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どこの駅前かは分からないが、とにかく旅館 f花巻・稗貫郡

どこの駅前かは分からないが、とにかく旅館

昭和32年4月1日の岩手日報の広告欄より。 「照安旅館」という旅館があり、「駅に近くて静かなお宿」なのだという。 しかしどこの駅なのかはここでは定かではない。 盛岡駅? いやしかし盛岡であれば電話番号はこの時点で4桁になっているはず。 (加入が古ければそう限らないのかもしれないが) 2桁であれば盛岡…
丸善仙台支店「英国製自動謄写輪転機は21万5千円!」(昭和32年2月6日) m県外・参考

丸善仙台支店「英国製自動謄写輪転機は21万5千円!」(昭和32年2月6日)

昭和32年2月6日の河北新報岩手版より。 岩手版とは言っても河北新報なので仙台の広告が出てくる。   ちなみに英ゲステットナー社は史上初めて謄写版を発明した会社のようだが、平成7年にリコーの子会社となり、平成19年には「Ricoh Europe」となっている。    …
釜石鉱山の不穏な新聞広告 e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石鉱山の不穏な新聞広告

昭和32年1月30日の読売新聞岩手版では何やら不穏な広告が掲載されている。 釜石鉱業所の社員や関係者を自称して、鉱山の買収やら探鉱調査やらの話をしていた男がいたらしい。 それで、その実名を挙げて「ご注意ください」と広告を打っている。      …
いくら河北新報だからって岩手版にまで仙台市内の官公衙の新春広告を出されても・・・(昭和31年1月4日) l全県

いくら河北新報だからって岩手版にまで仙台市内の官公衙の新春広告を出されても・・・(昭和31年1月4日)

昭和31年1月4日の河北新報岩手版より。 河北新報は仙台の新聞なのはわかる。 しかしこの紙面は岩手版なのだ。 岩手版に仙台市内の官公衙の新春広告ばかり出されても岩手の読者としてはどうだったのだろう? あるいは岩手でも「仙台の風」を感じることができてむしろ好評だったのだろうか?…
河北新報は岩手版でも初売り広告は仙台の店ばかり(昭和31年1月1日) l全県

河北新報は岩手版でも初売り広告は仙台の店ばかり(昭和31年1月1日)

昭和31年元旦の河北新報より。 元旦の新聞であれば初売り広告は付き物。 しかし河北新報岩手版の初売り広告は、岩手の店ではなく仙台の店ばかり並んでいる。 読者層はそもそも仙台となんらかのつながりがある人ばっかりだったので問題はない、とかだったのだろうか・・・    …
川徳も松屋も「ゑびす講」で大売出し! a盛岡・岩手郡・紫波郡

川徳も松屋も「ゑびす講」で大売出し!

昭和30年11月30日の岩手日報の広告欄より。 当時の盛岡の2大デパートである川徳と松屋では、ともに「えびす講」で大売出しの広告を出している。   そもそも「えびす講」とは何か? それは、「神無月」と呼ばれる10月は、八百万の神は出雲大社に集まるといわれている。 (それで出雲地方では逆に「…