c交通

東北自動車道八戸線の一戸〜八戸間が開通(S61.11.27) b二戸・二戸郡

東北自動車道八戸線の一戸〜八戸間が開通(S61.11.27)

東北自動車道八戸線の一戸〜八戸間(41.3km)が昭和61年11月27日に開通し、所要時間が約1時間短縮され30分となった。これにより、県北地方も高速交通時代を迎え、農産物の供給や観光開発などの地域振興が期待されている。 この区間は、昭和55年に着工し、総事業費約1,100億円をかけて整備された。全…
【参考】中央本線・上諏訪駅が「温泉駅」に(S61.9.16中日ニュース) g北上・和賀郡

【参考】中央本線・上諏訪駅が「温泉駅」に(S61.9.16中日ニュース)

膨大な赤字に悩んでいた国鉄なりにも、あの手この手で名物駅にしようと営業努力をしていた。 そのような中で、中央本線上諏訪駅は、「温泉駅」として、乗客に人気となっていた。 ちなみに、岩手県内では、北上線の陸中川尻駅が「ほっとゆだ駅」となるのは、この5年後の平成3年のこと。 https://youtu.b…
三陸鉄道は2年連続黒字(S61.4.1) c久慈・九戸郡

三陸鉄道は2年連続黒字(S61.4.1)

三陸鉄道は、第三セクターによる運営で開業以来二年連続黒字を達成し、順調な経営を続けています。開業当初のフィーバーには及ばなかったものの、乗客数は目標を上回り、経費削減や定期利用客の増加が黒字に貢献しました。第60年度の決算では、北リアス線と南リアス線の総乗客数が267万人に達し、前年から若干の減少が…
【参考】日航ジャンボ機墜落事故 事故

【参考】日航ジャンボ機墜落事故

昭和60年8月12日。 個人的には小学校の夏休みで、ぼんやりとテレビを見ていた。 お婆さんが線路をトボトボ歩いていたら突然、「日航機がレーダーから消える」というニュース速報が入ってきた。 「レーダーから消える」という文面に、言い知れぬ不気味さを感じたものだった。 翌日のニュースは、この事故一色になっ…
三陸鉄道開業(昭和59年4月1日) c久慈・九戸郡

三陸鉄道開業(昭和59年4月1日)

昭和59年4月1日、三陸鉄道開業。 その日を大槌小学校の3年生として迎えたが、当時のことは割とよく覚えている。 開業前から「三陸縦貫鉄道」に関して何やらよくテレビでニュースをやっていた。 そして「日本で初めての第三セクター鉄道」というのが誇らしかった。 釜石に行くと、釜石駅から大渡橋に行く途中の「3…
【参考】東京ディズニーランドが開場 備考※1

【参考】東京ディズニーランドが開場

千葉県浦安市に東京ディズニーランドがオープン。 https://www.youtube.com/watch?v=fG_lr4d9hwI&t=57s もちろん岩手とは直接関係ないので、ディズニーランドがオープンしたころ、岩手からディズニーランドに行った時の思い出を。 それは小学校低学年の頃で、…
花巻空港がジェット化(S58.3.1) f花巻・稗貫郡

花巻空港がジェット化(S58.3.1)

昭和58年3月1日、花巻空港がジェット空港化し、花巻-東京間でジェット機が就航、4月1日からは花巻-札幌間にも運航が始まりました。これにより所要時間は約30分短縮され、輸送力も大幅に増加し、岩手県の経済・観光への波及効果が期待されました。 ジェット化計画は昭和46年に開始され、約12年と210億円を…
台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま e釜石・遠野・上閉伊郡

台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま

昭和56年12月22日の読売新聞岩手版では、その年の8月23日に来襲した台風15号による国道107号線の被害が、4か月たっても復旧していないことを報じている。 気象庁ホームページ「台風経路図 昭和56年(1981年)」より 昭和50年代に小学生であったこのブログの管理人は「わたしたちの岩手」という社…
三陸鉄道株式会社発足(S56.11.4) c久慈・九戸郡

三陸鉄道株式会社発足(S56.11.4)

昭和56年(1981年)3月、国鉄再建法施行令により、赤字ローカル線の整理が進められる中、岩手県は全国初の第三セクター方式による「県民鉄道」設立を目指し、久慈・宮古・盛の各線を国鉄から引き継ぐ構想を打ち出した。昭和56年8月には中村知事が塩川運輸大臣らと会談し、1キロあたり3,000万円の転換交付金…
久慈線・宮古線・盛線が廃止対象に(S56.6.10) c久慈・九戸郡

久慈線・宮古線・盛線が廃止対象に(S56.6.10)

三陸縦貫鉄道問題は、国鉄再建法に基づき、赤字ローカル線の廃止・バス転換を進める中で、鉄道の第三セクターによる運営を巡る議論が続いた。昭和56年6月10日、国鉄は廃止路線を選定し、久慈線、盛線、宮古線などが廃止対象となった。廃止手続きには運輸大臣の承認と協議会が必要で、協議が整わなければ「見切り発車」…
東北新幹線が大宮暫定開業に決定(55.12.24) e釜石・遠野・上閉伊郡

東北新幹線が大宮暫定開業に決定(55.12.24)

東北新幹線の盛岡〜東京間の全線開通はさらに遅れ、当面は盛岡〜大宮間のみの「暫定開業」となり、昭和57年春を目標とする方針が、昭和55年12月24日に正式決定した。しかし県民の期待を裏切る形となり、開業遅延に強い不満が噴出した。盛岡駅前の再開発やホテル建設など、多くの公共・民間計画も開業見込みのズレで…
建設中の東北新幹線が雪対策試験開始(S54.12.11) l全県

建設中の東北新幹線が雪対策試験開始(S54.12.11)

東北・上越新幹線の雪対策試験は、54年12月から仙台~北上間で実施され、速度向上と雪害対策の成果を上げて3月末に終了した。55年2月12日には、試験車両が営業最高速度の時速210kmに到達し、豪雪地帯でも「雪に強い新幹線」を証明した。 試験は排雪装置付きの925型試験車両で行われ、積雪除去や設備の動…
東北自動車道・一関~築館が全通 i一関・西磐井郡

東北自動車道・一関~築館が全通

昭和53年12月2日、東北自動車道の築館~一関が開通する。 確かに高速道路自体は、昭和52年の時点で盛岡~一関が開通してはいた。 しかし、仙台や東京へ出るとなったら、一関で高速道路を降りて、一関市内を通って国道4号線に出て、築館までいかなければならなかったのだ。 これで1時間ぐらいのロスがあった。 …
「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1) l全県

「岩手県交通」発足するも前途多難(S51.6.1)

昭和51年6月1日、岩手県内のバス会社である岩手中央バス、県南バス、花巻バスの3社が合併し、新会社「岩手県交通株式会社」が発足した。この合併は、マイカー普及や過疎化による経営悪化を受け、路線の合理化や安定経営を目指したものだった。新会社の資本金は約1億6,488万円で、従業員は2,704人、バス台数…