どんな観点から冷笑していたというのだろうか。

この記事の3年前の昭和21年には、引揚者の困窮による誘拐殺人事件まで起きているのだから、それに比べたら、生活更生のために頑張る事は大いに賞賛されるべきことなのではないだろうか。

いずれにしろ、戦後の混乱の中で、そういう空気があったらしいという事は記憶しておくべきだろう。

 

 


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