i一関・西磐井郡 3 7月 1942 西磐井郡真滝村の狐禅寺で落下傘を供え蚕霊供養(S17.7.3新岩手日報) 西磐井郡真滝村(現:一関市)の狐禅寺で、蚕業婦人会が絹糸で生産された落下傘を供えて、蚕の霊を供養していた。… 続きを読む
k大船渡・陸前高田・気仙郡 3 7月 1942 気仙郡地方事務所はさかり町記念館(S17.7.3新岩手日報) 岩手県では「地方事務所」制度を設けることになったようだが、気仙地方の事務所は、盛町にある記念館に決まった。 国鉄時代の大船渡線では、盛岡との混同を避けるために、盛を「さかり」とひらがな表記していたが、この当時からその伝統はあったようだ。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 7月 1942 盛岡魚市場に鮪ドッサリ入荷(S17.7.2新岩手日報) 盛岡魚市場に、釜石や八戸方面からマグロがドッサリ入荷したという。 当時であればすでに山田線が開通しており、輸送も容易であっただろう。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 7月 1942 岩手県公会堂で前線を偲ぶ演芸会(S17.7.2新岩手日報) 岩手県公会堂で、白衣の勇士を招き「前線を偲ぶ演芸会」が開催された。 白衣の勇士とは傷痍軍人のこと。 このような福祉事業は、皇后陛下の御心のもとに行われるということになっていた。 … 続きを読む
f花巻・稗貫郡 2 7月 1942 翼賛議員による初の花巻町議会(昭和17年7月2日) 昭和17年7月4日の新岩手日報より。 記事そのものの表現を借りると「花巻町翼賛選良の新町会」。 既に政党は「大政翼賛会」となっていた。 地方議会レベルでも翼賛会の動きが出ていた。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 7月 1942 盛岡市で隣組配給制を再検討する懇談会(S17.7.2新岩手日報) この時期、盛岡市では配給制に不満のある市民もいたようで、近く懇談会が開かれると言うことであった。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 7月 1942 岩手牛乳のあのロゴ(昭和17年7月2日) 昭和17年7月2日の新岩手日報より。 岩手牛乳の企業広告が出ているが、お馴染みのあのロゴは既にできている。 … 続きを読む
l全県 20 1月 1942 郵便局で「感謝貯蓄」スタンプ(昭和17年1月20日) 昭和17年1月20日の岩手日報より。 新聞記事によれば「打倒英米を目指し大東亜に雄渾なる聖戦の展開するにつれ各方面に於ける軍の赫々たる捷報は、いま国民を感謝と感激の渦に浸らせている」のだそうで、郵便局では「感謝貯蓄」運動を展開していた。 それで全国の郵便局は、「感謝貯蓄」スタンプを通帳に推すことにし… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 20 1月 1942 松平晃・三原純子・森光子が盛岡で公演します…よね?(昭和17年1月20日) 昭和17年1月20日の岩手日報の広告欄より。 タイヘイレコードの松平晃とその楽団、三原純子、森光子が公演を行うという。 ところが、盛岡市内のどこで公演するかが全く書いていないのである。 岩手日報の広告に「公演」と書いているくらいなので、来て公演するのは確かなのだろう。 しかしどこで公演するかが全く書… 続きを読む
l全県 16 1月 1942 大政翼賛会&岩手殖産銀行「皇紀2602年、皇軍に感謝して献納しよう!」(昭和17年1月16日) 昭和17年1月16日の岩手日報より。 大政翼賛会のマークも高らかに献納を呼び掛けている。 「一億のどよめく勝鬨にあけた皇紀二千六百二年」とあるが、これは前年12月8日の真珠湾攻撃のことだろうか。 「この戦果に酔ってはいけない」とはいうものの、すでに諸々の配給は滞り始めていたのである。 むしろ「戦果に… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 15 1月 1942 盛岡・中劇で「舞姫記」公開(昭和17年1月15日) 昭和17年1月15日の岩手日報より。 盛岡・中央映画劇場で「舞姫記」を公開する。 「舞姫記」(原題:FANNY ELSSLER)は1936年製作のドイツ映画で、日本での初公開は昭和16年。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 1月 1942 新興キネマ「花嫁剣法」封切します!(昭和17年1月7日) 昭和17年1月7日の岩手日報より。 新興キネマ「花嫁剣法」が封切するという。 主演は大友柳太郎で初公開は昭和16年9月18日 ・・・が、新興キネマというのは当時の映画配給会社であり、この記事の3日後に大都映画と合併して大日本映画製作(大映)が発足するのであるが、別に盛岡にそのような劇場があったわけで… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 1月 1942 盛岡・内丸座で松竹映画「君と僕」封切!(昭和17年1月7日) 昭和17年1月7日の岩手日報より。 盛岡・内丸座で松竹映画「君と僕」を封切するという。 主演は小杉勇で、李香蘭が特別出演するという。 初公開は昭和16年11月15日であったので、タイムラグは2か月弱。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 7 1月 1942 岩手公園の鶴ヶ池で少国民の群れがスケート(昭和17年1月7日) 昭和17年1月7日の岩手日報より。 記事では「銀板上に嬉々としてたわむれる少国民の群・・・」と記述してある。 岩手日報の本社からすぐ目の前の岩手公園の鶴ヶ池にヒマ種を探しに来たのだろうか。 「次代の東亜共栄圏を背負って立たなくてはならぬ少国民よ、そうだその元気を失わず寒さにもめげぬ強い身体と強い心を… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 28 11月 1941 盛岡郊外・釜石街道にかかる簗川橋が復旧完成! 昭和13年の水害で流失した県道盛岡釜石線の簗川橋が昭和16年11月28日に復旧完成した。 現在の盛岡市内から東安庭や乙部へ向かう方のあの橋である。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 28 11月 1941 記者が古参機「8620型」に同乗して山田線を取材 昭和16年11月28日の岩手日報より。 「国防国家の運勢は鉄道事故の発生によって支障をきたす・・・」という書き出しで始まっているが、鉄道の機関士の仕事がどのようになっているかを取材すべく、記者が機関車に同乗して取材することになったようである。 記事によれば「支線にのみ使用されているという八六二〇型機… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 11月 1941 産業報国会が県下産業戦士投炭協議会を開催(昭和16年11月5日) 昭和16年11月6日の岩手日報より。 労働組合を翼賛体制に組み込んだ「大日本産業報国会」は、11月5日に内丸産業奨励館北館で県下産業戦士投炭協議会を開催した。 参加者数は「数においてはいささか物足りなさを感じたが」という程度であったという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 11月 1941 盛岡中劇で「世界の涯てに」を公開します!(昭和16年11月6日) 昭和16年11月6日の岩手日報より。」 盛岡中劇では「世界の涯てに」を公開する。 「世界の涯てに」(原題:ZU NEUEN UFERN)は1936年(昭和11年)制作のドイツ映画で、日本での初公開は昭和16年であるという。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 11月 1941 盛岡・第一映画劇場では「青春角力日記」「越後獅子祭」を公開します!(昭和16年11月6日) 昭和16年11月6日の岩手日報より。 盛岡の第一映画劇場では「青春角力日記」と「越後獅子祭」を公開するという。 「青春角力日記」は昭和13年5月21日初公開の東宝映画で、スポ根映画のはしりであるともいわれている。 「越後獅子祭」は昭和14年8月20日初公開の東宝映画で、長谷川一夫や入江たか子が出演。… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 6 11月 1941 盛岡・内丸座で「雪之丞変化」を封切します!(昭和16年11月6日) 昭和16年11月6日の岩手日報より。 盛岡の内丸座では「雪之丞変化」を封切する。 「雪之丞変化」は昭和10年、昭和34年、昭和38年と数回映画化されているが、これは昭和10年版であろう。 主演は林長二郎。 「絶対新版」と書いてはいるものの、初公開からすでに6年経過しており、よくもまあそんなことが言え… 続きを読む
j東磐井郡 4 11月 1941 紀元二千六百年を祝して千厩・煙草神社で奉祝祭(S16.11.4新岩手日報) 紀元二千六百年を祝して、葉タバコの一大産地である千厩の煙草神社では奉祝祭。 千厩始まって以来の賑わいであったという。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 3 11月 1941 水沢町に「斎藤実記念図書館」と「後藤新平記念公民館」が完成(昭和16年11月3日) 昭和16年11月2日の岩手日報より。 東京市長となった後藤新平や、総理大臣となった斎藤実を生み出した水沢町は「偉人の町」として戦前から売り出していた。 その「偉人の町」水沢に、11月3日の明治節の佳き日に「皋水記念図書館」と「後藤伯記念公民館」を開館することになった。 皋水とは斎藤実の号であり、設計… 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 11月 1941 松屋デパートで冬物や毛糸の特配(S16.11.2新岩手日報) 広告欄より。 盛岡の松屋デパートでは、冬物や毛糸の特配があったという。 衣料品まで配給の時代。 … 続きを読む
a盛岡・岩手郡・紫波郡 2 11月 1941 毎月1日は興亜奉公日(S16.11.2新岩手日報) 昭和十四年以降、毎月1日は「興亜奉公日」として、弁当は日の丸弁当にすることなどが定められていた。 盛岡市内でも、興亜奉公日の遥拝などが展開されていた。 … 続きを読む