e釜石・遠野・上閉伊郡 1 7月 1965 釜石製鉄所構内で安全パレード(昭和40年7月1日) 昭和40年7月2日の岩手東海新聞より。 釜石製鉄所の構内では、雷雨の中を作業安全パレードが行われたようである。 どうも手前のマイクロバスは、県南バスから借りてきたような色にも思えるが、ナンバーが白なので自家用だろうか。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 21 4月 1965 盛岡・義妹一家鏖殺事件(S40.4.21) 昭和40年4月21日、岩手県盛岡市下厨川の開拓地で、農業を営む一家が襲撃される事件が発生しました。午後8時30分頃、加害者である夫の兄が、弟夫婦の家を訪れました。この家は、戦後の払い下げ地で建てられた木造二階建ての住宅兼牛舎で、弟は家畜商として成功し、裕福な生活を送っていました。 加害者は金銭的困窮… 続きを読む
g北上・和賀郡 6 4月 1965 湯田や沢内はいつも以上の豪雪(S40.4.6岩手日報) 県内でも屈指の豪雪地帯である湯田や沢内といった西和賀地方では、この年はかなりの豪雪だったようだ。… 続きを読む
l全県 2 4月 1965 全逓が超勤拒否で郵便物に影響か(S40.4.2岩手日報) この頃の全逓は「戦う労組」だった。 この時も超勤拒否闘争で給与体系の不均衡を改正させようとしていた。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 3 3月 1965 一関の連続放火事件(S40.3.3) 昭和40年3月3日、岩手県一関市の県立一関第二高等学校で放火未遂事件が発生した。2年A組教室のカーテンが燃えているのを近隣の子どもたちが発見し、付近の住民が窓を破って消火した。翌日3月4日夜には、再び同校で火災が発生し、校舎の大部分が焼失した。この一連の事件を受け、一関警察署は特別捜査本部を設置し、… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 14 1月 1965 西下台町の放火殺人事件(S40.1.14) 昭和40年1月14日、岩手県盛岡市西下台の新興住宅地で発生した火災現場から、独身男性が殺害された状態で発見されました。被害者は岩手県北部の資産家の息子で、盛岡市西下台にある一戸建てで一人暮らしをしていました。彼はアパート経営と生命保険の外交員を兼業し、地域で信頼を得ていました。頭部に致命的な傷を負い… 続きを読む
g北上・和賀郡 25 12月 1964 北上の九年橋ですれ違い規制を施行 昭和39年12月25日の岩手日報より。 北上市の南の玄関となる国道4号線の九年橋は、幅が5.5mしかなく渋滞や事故の原因となっており、この当時の一級国道としても全国定期に悪名高い難所となっていた。 交通事故は昭和38年に6件であったものが、昭和39年には19件と3倍以上に増えていた。 この幅5.5m… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 20 12月 1964 知らない間に結婚してた!? 昭和39年12月20日の岩手日報より。 大阪に住む59歳独身の会社員が、本籍地のある徳島県小松島市役所から戸籍抄本を取り寄せた。 すると、知らない間に妻がいて、子供3人いるということになっている!? どうやら、昭和24年10月14日に釜石市内の女性と結婚していた、ということになっているらしい。 その… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 18 12月 1964 川井村の薪炭商夫婦殺害事件(S39.12.18) 昭和39年12月18日、岩手県下閉伊郡川井村中屋敷で、夫婦が猟銃で射殺される事件が発生した。同日午前11時30分頃、近隣住民が夫婦の遺体を発見し、宮古警察署に通報。現場は無施錠の出入口、障子の隙間、鮮明に残された足跡などから計画的な犯行をうかがわせるものであった。夫婦は寝室で倒れており、大量の血液が… 続きを読む
f花巻・稗貫郡 2 11月 1964 花巻で踏切報知機にいたずらする列車妨害が相次ぐ(昭和39年11月2日) 昭和39年11月2日の岩手日報より。 この時期、東北本線の花巻~村崎野間で列車妨害が相次いでいたという。 昭和38年10月25日以来、コンクリートトラフや鉄道標識が抜かれて線路にばらまかれるなどの悪質な列車妨害が13件続いていたという。 昭和39年11月1日には、下り197貨物列車が花巻市南城地内で… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 2 8月 1964 釜石で原水禁世界大会の募金詐欺(昭和39年8月2日) 昭和39年8月2日の岩手日報より。 釜石では、原水禁世界大会の募金を名乗る詐欺が横行していたようで、釜石市役所から詐欺に気をつけるよう御触れが出ている。 … 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 10 6月 1964 遠野で「忍者部隊」を真似た小学生が盗み・宮古で国道沿いに花壇(S39.6.10岩手東海新聞) 遠野で、当時のテレビ番組「忍者部隊月光」を真似て窃盗をする小学生が出たという。 また、宮古では一級国道の開通に合わせて花壇の整備と。 それまで二級国道111号線であったところ、昭和38年4月1日に指定替えされて一級国道45号線になったもの。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 3 6月 1964 大雨の影響で釜石市内に大被害(昭和39年6月3日) 昭和39年6月4日の岩手東海新聞より。 日本海に、982ミリバールにまで発達した猛烈な低気圧の影響で、釜石市内にも大洪水が発生した。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 11 1月 1964 釜石郵便局では正月返上で郵便の滞貨を解消へ(昭和39年1月11日) 昭和39年1月11日の岩手東海新聞より。 釜石郵便局では、全逓のストで遅れた年賀状配達を、正月返上で郵便の滞貨解消のために作業をしていた。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 4 1月 1964 釜石の刺傷ざたが市民の献血で救われる(昭和39年1月4日) 昭和39年1月6日の岩手東海新聞より。 港町・釜石は常に流れ者が絶えず、喧嘩も勃発していたが、ついにナイフでの刺傷沙汰になってしまった。 刺された方は、県立釜石病院に運ばれたが、生命危篤となっていた。 このような時、献血を呼びかけ、この時はギリギリのところで助かったのだと言う。 このこ… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 4 1月 1964 釜石の江利チエミ公演詐欺の顛末(昭和39年1月4日) 昭和39年1月4日の岩手東海新聞より。 昭和37年に釜石で江利チエミ公演詐欺があったようで、今度こそはと本物の江利チエミの所属会社に交渉してきてもらうことに。 … 続きを読む
g北上・和賀郡 15 12月 1963 北上の「死体なき」嬰児殺し(S38.12.15) 昭和38年12月15日午後9時20分頃、岩手県北上市黒沢尻町内の珊瑚橋で、28歳のタクシー運転手が女性関係のもつれから前妻との間に生まれた長男(生後8か月)を「足手まとい」として北上川に投げ入れ殺害したとされる事件が発生した。遺体は発見されず「死体なき殺人事件」として注目を集めたが、昭和41年3月3… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 12 11月 1963 鶴見事故の犠牲となった釜石出身の学生が悲しき帰郷(昭和38年11月12日) 昭和38年11月12日の岩手東海新聞より。 11月9日の夜に発生した、横須賀線の鶴見事故では161人の犠牲者が出た。 その中には、釜石市出身の学生もいた。 釜石市内のお寺の住職の息子で、横浜市内に下宿しながら立正大学の夜間部に通っていた大学生が事故に巻き込まれたのである。 その遺骨は、11月12日1… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 1 11月 1963 釜石・鵜住居中学校にゴミ焼却炉(昭和38年11月1日) 昭和38年11月1日の岩手東海新聞より。 釜石市立鵜住居中学校にはこの当時、427人の生徒がいたようである。 まだ釜石東中学校が発足する前で、鵜住居中学校と栗林中学校は別々の学校だった。 その鵜住居中学校では、ゴミはうらの川に焼き捨てていたのだと言う。 しかし、それでは環境の点から好ましくないと言う… 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 1 11月 1963 釜石・国際劇場でナイトショー(S38.11.1岩手東海新聞) 釜石の東映系の映画館である国際劇場では、夜にはナイトショーが行われていたようだ。 人口8万人ぐらいいた釜石なので、さぞ盛り上がっただろう。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 25 10月 1963 江刺市内の3カ所にカーブミラーを設置(昭和38年10月25日) 昭和38年10月25日の岩手民声新聞より。 江刺警察署と県交通安全協会江刺支部では、秋の交通安全旬間にあたって、10月25日に市内の県道の危険な箇所3箇所でカーブミラーを設置することにした。 この3箇所は、岩屋堂の餅山と、玉里の玉崎・大和田の3カ所。 このカーブミラーは、一気に23,500円であると… 続きを読む
i一関・西磐井郡 18 9月 1963 一ノ関駅に雨量警報機を新設(昭和38年9月18日) 昭和38年9月18日の岩手報知より。 国鉄一ノ関管理所では、台風シーズンに備え一ノ関駅に自動雨量警報機を設置したと言う。 これは、ある一定の雨量に達すると警報が鳴り出して、付近を走る列車は時速25キロ以下で検索して危険を防止しようと言うものである。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 16 9月 1963 釜石でまた「愛の鐘」で輸血し妊婦が助かる(S38.9.16岩手東海新聞) 釜石市民病院で不正出血の妊婦が「愛の鐘」で集まった市民50人の輸血で助かったという話。… 続きを読む
i一関・西磐井郡 13 9月 1963 一関で暴力団員がお手柄!?(昭和38年9月13日) 昭和38年9月14日の岩手報知より。 9月13日の夜8時ごろ、一関市内大町銀座のマーケット内で、昔の雇い主の飲食店主が小切手の横領犯人をばったり見つけたのだと言う。 捕まえようとしたが逃げられたので、周囲にも協力を頼んで捕まえることにした。 果たして、一関小学校の校庭でその男を捕まえたのは、松葉会の… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 10 9月 1963 山田派出所に新しい交通標識の教材(昭和38年9月10日) 昭和38年9月10日の岩手東海新聞より。 山田町の宮古警察署山田派出所には、新しい交通標識の見本用教材が届いた。 これで、町民に交通標識を知ってもらおうと言うものである。 … 続きを読む
e釜石・遠野・上閉伊郡 5 9月 1963 釜石・第一劇場で浅草千一夜ストリップショウ開催(昭和38年9月5日) 昭和38年9月5日の岩手東海新聞より。 釜石の第一劇場では、9月5日から6日にかけて、浅草千一夜ストリップショーの実演座長大会を開催する。 当時の映画館は、少なからずこのような仕事も持っていたようだ。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 28 5月 1963 盛岡少年院に「イレズミを除去する器械」 昭和38年5月28日の岩手日報より。 盛岡少年院に、入れ墨をとる器械が入ったのだという。 正式には「自動調節付き電気メス」というのだそうで、真空管から電気メスに6.83メガサイクルの高周波を発信させ、メスと人体表面との接触部分に破壊作用を起こさせる仕組みなのだという。 東北地方の少年院ではここにしか… 続きを読む
d宮古・下閉伊郡 27 5月 1963 宮古の誘拐事件(S38.5.27) 昭和38年5月27日、岩手県宮古市で水産業を営む資産家宅に脅迫電話がかかる。犯人は「子供を預かっている。現金20万円を比古神社に持って来なければ命はない」と脅迫。資産家の中学1年生の次男(当時13歳)が誘拐され、藤原小学校校庭に呼び出された後、閉伊川堤防にある水防小屋(宮古市建設課管理)に監禁された… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 5 4月 1963 盛岡鉄道公安室が急行「おいらせ」車内の無法者を下車させる(昭和38年4月5日) 昭和38年4月7日の岩手日報より。 この時期、列車内での暴力が問題に乗っていた。 4月5日の7時過ぎ、上野行きの急行「おいらせ」の車内で、車内が満員であるにもかかわらず座席を広く占有して、他の曲に注意されても聞き入れないで眠ったふりをしていた酔っ払いの東京都内の工員を、盛岡駅到着と同時に、盛岡鉄道公… 続きを読む