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福岡町(二戸)から北海道の虻田に出稼ぎに行っていた女性が帰郷(昭和42年11月30日) b二戸・二戸郡

福岡町(二戸)から北海道の虻田に出稼ぎに行っていた女性が帰郷(昭和42年11月30日)

昭和42年12月2日のデーリー東北より。 かつて、東北の農村から多数の労働力が出稼ぎに行っていたが、それは男性が首都圏に出稼ぎに行っていたとは限らない。 それは男性が首都圏に出稼ぎに行っていたとは限らない。 女性が北海道や静岡などの農村に出稼ぎに行くと言う例もあったのである。 今回はそのような例で、…
釜石の人が見たベトナム美人(昭和41年3月4日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の人が見たベトナム美人(昭和41年3月4日)

昭和41年3月4日の岩手東海新聞より。 釜石の人がベトナムに行ったようだ。 この時期はまさにベトナム戦争の真っ最中で、韓国が「ベトナム行きのバスに乗り遅れるな」と数々の師団をベトナムに送り込み始めた時期でもある。 この白土さんという人は、新聞記者か何かだろうか。 具体的に戦争に関する記述は無いが、女…
4コマ漫画「らばさん」:フェミニストのいなかった時代(昭和40年12月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

4コマ漫画「らばさん」:フェミニストのいなかった時代(昭和40年12月1日)

昭和40年12月1日の岩手東海新聞より。 この時期になると、東海新聞にも4コマ漫画が出ていたようである。 今回は、整形外科を題材にしたもの。 2コマ目までは、美容整形をする女性を、それほど否定的には描いていない。 問題は3コマ目と4コマ目。 美容整形をした中年女性を、旦那は逃げてしまう。 このような…
杉浦幸雄「チャキチャキ娘」(昭和35年1月6日) l全県

杉浦幸雄「チャキチャキ娘」(昭和35年1月6日)

昭和35年1月6日の岩手日報より。 この当時連載されていた4コマ漫画は杉浦幸雄「チャキチャキ娘」。 杉浦は明治生まれであるが女性描写には定評があり、「ヒゲとボイン」の小島功にも影響を与えたという。 確かにシンプルな描線で描かれた女性は「令和の漫画」として掲載してもさほど違和感無く受け入れられるのでは…
ポン児君「あれぢゃ見られん」(昭和32年8月15日) h水沢・江刺・胆沢郡

ポン児君「あれぢゃ見られん」(昭和32年8月15日)

昭和32年8月15日の江刺のローカル新聞「岩手民声新聞」より。 この時期連載されていたのは「ポン児君」という4コマ漫画。 正直言って、どんなふうに面白いのか謎である。 あえて解釈するならこんな感じだろうか。 主人公の前の席にはもともと美女が座っていたが、辞めてしまい後任は美人ではない女性。 主人公は…
酔っ払いの弁護士(69歳)が街頭募金の少女に殴りかかる(昭和31年5月8日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

酔っ払いの弁護士(69歳)が街頭募金の少女に殴りかかる(昭和31年5月8日)

昭和31年5月9日の岩手日報より。 5月8日の昼下がり、盛岡の中心街・大通3丁目で仙北中学校の女生徒が「白い羽根」の赤十字募金を募っている。 そうすると、酔っ払った老人が「子供たちに募金させてるのは誰だ!」と、その女生徒に殴りかかったのだ。 それを見た通行人が慌てて引き離したが、興奮した老人は女生徒…
花巻にモダンな婦人会館 f花巻・稗貫郡

花巻にモダンな婦人会館

昭和30年11月11日の岩手日報より。 花巻町役場が花巻中学校の跡地に引っ越したので、その跡地に婦人会館を建設した。 建物はモルタル塗りのクリーム色で、窓枠は薄いグリーン、正面は3階が化粧ガラス張りで、内部はフローリングの集会場などがあったという。      …
「岩手初の女性代議士」は今・・・ j東磐井郡

「岩手初の女性代議士」は今・・・

昭和30年11月6日の岩手日報より。 婦人参政権10年を特集する記事の中で、「岩手初の夫人代議士」として、昭和21年の第22回衆議院議員総選挙で岩手県選挙区でトップ当選した菅原エン氏の現在を追っている。 そもそも、菅原氏は渋民村では一番の豪農で、盛岡高等女学校(現在の盛岡二高)から戸板裁縫学校高等師…
盛岡・松屋デパートに森永スイートガールが来ます!(昭和30年11月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・松屋デパートに森永スイートガールが来ます!(昭和30年11月1日)

昭和30年11月1日の岩手日報より。 盛岡の松屋デパートに「森永スイートガール」が来るという。   へえ・・・そういうのがあったんだ・・・ と思いながら「スイートガール」について調べてみると、他でもない森永製菓の公式ページにあった。 でも昭和12年で終わったというのだが・・・? 20年近く…
盛岡に痴漢出没(昭和30年8月18日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡に痴漢出没(昭和30年8月18日)

昭和30年8月19日の河北新報岩手版より。 8月16日には盛岡で舟っこ流しが行われ、痴漢が現れたのだという。 それで捜査を行っていた矢先の8月18日、今度は新庄田中(現:若園町)で5歳の幼女が友達と遊んでいると、自転車できた男にいたずらされたのだという。 それで警察は厳重に捜査を進めていた。 &nb…
一関七夕始まる(昭和30年8月23日) i一関・西磐井郡

一関七夕始まる(昭和30年8月23日)

昭和30年8月23日の河北新報岩手版より。 この日、一関でも七夕まつりが始まった。 写真は一ノ関駅の七夕飾りである。 これに先立ち、8月20日にはミス一関コンテストが行われ、20名のうちから以下の3名が入賞した。 ミス一関:塗料店勤務(20歳) 準ミス一関:専売公社職員(20歳)、一関服装学院生徒(…
一ノ関駅の公衆便所に赤ちゃんの死体が投げ入れられる(昭和29年3月24日) i一関・西磐井郡

一ノ関駅の公衆便所に赤ちゃんの死体が投げ入れられる(昭和29年3月24日)

昭和29年3月25日の岩手日日より。 3月24日の朝6時20分ごろ、一関駅構内の公衆便所の汲み取り作業していると、西側4つ目の便壺に、生後間もない男児の死体が手ぬぐいに包まれて投げ捨てられてあるのを発見し、一関市警察署に届け出たものである。 検死の結果、死後2日から3日経過しており、窒息死したものと…
岩手県経済連の女子事務員に新しい事務服 a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手県経済連の女子事務員に新しい事務服

昭和29年3月6日の岩手日報より。 ある程度以上の年齢であれば「岩手県経済連」と言えば「農協」のことであると分かることと思う。 社会人野球でも強豪であった。 当時は盛岡の呉服町(現在の中の橋の近くの第九十銀行跡のあたり)にあった。 その岩手県経済連で、女子事務員に新しい事務服というニュースである。 …
中山マサ厚生政務次官が水沢で講演し座談会(昭和28年9月3日) h水沢・江刺・胆沢郡

中山マサ厚生政務次官が水沢で講演し座談会(昭和28年9月3日)

昭和28年9月5日の胆江日日新聞より。 水沢公民館主催の夏季大学では、厚生政務次官の中山マサを招聘して講演会を行ったという。 その後の座談会では、以下のようなことが話し合われたという。 未亡人にはタバコ販売店が優先的に許可されるので更生の一端にしてほしい。 妊娠調節の不徹底で不幸が起きている。その器…
盛岡に17歳の麗人タクシー運ちゃん登場(昭和26年6月21日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡に17歳の麗人タクシー運ちゃん登場(昭和26年6月21日)

昭和26年6月21日の「夕刊いわて」より。 盛岡の杜陵タクシーに、17歳の女の子が運転手としてデビューするという。 当時は盛岡最大の歓楽街であった八幡町の小料理屋の一人娘でケイ子ちゃんと言ったという。(本名は別) 岩手女子高校ではバレーボール部や水泳部で活躍するほど活発な少女であった。 運転免許を取…