b二戸・二戸郡 1 8月 1954 北福岡駅〜斗米村〜田子町に国鉄バス開業(S29.8.1岩手日報) 8月1日から、国鉄バスの北福岡駅から斗米村と青森県境を越えて田子まで国鉄バスが開業したようだ。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 1 8月 1954 川井村の僻地生徒のために県北バスが無料スクールバス(S29.8.1岩手日報) 川井村の川井中学校では、学区が非常に広く、場所によっては往復4里の道を歩かなければいけない生徒もおり、これでは予習復習する暇もなく、ぐったり寝てしまい、学力の低下や長期欠席につながっていた。 そこで、校長が県北バスに頼み込んで、無料のスクールバスを走らせてくれるように頼んだのである。 その結果、県北… 続きを読む
i一関・西磐井郡 13 4月 1954 一関発県南バス時刻表(S29.4.13岩手日日) この年の4月16日に、県南バスがダイヤ改正をするという。 その一関管内の時刻表。 若柳や気仙沼といった県境を越える路線もある。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 13 4月 1954 東北民生ディゼル(原文ママ)では盛岡にもサービスステーションを設けます!(昭和29年4月13日) 昭和29年4月13日の岩手日報の広告欄より。 バスやトラックのメーカーである民生は仙台に「東北民生ディーゼル」として営業拠点を設けていたが、岩手県内にも盛岡にサービスステーションを設けることになった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 15 3月 1954 岩手中央バスのバス本数と岩手県北バスの営業所一覧 昭和29年3月15日の岩手日報の一面広告では、県内の自動車貨物に関する解説を行っている。 この時期は、トラックが増えていたようだ。 そんな中でも岩手中央バスと岩手県北バスが広告を出している。 さすがにこの当時、滝沢営業所や矢巾営業所は無かったようだ。 滝沢営業所の前身になるのは青山営業所で、のちのダ… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 3月 1954 みずしまのオート三輪を御購入の方を東京歌舞伎座ご招待! 昭和29年3月14日の岩手日報の広告欄より。 みずしまのオート三輪を購入すると東京は歌舞伎座に御招待、というサービスを繰り広げていたようである。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 11 3月 1954 無試験で誰でも乗れるホンダ「ベンリイ号」 昭和29年3月11日の岩手日報の広告欄より。 水沢の後藤商会によるホンダのオートバイ「ベンリイ号」の広告であるが、「無試験で誰でも乗れる」ってほんまかいな? Wikipediaの「日本の運転免許」という項目を読む限りでは、昭和20年代の時点で既に「自動二輪免許」「小型二輪免許」というのはあったようで… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 3月 1954 春に先駆けて商店会が花トラック 昭和29年3月6日の岩手日報より。 5日の昼過ぎ、五人囃子や七福神を載せた花自動車が盛岡の街を練り歩いた。 テーマは「奥様に贈る家庭の電化」。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 3月 1954 盛岡市に市営バス計画!? 昭和29年3月3日の岩手日報より。 盛岡市では市営バスの計画があったようで、すでに市営バスを運営していた青森市・八戸市・秋田市にも視察に行っていたようである。 市議会の市営バス協議会では、市営バスの実現は必要だということを確認はしたが、更なる視察調査が必要であることを確認し、次回の市政調査会に中間報… 続きを読む
i一関・西磐井郡 2 3月 1954 一関市畜産指導所でオートバイ購入(昭和29年3月2日) 昭和29年3月2日の岩手日日より。 一関市畜産指導所では、ここ数日来の暖気のために各地から人工授精の依頼が舞い込んでいた。 とは言え、衣川・舞川・花泉・厳美などの遠い所へは、バスや徒歩で行くしかなく、人工授精士が帰るのが深夜になることもあった。 しかし、このほどオートバイを13万円で購入し、この辺の… 続きを読む
i一関・西磐井郡 20 1月 1954 旧正月は県南バス一関市内線を平泉まで延長!(昭和29年1月20日) 昭和29年1月20日の岩手日日より。 県南バスでは、一関市内線を旧正月に限り平泉まで延長運転する。 毛越寺あたりへの参拝だろうか。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 12 1月 1954 昭和29年型のオート三輪売ってます(昭和29年1月12日) 昭和29年1月12日の岩手日日より。 一関自動車工業では、昭和29年型のオート3輪を発売する。 ここでは価格は書いていない。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 1 12月 1953 中央バスの青山町線・上田線が臨時増発(S28.12.1岩手日報) 岩手中央バスの上田線と青山町線が増発するという。 当時の上田線は馬町〜競馬場前(現在の岩大のあたりに黄金競馬場があった)、青山町線は馬町〜青山町。 当時は盛岡バスセンターはなく、また、営業所は松園ではなく上田、滝沢ではなく青山町にあった時代。… 続きを読む
i一関・西磐井郡 2 11月 1953 一関・中央通りは舗装工事中(S28.11.2岩手日日) 一関市役所に近い中央通りは舗装工事中であったようで、その中央通りに面した一関自動車工業へは裏から入ってほしいという広告。 ちなみに、令和5年現在、同社は同じ場所にあるようだ。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 1 11月 1953 一関・磐井橋で増加する車馬の通行(昭和28年11月1日) 昭和28年11月1日の岩手日日より。 一関土木事務所では、磐井橋の交通量を調査していたが、車馬の通行は日に日に増加しており、1分間に5台と言う時もあったようだ。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 16 10月 1953 県南バス一関営業所の時刻表(昭和28年10月16日) 昭和28年10月17日の岩手日日より。 岩手県のバス一関営業所のバス時刻表が広告欄に載っている。 一関市内線は一関駅から山目駅まで。 遠距離路線は気仙沼と言うものまである。… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 16 10月 1953 岩手県南バス水沢営業所の冬ダイヤの時刻表です!(昭和28年10月16日) 昭和28年10月15日の胆江日日新聞より。 岩手県南バス本社のおひざ元である水沢営業所では、運行時間を冬時間に切りかえるという。 供養塚線 水沢発 7:00、10:00、11:00、13:00、17:00、18:00 供養塚発 7:00、7:30、10:30、12:30、13:30、15:30、17… 続きを読む
l全県 18 5月 1953 昭和28年に岩手県内で売っていた自動車の広告 昭和28年5月18日の読売新聞岩手版に掲載された広告より。 四輪車もさることながら、オート三輪やバイクの広告が目立つ。 日産 ダットサン デラックスセダン ダットサン スリフトセダン 日本内燃機 サンカ― トヨタ トヨペットトラック ホンダ ドリーム号E マツダ CTL(?) エーブ自動車工業 エー… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 5 3月 1953 宮古市は公用車にフォードを購入(昭和28年3月5日) 昭和28年3月5日の読売新聞岩手版より。 宮古市では、これまでジープを改装した車を公用車として使っていた。 しかし、戦争用の車だっただけに、乗り心地が悪く、独立した平和国家のお役所やふさわしくないと考えたようで、90万円を叩いて、47年型フォードを1台を買い込んだ。 また、この時期の宮古市は、港湾開… 続きを読む
k大船渡・陸前高田・気仙郡 18 10月 1952 市制したばかりの大船渡市の細長い町並みの利便性改善の鍵はバスの便(昭和27年10月18日) 昭和27年10月18日の岩手日報より。 「わが町わが村戦後版」というシリーズ物の記事で、第38回目は大船渡市。 この時点で、4月1日に市制したばかりという状況であった。 大船渡市は盛の町並みから大船渡の町並みまで20町あまり、子の広さをバスで縮めないといけないと市では頭を悩ませていた。 大船渡市内を… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 1 10月 1952 水沢で三菱のオート三輪やモーターバイクの展示会を行います!(昭和27年10月1日) 昭和27年10月1日の岩手日報の広告欄より。 盛岡と水沢に店舗がある自動車販売店・岩手みずしまが水沢でオート三輪やモーターバイクの展示会を行うという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 30 9月 1952 見前村三本柳の国道でトラックが松の木に衝突して2人死亡(S27.9.30岩手日報) 紫波郡見前村三本柳の一級国道4号線でトラックが松の木に衝突して2名が死亡したという。 東京で買ったトラックを札幌に陸送している最中で、青函連絡船の時間に間に合うように休憩も取らず走って降り居眠り運転であったという。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 23 9月 1952 釜石からサンマを積んで来たトラックが徳田村で軒先に突っ込む(S27.9.23岩手日報) 釜石から盛岡へサンマを積んできて、釜石へ帰る予定だったトラックが紫波郡徳田村高田(現在の矢巾町)でハンドル操作を誤って民家の軒先に突っ込み小学生たちが重軽傷というニュース。 片手運転でタバコに火をつけたのだというが、パワステのない重ステの時代にこれは無謀。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 15 9月 1952 岩手日産自動車の広告「ダットサン特別販売!!」(昭和27年9月15日) 昭和27年9月15日の岩手日報の広告欄より。 岩手日産自動車は、この時期の盛岡の自動車販売店の例にもれず、菜園にあった。 そしてこの時期は、ダットサンの特別販売のキャンペーンを打っており、バイクモーターやタイヤチューブが当たり抽選付きであった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 8 9月 1952 岩手自動車商会「強力無比なGMCトラック!」(S27.9.8岩手日報) 岩手自動車販売の広告で、GMCトラックを売るという。 新築地とは確か開運橋の近く。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 3 9月 1952 あまりに雑すぎる広告地図(昭和27年9月3日) 昭和27年9月3日の岩手日報の広告欄より。 盛岡市内の洋品店の広告のようだが、余りに地図が雑すぎて最初どこだか分からなかった。 特に盛岡駅との位置関係。 盛岡郵便局(現在のブラザおでっての位置)がなければ分からなかったのではないだろうか。 盛岡駅前の、開運橋の通りをまっすぐ行けば... まず七十七銀… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 3 9月 1952 仙人峠トンネル着工(昭和27年9月3日) 昭和27年9月3日の岩手日報より。 遠野と釜石を結ぶ仙人峠トンネルが着工下という。 これは釜石鉱山の探鉱を兼ねるもので、アメリカから最新機器を導入して開始したのだという。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 2 9月 1952 秘湯・須川温泉に自動車道路が開通!(ただし秋田県側から…)(昭和27年9月2日) 新聞記事の表現を借りると「海抜五千尺」の秘境・須川温泉に自動車道路が開通し、昭和27年9月2日に初のトラックが須川温泉に到着した。 須川温泉は一応、岩手県西磐井郡厳美村(現:一関市)にあるのだが、今回開通した道路は秋田県の十文字からつながるもので、岩手県側からは相変わらず5里(20km)の山道を汗だ… 続きを読む
b二戸・二戸郡 28 6月 1952 一戸〜伊保内の県北バス試乗記(昭和27年6月28日) 昭和27年7月1日の岩手新聞より。 県北バスの一戸〜伊保内線は6月29日に開業したようだが、それに先立つ6月28日、試乗会が行われた。 その記録。 … 続きを読む