備考※6

電話供出に赤誠(S18.4.4新岩手日報) l全県

電話供出に赤誠(S18.4.4新岩手日報)

昭和18年3月28日に軍需都市である釜石市の電話網を、受話器を上げるだけで即座に繋がる最新の共電式へと切り替える一方で、仙台逓信局では同時期に一般向けの電話供出運動を強力に展開していました。 Screenshot 同年4月4日付の新岩手日報によれば、電力戦下の重要生産拡充という烈烈な要望に即して、こ…
大迫からは指人形を前線へ(昭和18年4月2日) f花巻・稗貫郡

大迫からは指人形を前線へ(昭和18年4月2日)

昭和18年4月4日の新岩手日報より。 稗貫郡大迫町では、北方前線で敵である米国の撃滅に戦闘をしている皇軍に指人形を送って慰問しようとしていた。 国民学校では指人形を作り、婦人会では衣装を作ったと言う。 そして4月2日に600個が出来上がり、町役場に持ち込まれたので、街では近日中に荷造りをして盛岡連隊…
釜石の電話が共電式に(S18.4.1新岩手日報) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の電話が共電式に(S18.4.1新岩手日報)

昭和18年4月1日付の新岩手日報によれば、岩手県内で2番目に市制を施行し重工業都市として発展を続けていた釜石市において、通信網の劇的な刷新が行われました。 Screenshot 当時は逓信省の管轄下で郵便と電話が一体となって運営されており、電話交換業務の拠点であった釜石郵便局には、仙台逓信局から石田…
岩手県公会堂で「資源動員展覧会」(S17.7.7新岩手日報) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手県公会堂で「資源動員展覧会」(S17.7.7新岩手日報)

昭和17年7月7日の新岩手日報には、戦時下の日本社会が直面した「資源不足」と、それをいかに乗り越えようとしていたかが伝わってくる記事が載っています。当時は戦争が長期化し、金属・ゴム・繊維などあらゆる物資が軍需優先となり、民間生活では代用品の使用や徹底した資源回収が国民の義務とされていました。 Scr…
厳美村から銃後の便り(S17.7.5新岩手日報) i一関・西磐井郡

厳美村から銃後の便り(S17.7.5新岩手日報)

昭和17年7月5日の新岩手日報には、当時の西磐井郡厳美村(現在の一関市)の「銃後」の様子が記されている。記事の冒頭には「第一線に御奮戦の皇軍の皆様ご苦労様です」という文言が置かれ、戦地への敬意を示す決まり文句として当時の新聞にしばしば見られた表現である。 Screenshot 記事の中心は、6月21…
翼賛選挙で非国民は誰?(S17.5.7新岩手日報) l全県

翼賛選挙で非国民は誰?(S17.5.7新岩手日報)

【昭和の記憶】新聞が問う「非国民は誰か?」— 昭和17年の翼賛選挙と無効票 昭和17年(1942年)5月7日。当時の地元紙『新岩手日報』の紙面に、現代の私たちからすれば背筋が凍るような見出しが躍りました。 「非国民は誰か?」 これは、同年4月30日に行われた第21回衆議院議員総選挙(いわゆる翼賛選挙…
翼賛選挙の選挙結果(S17.5.3新岩手日報) l全県

翼賛選挙の選挙結果(S17.5.3新岩手日報)

昭和17年5月3日 新岩手日報に見る「翼賛選挙」の深層 昭和17年(1942年)5月3日の「新岩手日報」の紙面は、まさに翼賛選挙(第21回衆議院議員総選挙)の開票速報と、「推薦候補圧勝」の文字で埋め尽くされています。 国家が「選別」した推薦候補の圧倒的優位 Screenshot この選挙の最大の特徴…
翼賛選挙「断然強い推薦候補!」(S17.5.3新岩手日報) l全県

翼賛選挙「断然強い推薦候補!」(S17.5.3新岩手日報)

【歴史を読み解く】昭和17年5月3日「新岩手日報」が伝える、翼賛選挙の熱狂と違和感 古い資料を整理していると、時折、教科書でしか見たことのない「歴史の分水嶺」が生々しい姿で現れることがあります。 今回ご紹介するのは、昭和17年(1942年)5月3日発行の「新岩手日報」。太平洋戦争開戦から半年、日本中…
映画配給社発足(S17.4.1新岩手日報) m県外・参考

映画配給社発足(S17.4.1新岩手日報)

紅系・白系じゃないの?昭和17年の新聞に見る映画配給「黄白」の謎 昭和17年(1942年)4月1日。この日は日本の映画史において、大きな転換点となった日です。 今回、当時の『新岩手日報』の紙面から、既存の映画史の記述とは異なる興味深い記述を見つけました。 1. 「映画配給社」の誕生と一元化 記事の見…
ノモンハン事件で戦死した釜石市出身勇士の遺族に皇后陛下が御下賜品(昭和17年1月24日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

ノモンハン事件で戦死した釜石市出身勇士の遺族に皇后陛下が御下賜品(昭和17年1月24日)

昭和17年1月15日の岩手日報より。 満蒙国境で展開されたノモンハン事件で戦死した日本兵は7000人とも9000人ともいわれている。 この戦死者に対し、釜石市出身者遺族に1月24日、盛岡の県庁本庁舎で御菓子と御歌複本の伝達式が行われるという。 対象者は14名であった。     &…
日独伊軍事協定が成立し、岩手県下でも新たな感激(昭和17年1月20日) l全県

日独伊軍事協定が成立し、岩手県下でも新たな感激(昭和17年1月20日)

昭和17年1月20日の岩手日報より。 見出しは「日独伊軍事協定成立の快報 県下に新たな感激」と題し、「待望の日独伊軍事協定がベルリンに於いて調印された」とのことで、「我が方参謀部長ならびに軍令部長の名を以て代理者がこれを行った巡潜たる軍事協定で・・・」とのことであった。 これは、1月18日に調印され…
郵便局で「感謝貯蓄」スタンプ(昭和17年1月20日) l全県

郵便局で「感謝貯蓄」スタンプ(昭和17年1月20日)

昭和17年1月20日の岩手日報より。 新聞記事によれば「打倒英米を目指し大東亜に雄渾なる聖戦の展開するにつれ各方面に於ける軍の赫々たる捷報は、いま国民を感謝と感激の渦に浸らせている」のだそうで、郵便局では「感謝貯蓄」運動を展開していた。 それで全国の郵便局は、「感謝貯蓄」スタンプを通帳に推すことにし…
松平晃・三原純子・森光子が盛岡で公演します…よね?(昭和17年1月20日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

松平晃・三原純子・森光子が盛岡で公演します…よね?(昭和17年1月20日)

昭和17年1月20日の岩手日報の広告欄より。 タイヘイレコードの松平晃とその楽団、三原純子、森光子が公演を行うという。 ところが、盛岡市内のどこで公演するかが全く書いていないのである。 岩手日報の広告に「公演」と書いているくらいなので、来て公演するのは確かなのだろう。 しかしどこで公演するかが全く書…
大政翼賛会&岩手殖産銀行「皇紀2602年、皇軍に感謝して献納しよう!」(昭和17年1月16日) l全県

大政翼賛会&岩手殖産銀行「皇紀2602年、皇軍に感謝して献納しよう!」(昭和17年1月16日)

昭和17年1月16日の岩手日報より。 大政翼賛会のマークも高らかに献納を呼び掛けている。 「一億のどよめく勝鬨にあけた皇紀二千六百二年」とあるが、これは前年12月8日の真珠湾攻撃のことだろうか。 「この戦果に酔ってはいけない」とはいうものの、すでに諸々の配給は滞り始めていたのである。 むしろ「戦果に…