i社会

一関・キューピー移動交通公園に新たな施設完備(昭和42年11月4日) i一関・西磐井郡

一関・キューピー移動交通公園に新たな施設完備(昭和42年11月4日)

昭和42年11月4日の岩手報知より。 11月1日から3日にかけて、交通安全展示会が行われたが、この開催期間中の同乗見学や交通教室利用者は約30,000人であったと言う。 ここで使われた見通しの悪い道路、鉄道踏切用の機関車模型や軌道は今をキューピー移動交通公園に加えられ、学校、幼稚園、遊園地などを巡回…
農繁期になると子供の線路遊びが増える l全県

農繁期になると子供の線路遊びが増える

昭和42年5月8日の岩手日報より。 5月に入り、農繁期に入ると、子供の面倒を見る暇がなくなり、子供が危険な遊びに走るようになるという。 その一つが線路遊び。 線路に侵入して置き石をしたり、列車に石を投げたり。 盛岡鉄道管理局では、この5月を「列車妨害防止月間」として、沿線各市町村に協力を要請したのだ…
北上で聾啞の男が老婆を絞殺(昭和42年5月4日) g北上・和賀郡

北上で聾啞の男が老婆を絞殺(昭和42年5月4日)

昭和42年5月4日の早朝、北上市内の山林で老婆の絞殺死体が発見された。 老婆は前日3日の朝、山菜取りに出かけたが、夜になっても帰宅しなかったので家人が自家所有の山林を探し回っていたら、杉林の中で死体となっていたのである。 北上署は、近隣の不良を中心に怨恨と痴情の線で捜査を展開することとした。 また、…
岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日)

昭和42年5月9日の読売新聞岩手版より。 水沢市に続いて、盛岡でも盛岡駅と盛岡バスセンターで悪書追放の「白ポスト」が設置されたのだという。 いわく、「こどもに見せると悪影響を及ぼすような週刊誌、雑誌を、おとなが読んだ後、子供の目に入る前にこのポストに投げ入れてもらおうというもの」 そもそも、全国的な…
ワンマンバス導入をめぐって県南バスはついに48時間スト(昭和41年11月5日) e釜石・遠野・上閉伊郡

ワンマンバス導入をめぐって県南バスはついに48時間スト(昭和41年11月5日)

昭和41年11月5日の岩手東海新聞より。 釜石駅から徒歩で会社や学校へ ワンマンバスの運行問題をめぐって、これまで4カ月間争議を続けてきた岩手県南バスの労組は、ついに5日から、48時間後に突入した。 部分ストも含めると、10月17日から始まっており、かれこれ14日間にわたってバスが止まっており、岩手…
道の真ん中を歩く危ない小学生(昭和41年4月7日) e釜石・遠野・上閉伊郡

道の真ん中を歩く危ない小学生(昭和41年4月7日)

昭和41年4月8日の岩手東海新聞より。 この時期,釜石警察署では、道の真ん中を歩く小学生たちに頭を痛めていた。 朝は、上級生や親たちのリードがあって学童歩道を歩くのだが、下校時になると上級生もリードしてくれないし、授業が終わった開放感で家に広がって歩くようであった。    …
朝鮮人、殺人未遂(見出し原文ママ)(昭和40年12月4日) e釜石・遠野・上閉伊郡

朝鮮人、殺人未遂(見出し原文ママ)(昭和40年12月4日)

昭和40年12月4日の岩手東海新聞より。 この日、釜石市大渡町1丁目にある朝鮮会館内で、朝鮮人同士が丸棒で暴行して瀕死の重傷を負わせた殺したものと思って釜石警察署に自首すると言う事件があった。 幸いでも被害者は一命は取りとめたようであった。 原因は、11月17日に新潟港から北鮮(原文ママ)新帰国する…
(4コマ漫画)環境問題を熱く語る(昭和40年12 月4日) e釜石・遠野・上閉伊郡

(4コマ漫画)環境問題を熱く語る(昭和40年12 月4日)

昭和40年12月4日の岩手東海新聞より。 この頃になると、岩手東海新聞でも4コマ漫画「らばさん」を掲載していた。 そして、珍しいことに地元のデパートの丸光が提供すると言う形をとっていた。 そして、今回は何がテーマであったかと言うと公害問題である。 浮浪者曰く「我々は自然に対して非情です」。 そして、…
釜石の老人ホームで避難訓練(昭和40年11月30日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の老人ホームで避難訓練(昭和40年11月30日)

昭和40年12月1日の岩手東海新聞より。 年の瀬に向けて年縄作りに一生懸命取り掛かっていたところ、11月30日に釜石の老人ホーム「五葉寮」では火災避難訓練が行われた。 非常ベルが鳴り、スピーカーから「裏手で火事が発生したので正面玄関から避難してください」と呼びかけたら、52人の入寮者がお互いかばい合…
山田町の町章は山口相互銀行の行章のパクリではないと分かったが…(昭和40年10月22日) d宮古・下閉伊郡

山田町の町章は山口相互銀行の行章のパクリではないと分かったが…(昭和40年10月22日)

昭和40年10月22日の岩手日報より。 山田町の町章は、山口相互銀行のパクリではないかと指摘された。 結局、その指摘は真実ではないということになったが、しばらく町章を使用するのは控えようということになった。 ちなみに、現在の町章はこの5年後の昭和45年に制定された。  …
盛岡・東宝第一映画劇場の殺人事件(昭和40年10月14日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・東宝第一映画劇場の殺人事件(昭和40年10月14日)

木曜日の夜 昭和40年10月14日、木曜日の夜のこと。 盛岡最大の歓楽街となった映画館通りの、まさに映画館である東宝第一劇場では「国際秘密警察 鍵の鍵」と「けものみち」を二本立てで上映していた。 このうち夜の部の会場は17時50分。 南側の便所で、22~23歳の若い男が血まみれになって倒れていた。 …
馬場検事総長が「くりこま1号」で来盛(昭和40年10月14日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

馬場検事総長が「くりこま1号」で来盛(昭和40年10月14日)

昭和40年10月15日の岩手日報より。 馬場義次検事総長が、東北5県の地方検察庁の視察のために、急行「くりこま1号」で盛岡に来た。 この馬場検事総長、昭和32年には売春汚職事件で検察内部の権力争いを繰り広げ、偽情報をつかませて読売の記者を自殺にまで追い込んだという。    …
新型踏切で事故を防げ!(昭和40年10月11日) l全県

新型踏切で事故を防げ!(昭和40年10月11日)

昭和40年10月11日の岩手日報より。 車の増加により、踏切事故も増大していた。 そのことに国鉄は悩まされていた。 そこで、赤外線による障害物検知装置や重力式遮断機を開発し、各路線に付けることになった。 赤外線による障害物検知装置は、踏切の両側から赤外線を出してそれが阻害されたら警報を出して列車に異…