備考※6

本州で最後の手動交換局・山根局が自動通話化(昭和53年12月13日) c久慈・九戸郡

本州で最後の手動交換局・山根局が自動通話化(昭和53年12月13日)

その昔、電話は「電話番号を押せばすぐに通話できる」というものではなかった。 まずハンドルを回して電話局の交換手につなぎ、相手先の電話局と番号を言って交換手につなぐ作業をしてもらう。 その間、いったん電話を切る。 そして向こうがつなぐ作業が完了したら、交換手から電話がかかってきて「お話しください」とな…
東北自動車道・一関~築館が全通 i一関・西磐井郡

東北自動車道・一関~築館が全通

昭和53年12月2日、東北自動車道の築館~一関が開通する。 確かに高速道路自体は、昭和52年の時点で盛岡~一関が開通してはいた。 しかし、仙台や東京へ出るとなったら、一関で高速道路を降りて、一関市内を通って国道4号線に出て、築館までいかなければならなかったのだ。 これで1時間ぐらいのロスがあった。 …
宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12) h水沢・江刺・胆沢郡

宮城県沖地震で岩手県内にも被害(S53.6.12)

昭和53年2月20日と6月12日、宮城県沖でマグニチュード7級の地震が2度発生し、県南部を中心に大きな被害をもたらした。最初の地震は2月20日午後1時30分ごろに発生し、規模はM6.8、震度は大船渡で強震、宮古、盛岡、仙台、福島などで震度4を記録した。人的被害は軽微で、負傷者は軽傷4人にとどまったが…
大船渡木工団地の倒産(S53.2.28) k大船渡・陸前高田・気仙郡

大船渡木工団地の倒産(S53.2.28)

大船渡木工団地は、経営難に直面し、最終的に倒産に至った。原因は、原料や経費の高騰、価格低下、需要の停滞、さらには東南アジアからの低コスト製品が競争相手となったためである。特に、逆ざや現象により、操業を続ければ続けるほど赤字が増大していき、最終的には資金繰りが厳しくなった。 また、同団地では、製品の品…
宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22) d宮古・下閉伊郡

宮古の高校生売春事件で暴力団員を逮捕(S53.2.22)

宮古市で、暴力団が関与する売春事件が明るみに出ました。事件では、暴力団員が関与して女子高校生を強引に売春に引き込んでいたことが発覚しました。これにより、市民や教育関係者に大きなショックが広がり、怒りの声が上がっています。売春は、暴力団が覚せい剤を使って女子高校生を操り、商店主や会社員らを相手に繰り返…
釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石製鉄所が合理化へ(S53.2.1)

昭和53年度、新日本製鐵釜石製鉄所(釜鉄)の合理化計画が正式決定され、釜石市や岩手県を揺るがす事態となった。 昭和50年8月に合理化問題が表面化して以降、釜石市や県は新日鉄本社に合理化回避を要請したが、昭和53年2月1日の現地経営審議会で正式決定された。 その後、昭和53年8月22日には日鉄鉱業釜石…
谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9) f花巻・稗貫郡

谷村新興製作所で合理化反対スト(S52.5.9)

国が出資する企業があり、大蔵大臣が経営の重要な決定権を持つ会社も存在する。県内企業では合理化案が相次ぎ、生産性向上やコスト削減が進められている。製品の標準化や生産コスト削減のため、新技術の導入や合理化が行われており、青森工場では高性能の設備を導入して生産効率の向上を図っている。企業の合理化に伴い、従…
盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡で「大型店対策委員会」発足(S52.3.23)

盛岡商圏では、地元百貨店支持派と県外大型店支持派の対立が激化しており、特に川徳とニチイの進出計画が注目されています。川徳は盛岡の一等地に大型店を出店する計画を進め、丸紅も別の地域で商業開発を計画しています。一方、地元の商工会や商業者は、大型店の進出に強い懸念を抱き、反対の意向を表明しています。特に都…