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岩手中央バス上田営業所が移転して河南営業所が開業 a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手中央バス上田営業所が移転して河南営業所が開業

昭和46年5月29日の岩手日報より。 岩手中央バスの上田営業所が南大通2丁目の旧盛岡青果支場跡(鐘紡前バス停)に移転し「河南営業所」としてスタートすることとなった。 これにより、盛岡バスセンター発着の一部路線を鐘紡前に移転することとなった。 【鐘紡前を起終点とする路線】 系統変更あり 上田線 厨川線…
盛岡・中央ホールで「猫」「ベニス協奏曲」封切 a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・中央ホールで「猫」「ベニス協奏曲」封切

昭和46年5月27日の岩手日報の広告より。 「明28日封切」として、「猫」「ベニス協奏曲」が洋画専門館・中央ホールで公開する旨の広告が出されている。 「猫」(原題:Eye Of The Cat)は、1969年米ユニバーサル映画による「もし、猫が人間を襲ったら・・・」というショック映画で、日本初公開は…
岩手県経済連の女子事務員31歳定年制は不当と勝訴(S46.3.16) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手県経済連の女子事務員31歳定年制は不当と勝訴(S46.3.16)

昭和46年3月16日、盛岡地方裁判所は、岩手県経済連の女子職員に対する「31歳定年制」が不当な差別であり、憲法14条や労働基準法に違反するとして、盛岡市城西町在住の女子事務員(31)の仮処分申請を全面的に認める判決を言い渡した。 この女性は昭和36年に臨時職員として入職し、昭和40年に「準職員制度」…
駒ヶ岳が噴火(S45.9.18) a盛岡・岩手郡・紫波郡

駒ヶ岳が噴火(S45.9.18)

昭和45年9月18日夜、八幡平国立公園内の駒ヶ岳・女岳(1628m)が爆発・噴火し、約50分間隔で火山弾を噴出する活発な火山活動を始めた。噴火の前兆は8月末から見られたが、地割れや地震もなかったため、当初は火山活動とは見なされていなかった。爆発を受けて岩手・秋田両県警は登山禁止措置を取ったが、25日…
岩手国体開催を前にこどもパレード(昭和45年9月16日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手国体開催を前にこどもパレード(昭和45年9月16日)

IBCの「いわてアーカイブの旅」より。 岩手国体開催直前で、成功を祈念し盛岡市内でパレード。 ポンポンを振っているチアガールの小学生も令和の今や60代であり、バトンを回している久保学園(現:盛岡誠桜高校)の女子高生は70代に手が届こうとしている年代となっている。 https://www.youtub…
盛岡からも大阪万博へ行こう!(昭和45年4月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡からも大阪万博へ行こう!(昭和45年4月29日)

昭和45年と言えば岩手国体の年であるとともに、大阪万博の年でもある。 国鉄ではこれ幸いと切符の売り出しに精を出していた。 IBC「いわてアーカイブの旅」は2016年4月29日の放送であるというので、ちょうどこの時期だったのではないだろうか。 ということで昭和45年4月29日に配する。 https:/…
松尾鉱山に会社更生法適用(S44.10.11) a盛岡・岩手郡・紫波郡

松尾鉱山に会社更生法適用(S44.10.11)

松尾鉱業株式会社(岩手県松尾村)は経営悪化により、東京地裁に会社更生法の適用を申請しました。同社は安価な回収硫黄の台頭や石油副産物の影響で経営が困難となり、多額の負債を抱えていました。再建計画は技術改革と資金調達を柱としており、新しい精練方式の採用を目指しましたが、人員整理や設備投資に必要な資金が不…
盛岡の女性店員殺害事件(S44.4.16) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡の女性店員殺害事件(S44.4.16)

昭和44年4月16日午前6時すぎ、盛岡市本町通二丁目の住宅街にある空き瓶置き場で、盛岡駅前「丸中洋装店」に勤務する女性店員(21歳)が首を絞められて死亡しているのを近隣住民が発見し、盛岡署に通報した。 遺体はスラックスが膝までずり落ち、身体の一部に変質的ないたずらとみられる痕跡があり、また道路から空…
松屋デパートの初売りは1月2日から!(S42.12.31岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

松屋デパートの初売りは1月2日から!(S42.12.31岩手日報)

昭和42年12月31日の岩手日報に掲載されたこの広告は、かつて盛岡市内に存在した老舗百貨店「松屋デパート」の新春初売りを告知するものです。当時の盛岡の年末年始風景を今に伝える貴重な資料として、昭和の商業文化の一端を垣間見ることができます。 広告中央に大きく掲げられた「初売福の市」の文字は、まさに新年…
県立図書館が竣工(s42.12.31岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県立図書館が竣工(s42.12.31岩手日報)

昭和42年12月31日付の岩手日報には、年の瀬にふさわしい「祝・県立図書館竣工」の全面広告が掲載されていました。場所は盛岡市内丸、岩手公園(現在の盛岡城跡公園)内。年明けの昭和43年2月10日に開館予定とされており、県民にとっての新たな知の拠点の誕生が高らかに謳われています。 広告には、当時の岩手県…
盛岡・メガネの水晶堂「メガネはスイスコーティングで!」(S42.12.30岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・メガネの水晶堂「メガネはスイスコーティングで!」(S42.12.30岩手日報)

昭和42年12月30日の岩手日報より。 昭和42年の年の瀬、盛岡市中の橋通にある眼鏡専門店「水晶堂」が岩手日報に出した新聞広告は、視力と快適さへの意識が高まっていた時代の空気を感じさせてくれます。 広告は「スイスコーティング」の技術を大々的に紹介しており、「あなたのメガネをサングラスにします」「現在…
盛岡・川徳デパートでテイジンフェア(S42.11.11岩手東海新聞) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・川徳デパートでテイジンフェア(S42.11.11岩手東海新聞)

昭和42年11月11日の岩手東海新聞には、盛岡市の老舗百貨店・川徳(かわとく)による広告が掲載されている。掲載面はファッションを中心とした広告で、川徳が当時展開していた「テイジン・レーサーハウザー」フェアを大きく打ち出していた。 この広告では、盛岡から離れた釜石の新聞にまで大きく紙面を取り、帝人(テ…
盛岡・川徳デパートで「現代っ子Vルック」(S42.11.4岩手東海新聞) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・川徳デパートで「現代っ子Vルック」(S42.11.4岩手東海新聞)

昭和42年11月4日の岩手東海新聞に掲載された広告より、盛岡の老舗百貨店・川徳による子ども服「現代っ子ルック」の紹介です。 盛岡の川徳百貨店が、釜石地域の読者向けにも広告を展開していたことがわかるこの紙面。「新しい時代の新しい子供に新しい服装を」と掲げたこの広告は、当時の子ども服に対する意識の変化を…
盛岡日活で「赤い殺意」「白の人造美女」「恍惚の夜」公開!成人向けです(昭和42年5月13日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡日活で「赤い殺意」「白の人造美女」「恍惚の夜」公開!成人向けです(昭和42年5月13日)

昭和42年5月12日の岩手日報の広告欄より。 盛岡日活では5月13日から「赤い殺意」と「白の人造美女」と「恍惚の夜」を公開する。 いずれも成人指定で18際未満お断り。 「赤い殺意」は昭和39年6月28日初公開であり、これが封切りとは思えないタイミング。 社会派ドラマとなる。 「白の人造美女」は若松孝…
盛岡松竹で「愛の讃歌」「春日和」封切します!(昭和42年5月13日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡松竹で「愛の讃歌」「春日和」封切します!(昭和42年5月13日)

昭和42年5月13日の岩手日報の広告欄より。 盛岡松竹で「愛の讃歌」と「春日和」を封切するという。 いずれも初公開は昭和42年4月29日で、タイムラグは2週間程度。 「愛の讃歌」は山田洋次が監督で倍賞千恵子が主演。 後年の「男はつらいよ」とスタッフやキャストがずいぶん被っているが、当時はまだ「五社協…
大モテの貸し自動車 a盛岡・岩手郡・紫波郡

大モテの貸し自動車

昭和42年のゴールデンウィークも終わった5月11日の岩手日報には「大モテの貸し自動車」という記事がある。 貸し自動車とはレンタカーのこと。 まあ自動車を貸すんだから「貸し自動車」ではあるだろう。。。 Wikipedia情報だと、日本のレンタカーの歴史は、大正時代に「運転者付き」で始まったのだという。…
昭和42年のゴールデンウィークを振り返る a盛岡・岩手郡・紫波郡

昭和42年のゴールデンウィークを振り返る

昭和42年5月8日の岩手日報では、「ブームの観光岩手」という見出しでこの年のゴールデンウィークを振り返る記事が出ている。 下閉伊郡田老町・真崎海岸 【花巻温泉郷】 志戸平温泉では約20万円稼いで新記録 日帰り客は1日平均1200人の盛況 5/5のこどもの日は4000人の新記録 【平泉】 春の藤原まつ…
「ソシュウ」に高城丈二と神楽坂浮子が来ます!(昭和42年5月6日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

「ソシュウ」に高城丈二と神楽坂浮子が来ます!(昭和42年5月6日)

昭和42年5月6日の岩手日報に掲載された広告より。 「ソシュウ」とは昭和33年に菜園に開業したキャバレー。   というか、管理人は氷河期世代であるためか「高城丈二」「神楽坂浮子」とか言われても全然分からない… しかしいずれも、Wikipediaに独立した項目があった。 まずは高城丈二から。…
岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日)

昭和42年5月9日の読売新聞岩手版より。 水沢市に続いて、盛岡でも盛岡駅と盛岡バスセンターで悪書追放の「白ポスト」が設置されたのだという。 いわく、「こどもに見せると悪影響を及ぼすような週刊誌、雑誌を、おとなが読んだ後、子供の目に入る前にこのポストに投げ入れてもらおうというもの」 そもそも、全国的な…