l全県 9 11月 1949 県「11月10〜16日は結核予防週間です!」(昭和24年11月9日) 昭和24年11月9日の岩手新報より。 岩手県衛生部・各保健所・岩手県医師会の連名で結核予防週間に関する広告が出されていた。 個人的なことを言うと、BCG検査に関しては小学校の頃(昭和50年代末頃)受けたことがある。 結核は恐ろしい病気だったのだ。  … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 11月 1949 炊事や採暖にはスズキ式ストーブを!(昭和24年11月7日) 昭和24年11月7日の岩手新報より。 炊事にも使用できるという「スズキ式ストーブ」の広告が出ている。 燃料は「亜炭でも何でも完全燃焼します」とある。 亜炭は、石炭化度の低い、石炭としては質の低いものではあったが、製鉄用などとは違い、家庭用にはこの程度でも十分で重宝されたのだという。 &… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 7 11月 1949 読書週間!釜石・一関の著名書店案内(昭和24年11月7日) 昭和24年11月7日の岩手新報より。 読書週間と言うことで、釜石や一関の著名な書店の案内が出ている。 … 続きを読む
c久慈・九戸郡 5 11月 1949 岩手新報八戸支社・久慈支局開設を祝う広告(昭和24年11月5日) 昭和24年11月5日の岩手新報より。 岩手新報では、八戸や久慈に支社や支局を開設したようで、それを祝う広告が各界から寄せられた。 警察署までの公共機関からも報告が寄せられているが、このような時、広告料は税金から出たのだろうか。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 4 11月 1949 いすゞTX80御成約の方に京都奈良伊勢志摩の旅を!(昭和24年11月4日) 昭和24年11月4日の岩手新報より。 盛岡のいすゞ販売店では、トラック「TX80」の制約に至った人向けに、京都・奈良・伊勢志摩の旅をプレゼントすることとしたようだ。 この当時であれば、大口の運送業の事業主などではなかっただろうか。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 11月 1949 葛巻町で産業祭(昭和24年11月3日) 昭和24年11月3日の岩手新報より。 葛巻町では、秋の収穫を祝って11月1日から3日まで葛巻小学校で産業祭が開催され、雨の中を多くの人出で賑わったと言う。 ところで、葛巻町と言うのは馬淵川の源流域にあるので、二戸や一戸と同じ二戸郡にありそうなものであるが、実は、久慈や野田から塩を運ぶ野田街道の宿場町… 続きを読む
k大船渡・陸前高田・気仙郡 1 11月 1949 大船渡では引揚者が自力で更生市場(昭和24年11月1日) 昭和24年11月1日の岩手新報より。 気仙郡大船渡町では、引揚者が町議会議員の協力を得て国からの援助を断って自力で公正市場を作り上げたのだと言う。 そしてその途上では、世間の冷笑があったのだと言う。 現代の観点からだと、ちょっと想像しにくい話なのだが、引揚者が自分たちで生活を更生しよう… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 11月 1949 盛岡・川徳で「五大産地銘仙の会」開催!(昭和24年11月1日) 昭和24年11月1日の岩手新報より。 盛岡の川徳デパートで「五大産地銘仙の会」を開催する。 銘仙の五大産地とは、八王子・伊勢崎・足利・秩父・村山(武蔵村山)のことらしい。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 9月 1949 国鉄の首切り計画でサンドイッチマン現る(昭和24年7月9日) 昭和24年7月9日の岩手新報より。 国鉄は人員削減計画を発表し、それは盛岡管理部でも例外ではなかった。 東京では総裁が殺されたか自殺したか、謎の死を遂げている。 そんな中、盛岡工事事務所の組合分会員は、盛岡市内にサンドイッチマンを繰り出し、前年昭和23年にアイオン台風で崩壊した山田線の路盤の写真を大… 続きを読む
j生活 1 9月 1949 ブドーの実もたわわに揺れる(昭和24年9月1日) 昭和24年9月1日の岩手新報より。 「九月のこよみ」という、9月の予定を列挙した記事。 どこのブドー園かは不明であるが、ブドー(記事原文ママ)の実もたわわに揺れて実りの秋を迎えようとしている。 二百十日にはキッティ台風(記事原文ママ)が来て農家の厄日となりそうだ・・・と書いている。 そして、「サンマ… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 1 9月 1949 電信機は花巻から!新興製作所(昭和24年9月1日) 昭和24年9月1日の岩手新報の広告欄より。 商品の広告というよりは企業広告に類するものであるが、花巻の新興製作所の広告。 後年、テレプリンターで国内トップのシェアを誇ることになる。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 26 7月 1949 釜石線工事の土倉トンネルが貫通(昭和24年7月26日) 釜石線は西線と東線を結ぶ平倉~陸中大橋の工事が進められていた。 その最大の難所である土倉トンネル(平倉~上有住)は、昭和24年7月26日9時55分に国鉄盛岡工事事務所長の発破で貫通することとなった。 この瞬間を録音するために、NHKの録音班も、素掘りの構内に配線を行った。 即席の祭壇に… 続きを読む
l全県 12 7月 1949 観光岩手の誇り10傑(昭和24年7月12日) 昭和24年7月12日の岩手新報より。 「観光岩手の誇り十勝」ということで読投票で選ぶ観光地は右の通りだった。 「釜石海洋名称地帯」とは現在の三陸海岸であると思うが、北山崎以上に釜石だったらしい。 … 続きを読む
l全県 12 7月 1949 岩手県造林宝くじ当選番号表(昭和24年7月12日) 昭和24年7月12日の岩手新報より。 岩手県造林宝くじというのをやっていたようで、その当選番号表は右の通り。 請け負っていたのは当時の日本勧業銀行で、現在でも宝くじはその後身のみずほ銀行がやっている。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 10 7月 1949 お盆に向け提灯の売れ行きは上々(昭和24年7月10日) 昭和24年7月10日の岩手新報より。 お盆に向け盛岡市内の仏具店では、提灯の売れ行きが好調であるという。 この時期にお盆の準備ということは、新盆だったということだろうか。 … 続きを読む
l全県 6 7月 1949 密造酒は所持しているだけで罰せられますよ!(昭和24年7月6日) 昭和24年7月6日の岩手新報の広告欄より。 岩手県内の各税務所や岩手県酒造組合などが連合で意見広告を出した。 「密造酒は所持していても罰せられる!!」 そのくらい深刻な問題になっていた時期であった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 7月 1949 盛岡市内の肉屋「ロールハム100匁330円、ベーコン320円!」(昭和24年7月6日) 昭和24年7月6日の岩手新報より。 盛岡市内の肉屋の加工製品の価格。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 7月 1949 岩手興産無尽の増資新株式募集(昭和24年7月6日) 昭和24年7月6日の岩手新報より。 岩手興産無尽は、増資新株式を募集している。 岩手興産無尽とは後年の北日本銀行のこと。 昭和26年に「相互銀行法」が制定される前、相互銀行は「無尽」だったのだ。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 4 7月 1949 盛岡・東宝第一劇場で「グッドバイ」公開(昭和24年7月4日) 昭和24年7月3日の岩手新報より。 翌7月4日には、盛岡の東宝第一劇場で「グッドバイ」を封切りすると言う。 「グッドバイ」は、言わずと知れた太宰治の未完の遺作であり、これを東宝が映画化することとしたのである。 初公開は昭和24年6月28日で、出演は高嶺秀子・若原雅夫・霧立のぼる等。 &… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 7月 1949 イワテ特製胃散「何処でも評判!評判だ」(昭和24年7月3日) 昭和24年7月3日の岩手新報より。 岩手県製薬という製薬会社があったようで、9日分が50円、15日分んが80円であったという。 これが月給に比べてどのくらい妥当だったかは不明。 … 続きを読む
l全県 6 5月 1949 石鹸は登録しないと買えなかった(S24.5.6新岩手日報) この当時は石鹸も配給制で、買う店を登録しないと買えなかったようだ。 それで、買い店は農協の購買部にしてくださいという広告。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 6 5月 1949 お花見と湯治は花巻温泉郷で!(S24.5.6新岩手日報) 岩手の花見シーズンは5月だったようだ。 花巻温泉郷の花巻温泉・鉛温泉・台温泉も広告に余念がない。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 6 5月 1949 釜石の艦砲射撃被害の大重油タンクが復活(昭和24年5月6日) 昭和24年5月6日の新岩手日報より。 釜石の大石油タンクは、艦砲射撃で損傷したままとなっていたが、このほど復活したのだという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 5 5月 1949 盛岡・松屋デパートの屋上に児童遊園ができました!(昭和24年5月5日) 昭和24年5月5日の新岩手日報より。 盛岡の2大デパートの一角を占めていた肴町の松屋デパートが、屋上に児童遊園を開設したという🏬 子供の日を期して、気合が入っていたようだ。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 5 5月 1949 新制・岩手大学が学生募集(昭和24年5月5日) 昭和24年5月5日の新岩手日報より。 盛岡にあった官立の専門学校であった盛岡高等農林学校、盛岡高等工業学校、岩手師範学校は、学制改革により9月から新たに「岩手大学」として発足する予定であった。 その学生を募集するという広告である。 事務局は、専門学校としては最も歴史のある盛岡高農に置かれていた。 &… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 4 5月 1949 盛岡劇場で豪華浪曲大会をやります!(昭和24年5月4日) 昭和24年5月4日の新岩手日報より。 盛岡劇場では、東西の有名どころを集めて、浪曲大会を行うと言う。 「東西の日本一」ということであるが、挙がっている名前が現在Wikipediaの単独項目になっているのは以下の通り。 広沢虎造(2代目) 玉川勝太郎 吉田奈良丸 酒井雲 天中軒雲月 立石弘志 → 天中… 続きを読む