洋画

盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開(昭和11年11月5日)

昭和11年11月5日の岩手日報より。 盛岡・内丸座で「男性対女性」「薔薇はなぜ紅い」「お化け花嫁」を公開する。 「男性対女性」は、昭和11年8月29日公開の松竹映画で、出演は佐分利信・上原謙・田中絹代など。 「薔薇はなぜ紅い」(原題:So Red The Rose)は、昭和10年の米パラマウント映画…
盛岡・内丸座で「野に叫ぶもの 闘争編」「キーンの決死隊」公開(S7.1.10岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「野に叫ぶもの 闘争編」「キーンの決死隊」公開(S7.1.10岩手日報)

昭和7年1月10日の岩手日報によると、盛岡の内丸座では「野に叫ぶもの 闘争編」と「キーンの決死隊」が上映されていました。 「野に叫ぶもの 争闘編」は、昭和6年7月23日に公開された松竹の無声映画で、鈴木伝明・高田稔・沢蘭子・及川道子らが出演。「鬼も哭かしむ大社会派劇」だったようです。 一方「キーンの…
内丸座で「最後の中隊」「朗らかに泣け」公開(S6.9.11岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

内丸座で「最後の中隊」「朗らかに泣け」公開(S6.9.11岩手日報)

昭和6年9月11日の岩手日報の広告欄より。 この日の盛岡・内丸座では、洋画と邦画の抱き合わせ上映が行われていた。 洋画はコンラート・ファイト主演のドイツ映画『最後の中隊』。広告文句には「深刻悲壮の犠牲愛血史」とあり、第一次世界大戦下の戦場で繰り広げられる重厚で悲壮な愛と犠牲の物語であることを強調して…
盛岡・御園座で「情恨」「曲馬団の秘密」公開!(S5.3.28岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・御園座で「情恨」「曲馬団の秘密」公開!(S5.3.28岩手日報)

昭和5年3月28日の岩手日報より。 盛岡の御園座では、この日から二本立てで映画を公開していた。 一本目は『情恨(じょうこん)』。昭和5年(1930年)2月7日に公開されたばかりのマキノ映画で、マキノプロダクションの松浦築枝(まつうら・ちくえ)と南光明(みなみ・こうめい)が主演している。仏寺を舞台に、…
盛岡・内丸座で「広瀬中佐」「幻の賊」「アイアンホース」「勝てば官軍」を公開(S2.4.22岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「広瀬中佐」「幻の賊」「アイアンホース」「勝てば官軍」を公開(S2.4.22岩手日報)

昭和2年4月22日の岩手日報より。 盛岡の映画館・内丸座では、この日から豪華な四本立て上映が行われた。戦争の英雄譚から西部劇、捕物、歴史劇まで揃ったそのラインナップは、まさに昭和初期の映画興行の活気を象徴するものであった。 『広瀬中佐』は松竹キネマ蒲田撮影所で製作され、大正15年(1926年)6月2…
内丸座で「カラボタン」「ロイドの初恋」公開! a盛岡・岩手郡・紫波郡

内丸座で「カラボタン」「ロイドの初恋」公開!

昭和2年1月7日の岩手日報より。 この日から盛岡の内丸座では「カラボタン」「ロイドの初恋」など複数作品の公開が始まった。 「カラボタン」は1926年(大正15年)8月30日に松竹キネマ蒲田撮影所で製作された無声映画で、監督は野村芳亭。主演は諸口十九と筑波雪子。脚本は野村芳亭と村上徳三郎、原作は柴田端…
盛岡・内丸座で「蜘蛛」「腕鳴り肉躍る」「母よ恋し」「讐討乙女椿」初春特別大公開!(S元.12.31岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「蜘蛛」「腕鳴り肉躍る」「母よ恋し」「讐討乙女椿」初春特別大公開!(S元.12.31岩手日報)

大正天皇の崩御により、その翌日である昭和元年12月26日から5日間の歌舞音曲の禁止が警察から発令された。 昭和元年12月31日の岩手日報より。 大正天皇の崩御に伴って禁じられていた歌舞音曲の禁止がこの日ようやく解かれ、盛岡の内丸座ではすぐさま正月映画の特別興行が始まった。上映されたのは邦画と洋画の取…