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釜石製鉄所の合理化計画(S63.2.5) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石製鉄所の合理化計画(S63.2.5)

新日鉄釜石製鉄所は、鉄鋼業界の合理化に伴い、鉄以外の分野への新事業展開を進めています。特に、キノコ栽培、ヘアセット商品、タンパク質食品「タンパッキー」など、多岐にわたる新事業に取り組んでおり、余剰人員の活用も目的としています。また、製鉄所内に飼料備蓄基地の建設も計画されており、輸入飼料の供給を見込ん…
三陸鉄道は2年連続黒字(S61.4.1) c久慈・九戸郡

三陸鉄道は2年連続黒字(S61.4.1)

三陸鉄道は、第三セクターによる運営で開業以来二年連続黒字を達成し、順調な経営を続けています。開業当初のフィーバーには及ばなかったものの、乗客数は目標を上回り、経費削減や定期利用客の増加が黒字に貢献しました。第60年度の決算では、北リアス線と南リアス線の総乗客数が267万人に達し、前年から若干の減少が…
三陸鉄道開業(昭和59年4月1日) c久慈・九戸郡

三陸鉄道開業(昭和59年4月1日)

昭和59年4月1日、三陸鉄道開業。 その日を大槌小学校の3年生として迎えたが、当時のことは割とよく覚えている。 開業前から「三陸縦貫鉄道」に関して何やらよくテレビでニュースをやっていた。 そして「日本で初めての第三セクター鉄道」というのが誇らしかった。 釜石に行くと、釜石駅から大渡橋に行く途中の「3…
台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま e釜石・遠野・上閉伊郡

台風15号で寸断された国道107号線荷沢峠は4か月もマヒしたまま

昭和56年12月22日の読売新聞岩手版では、その年の8月23日に来襲した台風15号による国道107号線の被害が、4か月たっても復旧していないことを報じている。 気象庁ホームページ「台風経路図 昭和56年(1981年)」より 昭和50年代に小学生であったこのブログの管理人は「わたしたちの岩手」という社…
大瀧詠一『君は天然色』 e釜石・遠野・上閉伊郡

大瀧詠一『君は天然色』

いきなり管理人の個人的な思い出を。 2013年の年末、盛岡に帰省していた時にニュース番組から〽くちびるツンととがらせて~ と大瀧詠一の『君は天然色』が流れてきた。 ニュース番組で何事? 「ミュージシャンの大瀧詠一さん、65歳が・・・」 ん??? 「東京都内の自宅で、解離性動脈瘤で亡くなりました」 何…
屋敷台中学校(松尾村)・鵜住居小学校室浜分校(釜石市)閉校式 a盛岡・岩手郡・紫波郡

屋敷台中学校(松尾村)・鵜住居小学校室浜分校(釜石市)閉校式

IBCの「いわてアーカイブの旅」より。 https://youtu.be/j8_HaA1U06g 昭和49年の内容はもう映像に譲るとして、ここでは個人的な感想や思い出話を。 屋敷台といえば松尾鉱山鉄道の終着駅でもあるので、松尾鉱山だとすぐ分かったが、確か鉱山自体は昭和40年代の前半に閉山したはず。 …
7月1日から「郵便番号」というものが始まりますよ! e釜石・遠野・上閉伊郡

7月1日から「郵便番号」というものが始まりますよ!

昭和43年4月2日の岩手東海新聞より。 郵政省では7月1日から「郵便番号制」を実施するに際し、釜石郵便局ではその説明会を始めた。 郵便番号というものは、郵便物の区分処理を機械化するために始めるもので、欧米ではすでに始めているという。 この制度の制定に至った経緯や、郵便番号制を分かりやすく解説した映画…
大槌町の帳場婦人強盗殺害事件(昭和43年4月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌町の帳場婦人強盗殺害事件(昭和43年4月1日)

末広町の商店街で 大槌町の末広町は、大槌町の中心街にある商店街である。 当たり前ながら国道45号線大槌バイパスはなく、大槌大橋すらなかったので、当時の大槌町内の国道45号線のルートは、釜石市室浜から大槌町白石を経て、須賀町の踏切を渡って、末広町を抜けて安渡橋へ行くというルートとなる。 その末広町の商…
「愛の鐘」が鳴ったら小中学生は帰宅しましょう!(昭和43年3月23日) e釜石・遠野・上閉伊郡

「愛の鐘」が鳴ったら小中学生は帰宅しましょう!(昭和43年3月23日)

昭和43年3月23日の岩手東海新聞より。 釜石市内の小中学校は20日に一斉に春休みに入ったが、釜石地区校外生活指導連絡協議会では、以下のお触れを出した。 16:30に「愛の鐘」が鳴ったら帰宅しましょう。 サイクリングが流行しているが、遠乗りは大人と一緒にしましょう。 山遊びは、高い崖に上らないように…
釜石もそのうち自動電話になります!(昭和43年3月12日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石もそのうち自動電話になります!(昭和43年3月12日)

昭和43年3月12日の岩手東海新聞より。 釜石市上中島の、釜石南高校跡地に新たに電話局が建設中で、クロースバー400型交換機が整備中なのであるという。 これが運用開始すれば、釜石市内も自動通話化するのだという。 これが完成すれば、東日本の2050局とはダイヤル市外通話が、西日本1400局とは交換手の…
難病手術の献血のために37人がバスで釜石から仙台へ(昭和43年3月8日) e釜石・遠野・上閉伊郡

難病手術の献血のために37人がバスで釜石から仙台へ(昭和43年3月8日)

昭和43年3月14日の岩手東海新聞より。 釜石市内に、心室中隔欠損症の中学3年生がおり、手術が必要な状態であった。 このことを昭和43年2月27日の岩手東海新聞で「仙台の東北大学病院で手術が必要だが、愛の献血をお願いします」と呼び掛けたところ、釜石市内の37人がこれに応じ、3月8日の手術に際し、貸し…
釜石市営ビル独居老人殺人事件(昭和43年1月30日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市営ビル独居老人殺人事件(昭和43年1月30日)

閉店時刻でもないのに 釜石製鉄所は合理化され、愛知県の東海製鉄所に集団で転勤するなど、人口は8万人を切っていたが、相変わらず溶鉱炉の火は赤々と燃え、中心街はガラの悪い賑わいを見せていた時期の釜石市での事件である。 昭和43年1月30日の夜8時半頃。 釜石港に近い浜町の市営ビル1階でタバコや種苗を売っ…
釜石市内に残る3つの難所(昭和42年11月20日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市内に残る3つの難所(昭和42年11月20日)

昭和42年11月20日の岩手東海新聞より。 国道45号線は改良工事が進んでいたが、交通量はそれ以上に増大していた。 釜石市の繁華街での国道では、難所は3カ所もあって、市民の不安は広がっていたと言う。 陸橋でバイパスを作って市街地を一跨ぎさせてはと言う計画も、10億円とも20億円とも言われる膨大な事業…
きれいになった釜鉄桟橋(昭和42年11月18日) e釜石・遠野・上閉伊郡

きれいになった釜鉄桟橋(昭和42年11月18日)

昭和42年11月18日の岩手東海新聞より。 釜石製鉄所では、荷役作業の能率向上と環境整備による災害防止の効果を狙い、桟橋改善工事を行っていた。 工事は、桟橋クレーンの延長と軌道改良に伴い舗装化に重点が置かれ、これまで一部ゴタゴタしていた荷役作業現場もスッキリして、気持ちよく働けると作業員から喜ばれた…