e文化

千厩に「たばこ神社」(S16.11.1新岩手日報) j東磐井郡

千厩に「たばこ神社」(S16.11.1新岩手日報)

岩手県東磐井郡千厩町において1941年11月1日に執り行われた煙草神社の鎮座祭についてお伝えします。当時の新岩手日報の紙面には、県南の耕作者たちによる報恩感謝の念が結実し、まさに新聞発行の当日である11月1日午前10時から厳かな儀式が執行される様子が報じられています。 Screenshot この神社…
県公会堂で神職の常会(S16.8.6新岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県公会堂で神職の常会(S16.8.6新岩手日報)

【歴史発掘】昭和16年、岩手県公会堂で交わされた「神職たちの苦悩」 先日、貴重な史料を入手しました。昭和16年(1941年)8月6日付の『新岩手日報』です。 Screenshot 太平洋戦争開戦のわずか数ヶ月前。当時の岩手県公会堂では、県内の神職が集まり「常会(定期総会)」が開かれていました。紙面か…
第八新興閣で「母の願ひ」「花嫁十三夜」封切!(昭和15年8月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

第八新興閣で「母の願ひ」「花嫁十三夜」封切!(昭和15年8月1日)

昭和15年8月1日の新岩手日報より。 第八新興閣では「母の願ひ」「花嫁十三夜」を封切するという。 「母の願ひ」は昭和15年4月18日の新興キネマ作品で、出演は宇佐美淳・浦部粂子など。 特に宇佐美淳は二戸郡姉帯村(現:一戸町姉帯)で、「郷土スター」として宣伝されていた。 「花嫁十三夜」は昭和15年4月…
盛岡・松竹内丸座で「都会の奔流」「維新子守唄」公開!(昭和15年8月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・松竹内丸座で「都会の奔流」「維新子守唄」公開!(昭和15年8月1日)

昭和15年8月1日の新岩手日報より。 盛岡・松竹内丸座では「都会の奔流」「維新子守唄」を公開する。 「都会の奔流」は、昭和15年6月13日公開の松竹作品で、出演は佐分利信・原保美・木暮実千代など。 「維新子守唄」は、昭和15年4月18日公開の松竹作品で、出演は伏見信子・海江田譲二など。  …
盛岡・城南小学校で日独伊親善図書展覧会(昭和14年8月11日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・城南小学校で日独伊親善図書展覧会(昭和14年8月11日)

昭和14年8月11日の岩手日報の広告欄より。 盛岡市立城南小学校で「日独伊親善図書展覧会」を行うという。 公演しているのは外務省・文部省・陸軍省・海軍省・ドイツ大使館・イタリア大使館。 完全に国策行事であった。 時代相としては、ベルリンで日独伊三国同盟が調印される前年となる。 しかし昭和12年の時点…
盛岡署に捕まった大物スリ「夏は仕事にもってこいですよ!」(昭和14年7月21日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡署に捕まった大物スリ「夏は仕事にもってこいですよ!」(昭和14年7月21日)

昭和14年7月23日の岩手日報より。 この時期、盛岡警察署ではスリのお縄が相次いでいたようで、7月21日午後に、岩手公園で行動の不審な青年を捕えたら、懐中から蟇口が3つも出てきた。 この男は函館生まれの25歳の男で、スリの前科5犯というしたたか者だった。 3月中旬から盛岡市内でスリを働いていたといい…
内丸松竹座で「新女性問答」「初旅東海道」公開! a盛岡・岩手郡・紫波郡

内丸松竹座で「新女性問答」「初旅東海道」公開!

昭和14年7月20日の岩手日報の広告欄より。 松竹内丸座では「新女性問答」「初旅東海道」を公開するという。 「新女性問答」は松竹大船の製作で監督は佐々木康、主演は桑野通子。 初公開は昭和14年6月1日であったから、盛岡での公開は1か月半強の遅れ。 「初旅東海道」もまた松竹大船で、坂東好太郎、北見礼子…
愛国婦人会岩手県支部が各町村を回り慰問映画会 l全県

愛国婦人会岩手県支部が各町村を回り慰問映画会

昭和14年7月20日の岩手日報より。 愛国婦人会岩手県支部では、映画班を組織し応召軍人の家族などの為に映画会をして歩くことにした。 そのことで愛婦精神を高めようという目的もあったのだ。 そこで、6,000円を投じて16ミリトーキー映写機や18編のフイルムを購入、7月17日には上閉伊郡達曽部村で、18…
自称坊主が自費出版「生きる力」を刑務所官舎で押し売りして御用(昭和14年7月18日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

自称坊主が自費出版「生きる力」を刑務所官舎で押し売りして御用(昭和14年7月18日)

昭和14年7月19日の岩手日報より。 7月18日の午前中、盛岡少年刑務所の官舎で、ヘルメットに法衣姿の自称坊主が、「生きる力」という自費出版を押し売りして歩き、官舎の主婦たちはそれぞれの旦那である所の刑務所看守に連絡してすぐに御用になったという。 この自称坊主は高知県幡多郡出身の男で、盛岡少年刑務所…
JOQGラジオ盛岡放送局が開局(S13.8.8岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

JOQGラジオ盛岡放送局が開局(S13.8.8岩手日報)

昭和13年8月8日付の岩手日報が伝える物語は、前日の8月7日に産声をあげたJOQG盛岡放送局開局の熱狂に満ちています。歴史的第一声が響いたのは、8月7日の午前6時のことでした。盛岡放送局のアナウンサーがマイクに向かい、8月7日の朝が爽やかに明けました、みなさんおはようございますと試験放送を届けた瞬間…
釜石の印刷所で不穏なトラブル(昭和13年3月3日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の印刷所で不穏なトラブル(昭和13年3月3日)

昭和13年3月3日の岩手日報の広告欄より。 釜石市内の印刷所で何やら不穏な裁判沙汰があったらしい。 釜石で営業していた東海印刷所は、遠野区裁判所を通じ岩手日報社に仮処分の申請をされたらしい。 しかしそれは「巧妙陋劣なる申請」であり「岩手日報社の干渉を受ける理由はない」として突っぱねている。 そしてそ…
盛岡・衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」封切! a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」封切!

昭和12年6月10日の岩手日報より。 盛岡の衆楽座で松竹映画「浪華悲歌」を封切。 監督は溝口健二で主演は山田五十鈴。 Wikipedia日本語版の独立項目となっており、キネマ旬報でも昭和12年の映画ベストテンに入っている。   ちなみに、衆楽座は後年、洋画専門館「国民劇場」(国劇)となって…
明治神宮で賽銭泥という不敬を働いた男の親は・・・ e釜石・遠野・上閉伊郡

明治神宮で賽銭泥という不敬を働いた男の親は・・・

明治神宮は明治天皇を祭る畏き神域。 その明治神宮で賽銭泥棒という大それた不敬をしでかした30歳の男は、岩手県のどこだかの街の出身だった。 郷里に住むその男の父親だけでなく、その町の町長までが東京に出て明治神宮でお詫び行脚である。 明治神宮の神域で不敬を働くということは、それほどの大それたことであった…
飲酒運転に罪悪感ゼロの4コマ漫画 m県外・参考

飲酒運転に罪悪感ゼロの4コマ漫画

昭和11年11月8日の読売新聞の広告欄より。 岩手とは関係のない話題ではあるが、「これは?」と思ったのであえて掲載することに。 全国版に京都の蔵元「キンシ正宗」が広告に出している4コマ漫画。 キンシ正宗を持った紳士がタクシーを呼ぶ。 「僕の家まで50銭で行かんか」「だめです」 「キンシ正宗を飲んでか…
盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日)

昭和11年11月5日の岩手日報より。 盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開する。 「男性対女性」は、昭和11年8月29日公開の松竹映画で、出演は佐分利信・上原謙・田中絹代など。 「薔薇はなぜ紅い」(原題:So Red The Rose)は、昭和10年の米パラマウント映画…
李承喜の撮影会にカメラマン200名(昭和11年5月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

李承喜の撮影会にカメラマン200名(昭和11年5月1日)

昭和11年5月1日の岩手日報より。 朝鮮半島出身のダンサー・李承喜の撮影会が岩手県公会堂で行われ、盛岡内外から200名のカメラマンが集まった。 中には、唐たけし写場やライト写真館など、戦後なお有名な写真館からも来たようである。 その様子を、記事では「甘きに集まる蟻のように」と表現している。 &nbs…
有名ダンサー・崔承喜が来盛(昭和11年5月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

有名ダンサー・崔承喜が来盛(昭和11年5月1日)

昭和11年5月2日の岩手日報より。 5月1日の1時過ぎ、有名なダンサーである崔承喜が、この日の夜に岩手県公会堂で行われる新作舞踏会に出演のため、一行9人を引き連れて盛岡駅に降り立った。 そして岩手日報本社に訪れ、「5尺4寸(162cm)の長躯」で挨拶をしたという。 いわく「盛岡には7年前に石井(漠?…